プログラミングHaskell第2版の翻訳とレビューが完了し、ラムダノートから発売されました。レビューしてくださった5名の方に、改めてお礼を申し上げたいと思います。閉じられたissueは177個ですが、複数の指摘を含むissueもあるので、大雑把に言って250箇所ぐらいは改善されたのだと思います。 初版を買ってない方や、これからHaskellに入門したい人には、手放しでお勧めできます。この記事では、初版を持っているけど、第2版を買うべきか迷っている人に、どこが変わったのか説明します。 書体 コードが数学風の書体から、ブロック体になりました。Haskellに関する論文は、数学風の書体を使う伝統があって初版で採用されていましたが、これが一番不評でした。第2版では、奇を衒らわずに普通になりましたので、安心して読めると思います。 利用するシステム 利用するシステムが、HugsからGHCになりました。
日本語圏におけるHaskellの解説本には、これまで4回の波がありました。 それを思い出しながら、最後に『プログラミングHaskell 第2版』の紹介をします。 第1波 第2波 第3波 第4波 『プログラミングHaskell』が改訂されます 第2版ではプログラミングにおける型の理解が深まると思う ここで買えます 第1波 Haskell解説本の1つめの波は、2006年、『入門Haskell』と『ふつうのHaskell』が出版された頃にありました。 このうち、『入門Haskell』は(おそらく)日本初のHaskell本です。 『入門Haskell』(2006年) 『ふつうのHaskell』(2006年) 『ふつうのHaskell』は、書名だけを見ると「特殊な言語」であるHaskellを「ふつう」に説明している本であるように思えるのですが、実はそうでもなくて、淡々と部品の説明をしていく感じの内容
ご来店ありがとうございます。 ラムダノートでは、Grahum Hutton氏によるプログラミング言語Haskellの定番教科書、 "Programming in Haskell" の改訂にあたる『プログラミングHaskell 第2版』(山本和彦訳)の発売を当直販サイトにて開始いたしました。 『プログラミングHaskell 第2版』(紙書籍+電子書籍)(税別3200円) 『プログラミングHaskell 第2版』(電子書籍のみ)(税別3000円) 「紙書籍+電子書籍」版のお求めでも、「電子書籍のみ」版のお求めでも、いますぐPDFのダウンロードが可能です。紙書籍については、8月22日(木)以降の発送開始を予定しています。書店(オンライン書店を含む)での紙書籍の発売も8月22日以降を予定しております。 なお、直販サイトでのお求めにあたってユーザ登録などは不要です(ただ、ユーザ登録をしていただくと、
Computers blindly follow orders, and at some fundamental level, programming is about giving computers orders to follow. The expectation is that when a computer carries them out, it will achieve a particular goal a programmer had in mind. Coming up with these orders, however, is not easy. While computers are thorough and efficient, they are also rather limited in the vocabulary of instructions they
Turn the corner from “Haskell student” to “Haskell developer.” Haskell in Depth explores the important language features and programming skills you’ll need to build production-quality software using Haskell. And along the way, you’ll pick up some interesting insights into why Haskell looks and works the way it does. Get ready to go deep! about the technology Software for high-precision tasks like
Get Programming with Haskell introduces you to the Haskell language without drowning you in academic jargon and heavy functional programming theory. By working through 42 easy-to-follow lessons, you'll learn Haskell the best possible way—by doing Haskell! about the technology Programming languages often differ only around the edges—a few keywords, libraries, or platform choices. Haskell gives you
2017/10/03 (この記事は『Haskell入門 関数型プログラミング言語の基礎と実践』の書評もとい宣伝です) Haskell は研究者から開発者まで様々な人が関わり発展している言語です。純粋なエンジニアがHaskellを学び始めるとファンクタやモナドなど数学由来の概念に惑わされ、まともなアプリケーションを開発できるスキルを身につけるところまでたどり着かないというのはよくある話だと思います。これらの概念は決していたずらにHaskellを難しいものにしているわけではなく、むしろ他の言語にはない素晴らしい機能を提供してくれるものです。しかし学習の段階ではどこまで学ぶべきか折り合いをつけるのが難しく入門の敷居を高くしてしまっているのも事実です。 技術評論社より新しく出版された『Haskell入門 関数型プログラミング言語の基礎と実践』は「まったくの初心者がHaskellでアプリケーションを
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