大規模な漏水が発生し、矢作川の水位が下がった明治用水頭首工付近(手前が上流)。取水口(右岸)にポンプとホースを設置し、水路(右奥)に水を送る作業を進めていた=18日午前9時33分、愛知県豊田市水源町で(ドローンから大橋脩人撮影) 愛知県の矢作川から農業用水や工業用水を取水する堰(せき)の施設「明治用水頭首工」(同県豊田市)で大規模な漏水が発生した事故で、堰を所管する東海農政局は十八日、記者会見した。堰の下部に穴が開いたことが原因と説明。工業用水を確保するため、ポンプを使って川から用水に水をくみ上げる応急措置を開始したと明らかにした。