親による児童虐待から子供を守るため親権を最長2年間停止できるよう定める改正民法などが27日の参院本会議で全会一致で可決、成立した。期間の定めのない従来の親権喪失制度は親権の回復が難しく「親子関係の修復が不可能になり活用しにくい」と福祉の現場から指摘されていた。より柔軟に運用できる停止制度を創設することで虐待防止につながることが期待される。1年以内に施行する。 厚生労働省によると、全国の児童相談所(児相)が処理した児童虐待相談は、09年度は4万4211件で、10年前の4倍に増えた。児相はこのうち1万682件を一時保護。だが、児相所長が家裁に親権喪失を申し立てるのはまれで、最高裁が把握したケースは08~09年の2年間で計12件にとどまる。 改正法は親権規定に「子の利益」を明記し、親権喪失の要件を「虐待または悪意の遺棄」「子の利益を著しく害する」場合に限定。親権停止は「子の利益を害する」場合と、
虐待する父母から子供を守る手段とされながら、長年、行政による救済にほとんど用いられてこなかった民法の親権喪失制度。これを見直す改正民法が27日成立した。虐待する親と子に長年向き合ってきた施設の現場からは、歓迎と共に課題を指摘する声も上がる。 「親権停止の仕組みは前進だが、もっと前からあれば救われた子供も多かった」。こう話す東日本の児童養護施設長は、過去に何度か親権喪失ができないか検討し、見送ったことがある。 入所児だった20代前半の知的障害の男性が中学生の時。それまでほとんど会いに来なかった父親がやってきて尋ねた。「障害年金は出ていないんですか」。男性は3歳までに3度、親の虐待によるとみられる脳挫傷の手術をし、後遺障害が残った。父親が引き取りたいとも伝えたため、「金目当てだ」と親権喪失の検討を始めた。障害年金が成人前で未支給と知った父親からの連絡が途絶えたため、立ち消えとなった。男性は18
<追跡> 児童虐待の深刻化を受け、親権制度を見直す改正民法が27日に成立した。虐待する父母の親権を最長2年間停止できる制度を新設するなど、現場が長年求めてきた内容が盛り込まれた。改正で何が変わり、狙い通り機能するのか。期待と課題を探った。【野倉恵、石川淳一】 ◇申請、ハードル下げる 西日本の刑務所に服役中の30代男性は無銭飲食などで受刑を繰り返してきた。軽い知的障害があり、幼いころ母親が蒸発、小学1年で児童養護施設に保護された。10代半ば、無免許運転のバイク事故で頭の骨を折って一時意識不明となり、このころ暴力団員の父親が10年以上の服役から出所。事故保険金を受け取り男性を引き取った。男性は事故の後遺症で障害が重くなっていたが、十分世話を受けられないまま、父親は犯罪に手を染め再び服役。その後、男性は無賃乗車で警察に保護され、施設長が迎えに駆けつけた。 30歳を過ぎても行き場のない青年を支援す
親の虐待から子供を守るため、親権を最長2年間停止する制度の新設を柱とした民法等改正案が27日午前の参院本会議で全会一致で可決、成立した。来年4月に施行される予定。病気の子供に治療を受けさせない医療ネグレクト(放棄)や、入所施設からの連れ戻しなどを想定。親権を抑制し、虐待に迅速、柔軟に対処できるよう強化する。 改正前の親権喪失制度は、期限を定めずに親権を奪うため親子関係への影響が大きく、申し立てをためらうケースがあると指摘されていた。今回の制度は、親族や検察官らのほか、子供本人や未成年後見人も家庭裁判所に申し立てることを可能とし、認められれば最長2年間親権が停止される。状況が改善されれば、親や親族は親権停止の取り消し請求ができるが、改善されなければ延長も可能。 子供を保護し、財産を管理する後見人は1人だったが、負担が重いとして法人や複数で務めることを認める。しつけのため親が子供をしかることが
この記事あまりに的外れみたいなので撤回しますね。内容は残すよ。まあ酔っ払った勢いの記事なのでw 「日常」が大好きなみなさん、スラマッパギー。うみちゃんですよ。 さて、標題のようなことを述べたくて久々にはてダのエントリを起こすわけですが。要旨としてこれは押さえておいてください。 「日常」の配信制限がBDやDVDの売り上げ懸念によるものではない おそらく問題となっているのはニコ動のトラフィック 別に「日常」ファンがBDやDVDを買い支えないとコンテンツが伸びないということはない というわけで、始めますね。 なんで「日常」は配信制限が掛かるようになったの? という件について、主についったーや2chでは「BDやDVDが売れなくなるからだろう」という憶測が飛んでいます。で「角川はケチだ」的な言説が出てきていて荒れているわけですが、おいらはこれ、全くの間違いだと考えます。 どなたかがすでに指摘されてる
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