スタートアップのマネジメント手法として大きな脚光を浴びている「リーンスタートアップ」の提唱者、エリック・リース(Eric Ries)氏が来日。アマゾンデータサービスジャパン主催のイベント「アマゾン リーンクラウド エボリューションセミナー」で講演を行いました。 リーンスタートアップの「リーン」とは、トヨタ自動車が生み出した「トヨタ生産方式」(TPS:Toyota Production System)をほかの分野や企業でも適用できるように再体系化、一般化した「リーン生産方式」のことで、徹底的にムダを排除する生産方式です。 リーンはここ数年、ソフトウェアのアジャイル開発方法論と結びついてソフトウェア業界で注目を浴びてきました。そこに「リーンスタートアップ」が登場してスタートアップの経営とも結びついたことで、特に西海岸を中心に大きなムーブメントとなったようです。 日本でもリーンスタートアップは大
ご無沙汰しております。いやー、書き癖を失ってしまいました。が、ここ数ヶ月、自分の書く日本語が目に見えて衰えている(後で読み返すと、誤字脱字、論旨の飛躍が多い)ので、ここは奮起してブログ復活です。 さて、The Lean Startup、知っていますか。Eric Riesという人が書いた本ですが、最近の起業のエッセンスが詰まっていて、これからIT系で起業する人、今まさに起業中の人は、絶対読むべき。「不確実な状況の中で事業を始める際に、いかに科学的に成功確率を上げるか」という方法論です。 「シリコンバレーで最近流行っているのは何ですか」とよく日本の人に聞かれるのですが、ここ半年くらいは、「lean startupの考え方」と答えたりしてます。(本当は、「日本みたいに何かが流行ったりしない」と答えたいところですが、そう言ったらかわいげがないので・・・w)。 今のところ英語版しかなく、日本語版は、
こないだから始まった、Jessica Livingston『Founders at Work 33のスタートアップストーリー』から興味をひく発言を引用するシリーズの2回目である。 ヴィアウェブを買収しようと考える人はいつもいました。私たちがフレッド・イーガンを見つけたときにも、買収したいという会社が現れました。それは日本企業で、後に私たちのソフトウェアの模倣品を作って、日本で大成功を収めています。名前は楽天です。 この発言は Viaweb 創業者にして、現在は Y Combinator 創業者、またエッセイストとしても著名なポール・グレアムのものである。 『Founders at Work』に日本企業の話はほとんど出てこない。せいぜい WebTV の創業者の話にソニーが取引先となるまでの話があるくらいで悲しいものがあるが、久しぶりに日本企業の名前を見かけて思わず身を乗り出したら全然好意的な
Date: 15 4月 2011 Comments: 0 スタートアップとして事業開発、サービス開発、リーダーシップやチームビルディングなど悩みは尽きません。 そんな中で海外の起業家と情報交換し、実際にアメリカのスタートアップも見てきた Wndershakeの代表である鈴木 仁士くんに、創業期の今最もInspireされた本をお伺いしました。 ----------------------------------- □プロフィール Satoshi Suzuki @Doubles9124 Wondershake,Inc. Wonder Shake Founder, PresidentUniversity of California, San Diego 1989年生まれ。幼少期をナイジェリアとロンドンで過ごし、現在は国際基督教大学4年に在籍。 2009年夏からカリフォルニア大学サンディエゴ校
jkondoから「面白かった」と強く薦められたので、風邪で休んだ日に一気読み。ウェブサイト(ウェブサービス)が生まれるには、何らかの理由がある。そしてその理由によって動くのは、最初はたった一人の人間で、たった一人の切実な欲求と強力な動機が何かを生み出す。そのときのエネルギーは凄まじく、没頭する人間は何かに取り憑かれたようで、迷いがない。それがヒットするかどうかとか、誰に使ってもらいたいからとか、そんな危惧も持たない。なぜなら自分が「作りたい」から作るだけだからだ。フェイスブックの創始者、マーク・ザッカーバーグはまさにそんな自己の欲求によって「取り憑かれた」ようにフェイスブックを作った。彼を取り巻く人達や彼を影で表で支えた人の(結果的に裏切られたり決別した人たちを含め)回顧録的なドキュメントドラマチックな本であるが、その人たちがどんなことをしたかとかどんなふるまいをしたかも面白いけれど、何よ
アキハバラをビジネスモデルとして見た場合、それを最も正確に理解するには、「コミックとらのあな」に飛び込んでみることだ。1994年に神田明神下の雑居ビルでスタートした同店は、まるで同人誌のようなゆるい店舗名で、新世紀にかけて“萌え”マーケットをリードした。とらのあなを運営する株式会社虎の穴社長の吉田博高氏に、アスキー総研所長 遠藤 諭が聞いた。 吉田 博高(よしだ ひろたか) 株式会社虎の穴 代表取締役社長 1970年東京都世田谷区生まれ。'88年に工業高校卒業後、'94年に虎の穴を創業。'96年に法人化し、2003年には株式会社に改組。趣味はガジェット、パソコン、モバイル機器の収集や、海外の“OTAKU”研究。現在、法政大学大学院イノベーション研究科にて勉強中で、学生向けに大学や大学院などでの講義も随時行っている。 マンガ、ゲームなどをここに集積 ―― 現在の、コミックとらのあなの事業内容
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