[3.29 W杯アジア2次予選 日本5-0シリア 埼玉] 指揮官からの粋な計らいだった。ゲームキャプテンを務めたのはこの日が国際Aマッチ100試合目の出場となったFW岡崎慎司(レスター・シティ)。昨年11月17日のカンボシア戦(2-0)でもキャプテンマークを巻いた岡崎だが、MF長谷部誠(フランクフルト)も先発した試合でゲームキャプテンを務めるのは初めてだった。 そのいきさつを長谷部が明かす。「3、4日前に監督から『次は岡崎に(キャプテンマークを)付けさせようかなと思っている』という話があった」と、バヒド・ハリルホジッチ監督の意向で岡崎がゲームキャプテンを務めることが決まったのだという。 「(岡崎には)パーソナリティの面でもキャプテンとしての資質は十分にある」と考えていた長谷部は「そのまま(岡崎にキャプテンを)やらせたらどうか」と、正式にチームキャプテンを岡崎に引き継ぐ考えも指揮官に伝えたが