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核兵器──初めて登場してから70 年以上経った今でも、人類は未だ、これを超える威力を持った兵器を手にしていません。原子核という、我々の身体や、身の回りの全てのものを構成する、極「当たり前のもの」が、何故これほどまでに圧倒的な威力を持つ兵器の素たり得るのか、その極小の世界が生み出す極大の破壊力のメカニズムについて徹底的に解説した本を、遂に書き上げました。 本書は、かつてイーストプレスから出版された「ミリタリーテクノロジーの物理学 << 核兵器 >>」の重装版とも言うべきものです。同書は、新書版のために頁数が決まっていたことに加え、僅か4 週間で急いで書いたために、後で見直すと僕的にもいろいろと不満がありまして、何れちゃんとした形で書き直そうと思っていたのでした。また、新書版は「読み物」として書いたため、内容的にも軽いものでしたが、本書は、各項目について、機序を論理的に、かつ定量的に記述したた
前の記事 iPad新聞『The Daily』は成功するか 「人間の呼吸」を検知する軍事ロボット 2011年2月 9日 サイエンス・テクノロジー コメント: トラックバック (0) フィードサイエンス・テクノロジー David Axe Photo: TiaLinx アフガニスタンのタリバンたちは、上空から攻撃してくる米国の無人機を「だます」ために、より少数で行動するようになってきているという。Sebastian Junger氏は優れた著書『War』で、無人機に搭載された赤外線センサーを混乱させて、赤外線に探知されないようにするため、太陽の熱で暖められた岩の上で毛布にくるまるという方法も紹介している。 だが、壁越しでも人間の息遣いを聴くことができる新しい地上ロボットのおかげで、米軍の無人部隊から身を隠すのはさらに困難になる可能性がある。 カリフォルニア州の企業、米TiaLinx社は、昨年末から
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