匿名の質問に、自分の名前を出して回答し合うサービス「ザ・インタビューズ」の注目度が高まっている。著名なエンジニアやクリエイターが参加して、それぞれの知識をインタビューに応じて公開するなどし、多くの利用者を引きつけている。一方で人気が増すとともにトラブルも発生。「質問者のIDを公開する」といった発言がソーシャルメディア上に出回り、騒動を引き起こした。 ザ・インタビューズは、GMOインターネットグループのpaperboy&co.(ペパボ)が2011年7月末に開いた研修会で生まれたサービス。同社から独立した形でスタッフがベータ版(試用版)を運用している。自分の名前を登録、公開したうえで、匿名の質問に答えたり、ほかの利用者に匿名で質問をしたりして交流する。友人グループで誰が出したか分からないように趣味や好みを尋ね合ったり、普段は声をかけにくい著名人などに仕事について聞きたいことをぶつけたりできる。