何回か記事にしている昔の実家の遺品整理だが、いよいよ終盤に近づき、すごいのが出てきた。 祖父母の海外旅行の記念品が詰まったJALの特別かばんだ。中身をさぐって、45年前の海外旅行を少しだけ追体験してみよう。 【過去記事】 「叔父の遺した海外コインに打ち震える」 「45年前の観劇チケットがかっこいい」 「親孝行な僕に、酒が無限に湧きだす」 「叔父の遺品を紹介します」
6月、JALの開設するFacebookに次のようなコメントが投稿された。「倒産して税金でやってる会社……調子乗ってんじゃねえよ!」。重量管理システムの不具合などで国内便178便が欠航となったことを詫びるJALに対して非難の声を書き込んだのは、ANAの現役機長。そのことがネット上で特定されるという経緯もあって、なにげなく発せられたであろうひと言は思わぬ形で大騒動に発展した。 経営コンサルタントという立場で航空業界とかかわってきた私は、冒頭のコメントを見て大きな驚きを禁じ得なかった。機長の批判があまりにも的外れだったからだ。JALは本当に「倒産して税金でやっている会社」なのか? ここで改めて経営破綻後のプロセスを整理してみよう。 JALは2010年1月に会社更生法の適用を受け、倒産した。上場廃止によって株券は価値を失い、取引先の銀行は計5215億円もの債権放棄を迫られた。新経営陣の下、企業再生
限られた通信容量を皆さまでご利用いただくため、音声通話・ビデオ通話を含むSkypeなどのVoIPサービスはご利用いただけません。 衛星通信を利用してご提供するサービスであるため、飛行ルートや気象状況により突然通信が中断したり不安定になることがございます。 また場合によって通信の中断、不安定は数分から数時間発生することもございます。 高速の回線速度を必要とする動画やデータの閲覧およびダウンロードには時間を要する場合があります。また、アクセスが集中するとつながりにくい場合があります。 インテルサット社の機内Wi-Fiサービスについて ボーイング737-800(738/73H)のV40機材がWi-Fiシステム装着機対象となります。
2014-06-12 テレビ局内定者の前途は真っ暗なんだが。。。 テレビ局へ内定が決まっている学生たちが、『オレたち、すごくね?』と渋谷のスポーツバーで騒いでいたという記事を、法政大学教授の水島宏明氏が書いていた。 水島教授は、そういう自己陶酔気味な学生に対して、こうコメントを残している。 「オレたちって、すごくね?」 そう言って舞い上がっている学生に、テレビ局のOBとして、大学の教員として教えてやろう。 「オマエらは別にすごくはない。単に運が良かっただけだ。自慢しているんじゃないよ。バカモノ!」 「そんなことで舞い上がっている程度の人間には、その先はない」 確かにちょっと心配になる。 水島教授は、キー局の生涯賃金がいかに高いかを紹介し、入社出来た事くらいで舞い上がっていたら、庶民の痛みが分からずテレビマンとして良くないと学生を非難している。 これを読んで私は、『そもそも、今年のキー局内定
日本航空(JAL)が開設したフェイスブックのページに、全日空(ANA)の機長とみられる利用者が「調子乗ってんじゃねえよ!」などと書き込んでいたことが明らかになった。ANA広報室は、書き込みをした人が同社のボーイング777型機の現役機長だと認めており、調査を進める考えだ。 ANAウェブサイトとフェイスブックに同一人物の写真 JALでは2014年6月5日、航空機の重量バランスを管理するシステムに障害が起き、機材繰りが原因の欠航を含めると国内線178便が欠航。6月6日夕方にはフェイスブックのページにもお詫びのメッセージを投稿した。このメッセージのコメント欄に、翌6月7日朝、問題の書き込みが行われた、内容は 「倒産して税金でやってる会社…調子乗ってんじゃねえよ!」 というもの。書き込みをした利用者は、プライベートで野球観戦する写真をフェイスブックで公開しており、同じような顔の人物がANAの機長とし
2003年、今から10年前、JALが新しいロゴを発表した日のこと。 良く覚えています。 私は、その頃、まだニューヨークにいました。 「気持ち悪い」本当に申し訳ないけど、このロゴを見た時に瞬間にそう思いました。 私は、もともとデザイナー。米国で、デザインの賞もいくつかもらっています。デザインのプロとしての目から見て、「どうして、こんなことになっちゃったんだろう」というのが正直な感想。 JALがそれまで使って来たロゴはこれ↓ どう見てもこの元のロゴの方がいい。新しいロゴは居心地が悪いぐらいに、バランスも色もカタチも全てが。。。う〜ん、なのでした。 なので、2003年、私は、多くのNYの人達に、 「JALロゴの改変がねぇ。。駄目すぎで、JALあんなんじゃ、つぶれちゃうかも」と言ってました。 それを聞いた皆さんは、笑いながら、「よーこさん、ロゴぐらいで大げさだなぁ、(笑)」って反応でした。 だから
2014-05-06 羽田ハブ化には、外資規制緩和とキャリア(航空会社)のビジネスモデル転換が必要 航空行政 藤沢数希さんが、「羽田空港はアジアのハブ空港になれるのか?」という記事を書かれていた。 内容としては「航空規制緩和を進めて競争を促し、航空運賃を下げよう。JALの破綻はそれを実行に移す良いタイミングだったのに逃してしまった」といったところだ。 これについては、筋論として100%同意する。海外に比べ異常に高い運賃を引き下げ、消費者にとっての「選択肢」を増やすことこそが消費者利益だ。 ただ、この記事中には、少し用語に錯綜がある。それを補足的に説明しながら、どうすれば羽田空港が「アジアのハブ空港」になれるのかの私論を述べてみたい。 ◎オープンスカイ=2国間の航空自由化協定 まず、記事中に航空規制緩和を指す言葉として「オープンスカイ」という用語が出てくるが、オープンスカイは規制緩和と同義で
高橋: こんにちは、高橋です。先月に引き続き徳丸さんをお招きして、今度はANAの不正ログイン事件についてお話を伺います。徳丸さん、よろしくお願いします。 徳丸: 徳丸です。よろしくお願いします。 高橋: まず、事件の概要を説明します。「ANAマイレージクラブ」のWebサイトに不正ログインがあり、顧客9人のマイレージ、総計112万マイルがiTunesギフトコードに勝手に交換されていたとするものです。当初顧客の通報で発覚した点はJALの場合と同じですね(参考)。 徳丸: で、私はなにをしゃべればいいのですかね。お招きいただいたので出てきましたが、パスワードがJALは数字6桁、ANAは4桁ですが、それ以外はあまり変わらないのですよね。 高橋: JAL、ANAと事件が続きましたが、攻撃手口は見えてきていないのでしょうか? 徳丸: 公式発表も報道もあまり情報がないので確定的なことは言えないのですが、
JALの6桁数字パスワード問題から派生して、JALのサイトがパスワードリマインダとして「現在のパスワード」を教えてくれることから、JALサイトではパスワードを平文保存しているのではないかという疑惑が持ち上がっています。それに対して、「いやいや、従来の主流と思われるソルト付きMD5ハッシュでの保存しても、実用的な速度でハッシュ値から元パスワードを『解読』できるよ」と、JALを擁護(?)するエントリが現れました。 パスワード問合せシステムを作る (clojureのreducers) この記事では、最初Clojureによる単純な総当たりで36秒、Clojureのreducersによる並列化で11秒でハッシュ値から元パスワードが求められるよ、と説明されています。まことに痛快な記事ですので、未読の方には一読をお勧めします。 とはいうものの、100万件のMD5の総当たりが、逐次実行で36秒、並列化して
日本航空(JAL)は2014年2月3日、同社が運営する「JALマイレージバンク(JMB)」の会員Webサイト(画面)への不正ログインが判明し、JMB会員になりすました第三者がマイルを特典に交換するトラブルが多数発生していたことを発表した。 JAL広報部の説明によれば、1月31日から2月2日までに7人のJMB会員がコールセンターに「身の覚えのない特典交換をされた」という問い合わせをした。JALが調査したところ、不正ログインによる「Amazonギフト券」への交換の可能性が疑われたため、2月2日16時までにAmazonギフト券交換サービスを停止した。不正交換の可能性があるJMB会員は約60人で、JALが個別に事実確認を進めている。 現時点では「Amazonギフト券」以外への特典交換の影響は確認されていないという。だが、不正ログインに至った経緯の全容が明らかになっておらず、今後影響が広がる可能性が
サービス業にとって、品質の均一化と顧客満足度の向上は永遠のテーマだ。大多数の顧客から合格点をもらうことができるが、100%の顧客から100点満点をもらうことは絶対にできない。なぜなら顧客1人ひとりは人間であり、それぞれに望むサービスが異なり、それに応対する側も人間であり、サービスに対する考えがことなるからだ。 そこでチェーン店では接客マニュアルを作り、サービス品質の均一化を図る。しかしページに限りがあるマニュアルは、一般的な事例への応対のみで、言うなれば最低限の品質を保持するためのもの。飲食店や販売店など、接客サービスは付加価値という場合は、マニュアルで大多数の顧客を満足させられるだろう。 しかし顧客をおもてなしすること自体がサービスという業種では、マニュアルどおりには進まない。その最たる例が客室乗務員(CA)だ。CAは旅客1人ひとりの秘書のような存在でもある。 通常の秘書は、相手の個性や
1年ぶりにレイバンのサングラスが半額に!在庫切れになる前にゲットしておこう #Amazonブラックフライデー 名づけて「航空整備士たちのしごと術」。 12月1日からJALのボーイング767-300ER型機に順次導入される新シート。10月某日、JALのご担当者から聞いたのは、その「SKY SUITE 767(スカイスイート767)」初号機がいままさに改修中で、しかもシートが入る前のカラの機内を見られるという話でした。「座席が設置されていな状態の機内は想像以上に広い。キャッチボールだってできますよ」というワクワクするような話も聞いて、整備場のある中国の廈門(アモイ)まで行ってきたわけです。 ところが、予定通りに廈門に到着したにもかかわらず、時すでに遅し。作業は予定よりも早く進んでおり、シートはほぼ並んでいる状態でした。事前に聞いた情報との違いに「なんでこんなに早いの...」と思いつつ状況を聞い
公共交通機関に求められるもの。まず第一は安全性だ。次に求められるのは適正な運賃だろう。そして世界広しといえど、分単位の定時運行が求められるのは日本だけだろう。おそらく日本では、適正な価格以上に、定時運行が求められる特殊な国だ。 日本の鉄道が時計のように正確に運行されることに、外国人観光客が驚く(というか驚愕する)という話は有名だ。なにせ各駅停車と特急が2地点を往復する海外の鉄道からすれば、複雑な乗り入れや分割・併合運転が行なわれ、各駅停車に急行、快速に特急とさまざまな運行パターンを持つ日本の鉄道は、それだけで驚かれる。 しかし日本の空のダイヤも世界一正確なのをご存知だろうか? 2012年に日本航空(以下、JAL)が運航した13万3千便のうち、その90.35%が遅れ15分未満で運航され、定時到着率は世界ナンバーワン※になった。 ※出展:2012年度定時到着率世界No.1(FlightStat
「そもそもを考えるシリーズ」と銘打って、債務超過7,000億 JALはそんなに悪かった?というコラムがあるのですが、「こうした試算を大企業全体に当てはめれば、かなりの企業が実質債務超過になりそうな気がします」とか書いてあって、事実関係を主張したいんじゃなくて感覚なんだそれ、と思いました。 ただ、確かに労働組合が単純悪とは言えず、労働者に経営感覚や社会常識といった智恵があったら労働者であるはずもないので、彼らに知性を求めるのは酷であるし、徒党を組んだら文殊の智恵となる類のミツバチのような群生的な集合知など期待できようもありません。突き詰めれば、微妙な人が結社化して経営の合理化がなかなかできなかったという過去の経営が営々と積み重ねた赤字が問題だろうと思うので、労働組合としては真面目に問題に取り組んでるだけなんだろうなあと。知力が足りないだけで。
ぐっちー@山口正洋さんがJALの件で。 日本航空については言わねばならぬことがどうしてもひとつある。 http://guccipost.jp/cgi-bin/WebObjects/12336a3d498.woa/wa/read/sq_12626e75aa3/ 原則としてはごもっともなんですけれども。 [引用]再生委員の調査によってもJALが数年前から債務超過(つまり倒産企業)であったことが既に明らかになっている。最後のファイナンスは2008年6月。問題が表面化したのが昨年9月、この時点で政府の支援が決定した訳だから、たった1年で5000億以上の債務超過に一気に陥るなんてことはどうみても説明不可能でしょう。2008年6月の段階でアウトだったことは明白です。 当時主幹事だったみずほから来ていた増資資料を見るに、当時238円だったJALの株価の正当性に触れており、DDを行うなかで会計上適法だけれ
経営再建中の日本航空(JAL)が、思わぬ形で海外からの注目を集めている。米CNNがJALの西松遙社長兼CEOの「倹約ぶり」を取材、その様子が放送されて、反響を呼んでいる。レポートでは、西松社長が報酬をパイロット以下にカットしたことや、都営バスで通勤している様子が紹介され、「ユーチューブ」に転載された動画のコメント欄に「米国のCEOはJALを見習うべきだ」との声が相次いでいるのだ。 社員食堂の列に並んで会計し、昼食 CNNが東京発でJALについてのレポートを放送したのは2008年11月。西松社長が都バスで出勤したり、社員食堂の列に並んで会計し、昼食をとったりする様子が映し出されている。さらに、ナレーションでは、人件費削減の取り組みを説明する際に、「07年には、西松社長は自分の年収を9万ドルまで減らした。これは、パイロットの稼ぎよりも少ない額だ」などと紹介。 これは、JALが07年2月、07年
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