【拡大写真はコチラ】 前田健(左)は、昨年獲得した、最多勝、最優秀防御率、最多奪三振の「3冠獲得記念Tシャツ」を着用しダッシュする=沖縄市(撮影・市尻達拡) 打たれても構わない‐広島・前田健太投手(22)が7日、オープン戦では結果を求めない考えを示した。昨季オープン戦は防御率4・76だったが、シーズンでは開幕から勝ちまくり、投手タイトル8つを総なめ。「調整段階だし、打たれた方がいい」と、“8冠調整”で2年連続の活躍を期す。この日はキャンプ2度目のブルペン入り。立ち投げで30球を投じるなど、調整は順調そのものだ。 ◇ ◇ 最多勝、最優秀防御率に沢村賞…。タイトル8冠を奪った昨季の自信がそう言わせた。「何も変えるつもりはない」。中日との3・25開幕戦に向けた調整プランを問われた前田健は、昨春と同じペースで歩むことを宣言した。だからオープン戦も、これまでがそうだったように結果を求めるつもり