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色調補正のためのスキルを身に着けたら、続いて着手したいのがPCの環境を整えること。モニターキャリブレーション、カラースペースなど、どこまでも奥深い話になってしまう分野だが、今回は極力わかりやすく、誰でも簡単に導入できるよう解説する。 記念すべき連載第10回目の今回は、「色調補正を正しく行なうために、PC環境を整えること」についてお話していきたいと思います。新しいステージへの扉を開く回です! 今までこの連載では、色調補正の方法をお伝えしてきました。「写真全体の明るさや色調」をコントロールする方法は、もうかなり身についてきていると思います。そんなあなたを次のステージへお連れするために、ちょっと苦いお話をしなくてはなりません。 (心苦しいのですが)、早速苦い一言を申し上げます。もし、あなたが調整した写真を人に渡した時「なんか色がおかしいんだけど?」と、言われたらどうしますか? 「せっかく色調補正
食品は時間の経過と共に色や形が変化しやすい。フードフォトをレタッチする場合はこのことを念頭に置き、事前にフォトグラファーと綿密な打ち合わせを行ないたい。今回の作例では色調補正とワープ変形処理を行ないながらフードフォトを仕上げて行く過程を解説する。 Photo:片岡竜一 素材の色ごとにマスクを作り、個別に色調整を行なうのが基本 食品は複数の食材を使って調理されることが多く、その色や質感もさまざま。相反する色が混在し反対色の関係にある食材同士が絡みあっているケースも少なくない。今回撮影したマカロンはグリーンとピンク(マゼンタ系)が反対色の関係だ。撮影してみるとグリーンの発色が良くなかったのでレタッチで色調補正を行ないたい。 この場合の一番確実な処理方法は調整レイヤーに適切なマスクを作り、調整したい範囲を限定することだ。マスクを作らないと反対色のピンクのマカロンにまでグリーンと同じ色補正がかかり
『画像をぼかす』と一口に言っても、その方法にはいろんなものがあります。一番有名なのはPhotoshopの『ガウスぼかし』に見られるようなGaussian Blurですが、残念ながらこれはカメラに見られるようなリアルなぼかしと比べるとどうしても見劣りします。原因はいくつか考えられて、一つはGaussian Blurに使われているガウス関数の勾配が穏やかなため、現実のレンズのシチュエーションを考慮していないという点があります。 それじゃあ勾配を急にした関数ー例えばフェルミ分布関数のようなーをカーネルに採用すれば良いのかというとそういうわけではありません。有名なLena画像で試してみましょう。 左が元画像、中央がカーネルにガウス関数を用いた画像、右がフェルミ分布関数を用いた画像。 確かに中央よりは綺麗だけど、それでもまだリアルとは言えない それじゃあ他に何が違うのでしょう?端的に言うと、黒も白も
さて、前回の「撮影編」に続けて、今度は「補正・加工」の話に入ります。 今回は、あんな感じで撮ったOGOの写真の中から使えそうなものを一旦ピックアップし、どれか一つのRAWデータを現像処理した後、同じ現像設定を全てに反映させるというお気楽モードなやり方をしました(その後最終的に個別に微調整)。 では、撮影直後と完成型を見比べてみましょう。 左が撮影したRAWの状態、右が現像・加工処理したあとの状態です。 適正露出じゃなくてもいいからと、とりあえずシャッタースピードだけ優先したので、こんな感じでコントラストも足りないちょっと暗めの写真ができてます。 さ、ここから完成型までの道のりを解説します。 はっきり言って手順よりも余談が長いです、覚悟してください。 その前に全体の流れを説明しておきましょう今回撮影に使ったカメラはNikonのD300なので、現像処理に利用したのは同じくNikonから発売され
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