[CEDEC 2023]「スト6」の対戦を盛り上げる「自動実況機能」は,どのように作られたのか。システム構築や技術を解説するセッションをレポート 編集部:Junpoco ゲーム開発者会議「CEDEC 2023」の初日となる2023年8月23日,カプコンの薮下剛史氏,岩本卓也氏,アンドリュー・アルフォンソ氏によるセッション「『ストリートファイター6』対戦を熱く盛り上げる自動実況機能の取り組み」が行われた。 「ストリートファイター6」(PC / PS5 / Xbox Series X|S / PS4)で対戦中に使用できる「自動実況機能」を導入した目的や,システム構築,膨大なセリフ量を処理する工夫などが語られた講演の模様をレポートしよう。 そもそもなぜ,実況機能の導入を企画したのか 最初に薮下氏から,「そもそもなぜ,実況機能をゲームに導入したのか」が語られた。 実況機能導入で目指したところには,
ゲームを制作して売るという行為はビジネスだ。制作者が自分の裁量で好きなようにやりやすいインディーゲームでもそれは変わりなく、深く考えずに作ってしまうと困った状況に陥りかねない。ゆえにいかに資金を獲得して、いかに利益を出すか考える事業開発は重要となる。 ゲーム開発者たちが情報交換を行うカンファレンス「CEDEC 2021」で、Xboxのインディーゲーム関連を担当しているマット・スミス氏による「インディーのための事業開発」に関するセッションが行われた。この記事ではセッション内のポイントをレポートしていく。 いかに資金調達するか? 具体的な3つの方法 マット・スミス氏。2001年からプログラマーとしてゲーム業界に関わる。Pop CapやEAを経験し、現在はマイクロソフトに。『Plants vs. Zombies』や『VANE』などに関わっている。 今回のセッションは「グレーアート - インディー
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く