いっぽうで、近年の「著作権の強化」という動きそのものにたいする懸念の声は日本ではほとんどあがりません。デジタルテクノロジーが発達するにつれ、コピーやシェアはインターネット以前の時代からは考えられないほどかんたんで、1クリックでだれもができる「あたりまえ」のこととなりました。それとは対照的に、世界の著作権法は年々厳しく、「コンテンツのコピーやシェア」をゆるさないものとなってきています。TPPの締結でこの動きは加速します。これはなぜなのか?はたしてそれはこのデジタル時代に妥当な法律なのか?日本で議論されることはほとんどありません。