人気オンラインゲームでチートツール(チート)と呼ばれる不正プログラムを使い、強化した改造キャラクターでプレーするなどし、運営会社の業務を妨害したとして、神奈川県警は25日、福島、奈良、徳島県に住む少年3人(17~18歳)を電子計算機損壊等業務妨害容疑で横浜地検川崎支部に書類送検した。 チートには有料アイテムを無料化したり、武器を極端に強くしたりするなどの効果があった。県警によると、チートを使ったオンラインゲームのプレーヤーに対し、同容疑で刑事責任を問うのは全国で初めてといい、横行する“改造キャラ”のユーザーに広く警鐘を鳴らすことになる。 書類送検されたのは、福島県会津若松市の大学1年生(18)、奈良県五條市の高校3年生(17)、徳島市の専門学校生(17)。