奈良県の荒井正吾知事は25日の定例記者会見で、世界遺産が集中する奈良公園周辺で渋滞が深刻化していることに関連して「(問題の)根本は(東大寺の)大仏殿だけ見て帰る人たち。来なくていい」と発言した。観光…
土木学会は9月20日、2016年度の「土木学会選奨土木遺産」が決まったと発表した。選定された24件のうち、鉄道関係では「旧国鉄五新線(未成線)鉄道構造物群」などが選ばれた。 「選奨土木遺産」は2000年、土木学会が「土木遺産の顕彰を通じて歴史的土木構造物の保存に資する」ことを目的に設立した認定制度。鉄道関係の構造物は「狩勝峠鉄道施設群」(北海道、2003年)や「梅小路機関車庫」(京都府、2004年)、「今福線のコンクリートアーチ橋群」(島根県、2008年)などが選ばれている。 今回選定された五新線は、和歌山線の五条駅(奈良県五條市)から奈良県南部の山岳地帯を縦断し、紀勢本線の新宮駅(和歌山県新宮市)に至る路線として計画された国鉄線。現在の五條市内である五条~阪本間のみ阪本線として着工した。しかし、過疎地を通る路線のため採算性が危惧され、国鉄は完成した路盤の一部をバス専用道に転用。鉄道として
JR関西線の新駅が、奈良―郡山駅間の奈良市八条に建設されることが決まった。 薬師寺など 古刹 ( こさつ ) にも近く、奈良県や市、JR西日本は「奈良市の南の玄関口」として一帯の街づくりに連携してあたる。 JR西日本によると、同社の駅間距離は都市部では2~3キロが標準だが、奈良―郡山駅間は4・8キロと長い。八条地区は奈良駅から南西に1・5キロ離れ、付近を走るバスの本数も少なく、市都市計画課は「公共交通の空白地帯になっている」という。 さらに同地区には、京奈和自動車道の奈良インターチェンジ(IC、仮称)も設けられる予定で、国は西名阪自動車道と接続する大和郡山市までの区間6・3キロの用地買収を進めている。0・6キロ東には、南都七大寺の一つの大安寺、1・9キロ西には薬師寺や唐招提寺が立つ西ノ京エリアがある。新駅ができれば、斑鳩町のJR法隆寺駅まで1本で行け、同地区から周遊できるようになる。 県は
奈良県五條市から和歌山県新宮市までの100キロ超を結ぶ鉄道として計画されながら、旧国鉄の経営悪化などで実現しなかった“幻”の「五新鉄道」跡を活用した路線バス専用道が9月末で閉鎖されることが、18日分かった。紀伊半島の山間部に残された鉄道跡を管理する五條市が、トンネルの老朽化を理由に廃止を決めたため。バスを運行する奈良交通は10月から並行する国道にルートを移すのを前に今月下旬、専用道のお別れツアーを企画。現行ルートがなくなることを惜しむファンらの参加申し込みが相次いでいるという。 五條市などによると、五新鉄道は旧国鉄による山間部の木材などの運搬を目的に、現在の五條市から新宮市まで紀伊半島を縦断するルートが戦前に計画された。戦中の物資不足による中断を経て昭和34年、五條市内の五条-城(じょう)戸(ど)間で路盤11・7キロが完成したが、旧国鉄の経営悪化や自動車の普及などにより鉄道計画は断念された
奈良県橿原市と和歌山県新宮市を結ぶ奈良交通(奈良市)の「八木新宮特急バス」が、2011年の紀伊水害後の乗客減少で存続の危機を迎えている。 高速道路を使わない路線バスとしては国内最長の166・9キロを走り、停留所は167。沿線の一部住民には唯一の公共交通機関でもあり、住民らは今月内にも決まる路線の行方に気をもんでいる。 特急バスは現在、両市を毎日片道3便ずつ6時間半で結んでいる。運賃は全線で中学生以上5250円。 運行開始は1963年。山あいの住民の暮らしを支えてきたが、70年代以降、林業の衰退や過疎化による人口減から赤字が続き、2001年度から両県と国が補助金を支出してきた。 追い打ちをかけたのが、紀伊水害。熊野川沿いのルートにある奈良県十津川村の折立橋が川の氾濫で崩落し、土砂崩れも多発して約2か月間、部分運休を余儀なくされた。観光客の減少も影響し、昨年度の乗客は5年前の7割、約9万200
マネードクターのFPパートナー、「生保業界のビッグモーター」呼ばわりに法的措置を検討するも結局本当に金融庁が立ち入り検査に動く
飛鳥時代の斉明天皇が埋葬されたという見方が出ている奈良県明日香村の古墳から、銀の線でつながれた20個ほどの大小のガラス玉が見つかり、専門家は、「埋葬された人物の地位の高さを示す副葬品だ」と指摘しています。 奈良県明日香村の牽牛子塚(けんごしづか)古墳は、飛鳥時代の天皇の墓の特徴である八角形をしていることから、大化の改新を行った中大兄皇子の母親に当たる斉明天皇が埋葬されたという見方が出ています。 銅で覆われた状態で出土したガラス玉とその周辺を、奈良文化財研究所がエックス線を使って分析したところ、直径1センチほどのガラス玉の周りに、白や緑、茶色の直径1ミリほどの別のガラス玉が20個ほど置かれ、それらは4本の銀の線でつながっていたことがわかりました。 研究所の降幡順子主任研究員によりますと、古墳からガラス玉がつながった状態で見つかるのは、全国でも極めて珍しいということです。 飛鳥時代に詳しい東京
アメリカで、走行中のバスのフロントガラスを突き破って飛び込んできたシカが、車内で跳ね回ったあと、ドアから一目散に逃げ出す様子をカメラが捉えました。 アメリカ東部、ペンシルベニア州で14日、1頭のシカが走行中のバスのフロントガラスを突き破って車内に飛び込んできました。 バスに搭載されたカメラは、勢いよく飛び込んできたシカが、なんとか外に出ようと窓やドアに体当たりしたり座席の上に飛び乗ったりして、車内で跳ね回る様子を捉えています。 その後、運転手が機転を利かせてバスを止め、前のドアを開けると、シカはドアから飛び降り、一目散に逃げていきました。 当時、バスには乗客1人が乗っていましたが、運転手も含め、けがなどはなかったということです。 バスに飛び込んできたシカが、このあとどうなったかは分かっていませんが、アメリカのメディアは、「シカは無賃乗車をして逃げて行った」と伝えています。
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