時はけっこうさかのぼって、2009年6月。 以前から、糸井重里と懇意にしてくださっている (当時は)新潮社の編集者・松家仁之(まさし)さんが 2009年度から2010年度までの2年間、 慶應大学のSFCで、ゼミを持っていたんです。 で、そのゼミの授業の一環として 学生のみなさんが 「ほぼ日を、もっと良くするには?」 というアイディアを考え、 ほぼ日にもって来てくださったことがあります。 今から約2年前のことです。 ふだん、それほど交流が多いとはいえない 20歳前後の大学生が大挙してご来社。まぶしい若人。 何チームかにわかれて発表してくださり、 いろいろと 参考になる意見をもらったんですけど、 糸井重里の第一声は 「新しい読者を獲得するアイディアとかを たくさん『プレゼン』してくれたけど、 きみたち、何かのセールスマン?」 ぼくら乗組員にとっては、 まぁ、ふだんのMTGのノリなんですが、 学