2012年6月3日日曜日 「もうこんな国で生きたくない」という絶望が迫っている Tweet ギリシャやスペインで大きな反政府デモが起きているのはもう誰もが知っている。その背景には失業率の問題や、緊縮財政による行政の切り捨てなどがあって、絶望がこれらの国を覆っているのが分かる。 特に若者の失業率は非常に高くなっており、若者の2人に1人は捜しても捜しても仕事がない状態になっている。 これは、適当に遊んでいるからそうなったのではなく、毎日足を棒にして必死で職探しをしているのに肝心な仕事が見つからずにそうなってしまっている。社会から「職」が消えたのである。 みんな遊んでいるわけではない これはギリシャやスペインだけの問題ではない。現在、日米欧の先進国はすべて累積債務問題で国家が弱体化しており、その結果として政治が不安定化している。そして景気は悪化しても政府ができることは何もなくなった。 「