前のエントリーでは、論文の入手が時代遅れであることを、素人目で指摘しましたが、今回のエントリーでは、前回予告通り、論文の引用可能性について指摘したいと思いますが、よく考えたら引用可能性って自分で使っていてよくわかりませんでした。なので、引用による論文の価値について、今回は書きたいと思います。 少し前かだいぶ前かわかりませんけど、ある国の科学技術力を測るための方法として代表的なものにその国の大学で出された論文数というのが一つの尺度になっていた時代がありました。 しかし今では、科学技術力を測るには論文数ではなくて、被引用文献数が重要である、というのが常識となっています。 これ、どういうことかというと。 まず知ってもらいたいのが、論文というのは、見てもらえればわかるのですが、 自分の主張をサポートする文献 比較すべき文献 などを文中に[1]というような形で引用して(一例はこちら:Sergey B