Microsoftは米国時間12月10日、フラッシュメモリ向けファイルシステム技術のライセンス提供を開始すると発表した。 今回同社が発表したライセンスプログラムは、FATを拡張したExtended File Allocation Table(exFAT)フォーマットに関するものだ。MicrosoftはFATフォーマットについてもライセンス提供を行っているが、多くのLinuxディストリビューションにFATが含まれていることもあって、論争の的になっていた。 FATでは32Gバイトだったメディアの最大記憶容量がexFATでは最大256テラバイトと、理論上は飛躍的に増える。また、Secure Digital Extended Capacity(SDXC)カードでのファイル保存が高速化し、拡張性が増したとMicrosoftは説明している。 「オーディオや動画などリッチなファイルの使用が急増している」