NTTドコモ、KDDI(au)、ソフトバンクモバイル、イー・アクセスの携帯電話4社は27日、東京メトロの路線上でのサービスエリアを30日始発から拡大すると発表した。南北線の一部区間で実験的に先行実施しているが、これを日比谷線や丸の内線など4路線へと広げ、区間も増やす。4社と東京メトロは年内に「地下鉄内でネット」を全線対応する予定。 30日始発電車からつながるようになる新たな路線と区間は▽丸ノ内線・茗荷谷-淡路町駅間▽日比谷線・日比谷-中目黒駅間▽千代田線・綾瀬-湯島駅間▽南北線・後楽園-本駒込駅間。南北線は先行区間とあわせると、赤羽岩淵-後楽園駅間とぐっと広がる。工事などは4社が共同で整備した。 現在は駅構内では電波が飛んでいるが、トンネルの中は対応しておらず、十分な通信はできない。 東京メトロや携帯4社は「車内ではこれまで通り通話はご遠慮ください」「優先席付近では電源をお切りください」と