16日、CSKAモスクワの本田圭佑は自身のゴールでチームをCL8強に導いた。 CLの決勝トーナメントで日本人選手がゴールを決めたのは史上初。と同時に、日本人選手がCLの8強入りすることも初めてのこと。本田はこの日、2重の快挙を達成したことになる。ところが、この本田の活躍で難しくなったのが日本代表、中村俊輔との関係だ。 【中村をとるか、本田をとるか】 例えば15日、アサヒコムのコラムで釜本邦茂氏はこう語っている。 「中村と本田は同じタイプだ。似たタイプが中盤より前に2人いるため、攻めの機能を失わせている面がある。中村をとるか、本田をとるか。今後、岡田監督はそういう選択を迫られる可能性があるかもしれない」 2人の実力者の共存は昨年来、代表チームが抱える大きなテーマの一つだが、岡田監督はまだその指針を示せていない。 【チーム内で影響力の強い選手をどの時点で切るか】 昨年7月、元NHKアナウン