こんにちは。SCSKでデリバリーを担当している植木と、レッドハットでプリセールスを担当している梅野です。3回にわたり、今注目を浴びているBRMS(ルールエンジン)について、主に技術的な観点からコラムを書かせていただきます。どうぞよろしくお願いします。 BRMSの特徴 BRMSついてはだいぶ認知されてきたと言えるでしょう。Business Rule Management System、その頭文字がBRMSです。内部構造としてはルールエンジンと、ルールを管理するマネージメント部分に分かれます。ここではそのうちのルールエンジン部分について解説していきたいと思います。 ルールエンジンはアプリケーションから呼び出されて動作する、1つのサービスと位置付けられます。ルールとは、業務で定義される「お約束ごと」です。例えば、 「請求金額は、同じ契約番号であれば提供している複数のサービスをまとめて計算する。」
BRMS(ビジネスルールマネジメントシステム)とは、組織や企業の「ビジネスルール」を業務アプリケーションから切り離して、「ルールエンジン」によって、ビジネスルールを登録・管理・実行するシステムです。 ビジネスルールとは、ビジネスを遂行する上で判断・行動していくための基準となるもので、《○○○ならば(条件)△△△する(アクション)》と表現することができます。例えば勤怠システムなら、《「18時以降の勤務時間」は、「残業時間としてカウント」する。》というようなルールが考えられます。ルールエンジンとは、上記のような物事の判断過程《こういう場合にこうする》をプログラム化して実行するソフトウェアです。 一般的な業務アプリケーションの場合、ビジネスルールが変われば、その都度アプリケーションを修正しなければならず、そこには大きなコストと工数が発生してしまいます。変化の激しい昨今のビジネス環境には、とても対
企業の情報システムは、ビジネスニーズや市場の変化に迅速に対応できることが求められています。このような課題への解決策として注目されているビジネスルール基盤である、Red Hat JBoss BRMSについてご紹介します。 企業活動においては「条件に従って、アクションを決定する」ということが日常的に行われています。例えば、経費精算では「申請金額が1万円以下ならば、部長が承認する」、保険商品の販売においては「20代、独身、男性ならば、〇〇保険、××保険、△△保険を提案する」のような条件とアクションの組み合わせがビジネスルールです。企業活動を遂行するために重要な要素となる ビジネスルールは、一度決定したら長期間変更されないものと、新サービスや商品の追加や法令の変更に準拠するように、短期間で変更されるものがあります。 変化の多いビジネルスールを迅速かつ柔軟に情報システムで実現し、ビジネスに活用するた
クレジットカード不正使用の被害が近年増加傾向にある。フィッシングなどで得た個人情報を使った“なりすまし”が増えているためだ。大手航空会社の日本航空も、オンライン航空券予約における不正取引の監視に手を焼いていたという。 クレジットカード不正使用の被害が止まらない。日本クレジット協会の調査によると、国内における被害額は2012年の約68.1億円に対し、2013年は約10億円増の78.6億円に。2014年は9月までの統計で約78.9億円に達しており、前年を大きく上回るペースという。 これはインターネット市場の拡大に伴い、情報漏えいやフィッシングなどで不正に取得された個人情報を利用した、オンライン上での“なりすまし”による不正取引が増えているためだ。Web取引を行う事業者としては、新たな不正取引手口への対応が急務となっている。 航空大手の日本航空(JAL)もその対策に追われていた1社だ。不正なクレ
ユーザーがいないわけではない。複数のベンダーが存在し、それぞれ長く活動している。しかし、ブレークしているとは言いがたい。こんな状態が続くIT関連製品がいくつかある。「BRMS(ビジネスルール管理システム)」ソフトはその典型だろう。 BRMSソフトは業務に関わる規則(ルール)を作成・管理し、利用できるようにするソフト。BPM(ビジネスプロセス管理)ソフトを補完する形で、複雑な業務プロセスの運用を効率化するのが狙いだ。日経コンピュータでは2006年ごろから記事で取り上げているが、いまだに知る人ぞ知る存在にとどまっている。ちなみにBPMソフトも、いまだブレークしていない製品の一つだろう。 理由は様々あるが、製品の価格の高さがネックであるのは間違いない。多くが導入に数百万円以上かかる。そんななか、主要製品の一つである「Corticon」が90日間と期間限定とはいえ、無料で利用可能になった(関連記事
印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます アシストは8月7日、米Progress Softwareのビジネスルール管理システム(Business Rule Management System:BRMS)ソフトウェア「Progress Corticon」のルールモデリングコンポーネントである「Progress Corticon Studio」を90日間無料で利用できる評価版のダウンロードを開始した。 BRMSはビジネスルールと処理プログラムを分けて管理でき、従来型の開発では困難だった、後工程での仕様変更、柔軟かつきめ細かい要件対応、迅速で容易なシステム改修を実現し、生産性向上や工数、コストの削減に寄与するものとして期待されている。与信や保険加入審査が必要な金融業界、料金プラン変更
先月にこのエントリー書きました。覚えていらっしゃるかもしれないが・・ 拝啓ソニー様。そもそもどこかが間違っている気がします レンズスタイルカメラと、 Xperia Zシリーズを合体させる専用ケース これはXperia Z1用 自分はUltraなのでこれなのですが・・ こいつをXperiaに装着すると、純正クレードルで隙間が空いてチャージできなくなる件でした。 上記のブログに書いた問題はふたつあり、そもそもソニーとあろうものが、純正のクレードルでチャージできないカバーを販売するというのはいかがなモノかという点と、ソニーの担当者から電話が来たときに担当者自身が実物を見てないし、知らないという点にありました。 ソニーマーケティングから電話が来ました まず5/13くらいに電話でクレーム。そして「拝啓」のブログを書いたのが5/20。6/10くらいにソニーマーケティングのソニー使い方相談窓口の小野さん
トリドールグループの晩杯屋、酎ハイ3杯(750円)をケチろうとしてきたカスハラ客をお店とSNS上のダブルで返り討ちに
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