ソフトウェアの機能規模を測定する手法の1つ。開発工数の見積もりに利用される。ソフトウェアの“機能”を基本にして、その処理内容の複雑さなどからファンクションポイントという点数を付けていき、ソフトウェアのすべての機能のポイントを合計して規模や工数を導き出すもの。 計算方法の基本は以下の通り。まず、機能などを数える際のタイプとどこまで数えるかを明確にする。次に、評価の対象となるシステムについて、ユーザーファンクションタイプと呼ばれる外部入力、外部出力、外部照合、内部論理ファイル、外部インターフェイスの数をファンクション数としてカウントする。その機能がどのファイルをどれくらい参照するのか、やりとりを行うかのかを数えるもので、プログラムを作る前の段階のDFDやERDなどから見積もることができる。 そして、それぞれの難易度を3段階(容易・普通・複雑)で評価して点数化(ポイント化)して、そのポイントに次