箱根駅伝 往路最下位の20位でフラフラになりフィニッシュ後、関係者に抱えられる東京農業大学の5区津野浩大=2日、神奈川県箱根町・芦ノ湖(撮影・桐山弘太) 東農大で5区を走った津野が体調不良のため意識がもうろうとした状態で走り、先頭の東洋大から40分以上遅れてゴールにたどり着いた。原因は不明ながら午前9時30分ごろに吐くなど、走れる状態ではなかったという。大会規定では、メンバー変更はレース開始前までと決まっており、間に合わなかった。 前田監督は「生命に関わることなので、途中に何回か止めようと思ったが、本人が走ることを望んだ」と厳しい表情で説明した。