過去最高の8割が追加緩和予想、問われる本気度-日銀サーベイ (1) Bloomberg 2016/07/25 (Bloomberg) -- 日本銀行が今週開く金融政策決定会合で追加緩和に踏み切るとの見方が、異次元緩和導入以降の過去最高に達したことがブルームバーグのエコノミスト調査で分かった。2%の物価目標の早期達成のためには何でもやるとしてきた日銀の本気度合いが問われており、緩和がなければ円高が進むとの見方が多い。 エコノミスト41人を対象に15-22日に実施した調査で、日銀が28、29日の会合で追加緩和を行うとの予想が32人(78%)と圧倒的多数を占めた。 直前予想としては4月会合前(56%)を抜いて、量的・質的金融緩和が導入された2013年4月3日会合(100%=対象13人)以降、最も高くなった。 追加緩和の具体的な手法については、エコノミスト39人(複数回答)のうち指数連動型上場投資