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風立ちぬに関するyuki_2021のブックマーク (29)

  • 『風立ちぬ』 宮崎駿、 零戦賛美を糾弾、 「嘘八百」「神話捏造」 百田尚樹 原作の 零戦映画も こき下ろし | ビジネスジャーナル

    9月6日、引退会見を行ったアニメ界の巨匠・宮崎駿監督。引退作となった『風立ちぬ』(東宝)は興行収入100億円を超え、「最後の作品はスクリーンで」という人も多く、観客動員数は1000万人を突破すると見られている。 そんな映画人生の有終の美を飾ろうとしている宮崎だが、ここにきて『風立ちぬ』と同じ“零戦”をテーマにした“あの作品”を猛批判しているのをご存じだろうか。 宮崎が“あの作品”の批判を展開しているのは、「CUT」(ロッキング・オン/9月号)のロングインタビューでのこと。その箇所を引用しよう。 「今、零戦の映画企画があるらしいですけど、それは嘘八百を書いた架空戦記を基にして、零戦の物語をつくろうとしてるんです。神話の捏造をまだ続けようとしている。『零戦で誇りを持とう』とかね。それが僕は頭にきてたんです。子供の頃からずーっと!」 「相変わらずバカがいっぱい出てきて、零戦がどうのこうのって幻影

    『風立ちぬ』 宮崎駿、 零戦賛美を糾弾、 「嘘八百」「神話捏造」 百田尚樹 原作の 零戦映画も こき下ろし | ビジネスジャーナル
  • 「風立ちぬ」で宮崎駿は大人になった - ライフ・イズ・カルアミルク

    宮崎駿、引退ということで。 「この世は生きるに値するんだ」宮崎駿監督、引退会見全文 http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1309/06/news133.html 「風立ちぬ」は巷の評、特に評論家のそれを読むと「『美しいものを表現したい!』という芸術家としての宮崎駿の業」あたりの結論が多いのかなと思います。それを前提にして「こんなもの監督のオナニーじゃねえか!」って怒ってる派と「いや、自分の信じた美を描くことこそ芸術家の使命なのだ」派に分かれてる印象なんだけど、これ、どっちも浅いと思いますね。たしかに一面の真実を指摘してはいるとは思う。思うけれど、どちらも一面でしかない。「宮崎駿はロリコン」くらい、一面でしかない解釈だと思う。 「美しいものを表現する」は宮崎駿が生涯に渡ってずっと追い続けてきたテーマであって、別に作にはじまった話ではありません。 な

    「風立ちぬ」で宮崎駿は大人になった - ライフ・イズ・カルアミルク
  • 宮崎駿、引退会見で韓国のファンに一言 「ゼロ戦問題については、映画を見ないで論じても始まらないと思います」「お金を払って見ていただけると嬉しいなと思います」 | テル速

    1: アキレス腱固め(東日) 2013/09/06(金) 16:26:03.97 ID:BuR3Rdcy0 BE:318613695-PLT(13000) ポイント特典 --(韓国メディアの質問)韓国のファンに一言。また、ゼロ戦をめぐり、韓国で話題になっていることについての考えは  宮崎「映画を見ていただければ分かると思っていますので、いろいろな言葉に邪魔されないで、映画を見ていただけたらいいなと思います。いろんな国の方々が作品を見てくださっているのはありがたい。同時に『風立ちぬ』は、日の軍国主義が破滅に向かっていく過程を舞台にしている。それについてのいろんな疑問は、家族からもスタッフからも出た。それに応える形で作品を作った。ぜひお金を払って映画を見てほしい」 http://sankei.jp.msn.com/entertainments/news/130906/ent13090615

  • 美しいアニメをつくりたいという呪われた夢「風立ちぬ」 - エキサイトニュース

    「(前作の)『崖の上のポニョ』をやっている時には僕の方が先に行っているつもりだったのに、時代の方が追いついてきた。(今回の映画で描いた)関東大震災のシーンの絵コンテを書き上げた翌日に震災(東日大震災)が起き、追いつかれたと実感した」」 (日経済新聞「宮崎駿 時代が僕に追いついた 「風立ちぬ」公開」2013/7/27 より) 宮崎駿は、幼い頃から現実と妄想の区別がつかないという特殊な才能を持つ、生粋の直感型クリエイター(オタクとも言う)である。 おそらくは毎晩のように、夢の中で「日アニメの神様」手塚治虫と勝手に出会って、脳内手塚治虫にあれこれ励まされていたのであろう。手塚治虫の夢の世界と自分の夢の世界がリンクしている、と彼は信じていたのだと思う。 たとえ未曾有の大震災に巻き込まれても、慌てず騒がず「空に飛行機が飛んでいるゾ〜」とグリプス戦役末期のカミーユみたいなことを言いだしかねないの

    美しいアニメをつくりたいという呪われた夢「風立ちぬ」 - エキサイトニュース
  • 『風立ちぬ』で宮崎駿が考えた、もうひとつのエンディング - Puppet River

    タイトルが駄目すぎて、ほとんどの人は手にも取らないんじゃないかなー、屋からひっそりと消えていくんじゃないかなー、というコレ。 風に吹かれて 作者: 鈴木敏夫出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2013/08/10メディア: 単行この商品を含むブログ (1件) を見る めちゃくちゃ面白かった。ロッキング・オンの渋谷陽一がジブリ鈴木敏夫にインタビューして、ジブリ作品の秘密を暴くという。 聞き手である渋谷陽一の興味感心は、「宮崎駿と高畑勲という二人のめんどくさい天才を手なづけて作品を生み出す剛腕鈴木Pは、いかにして生まれたのか」ということに集中するわけなんだけど、鈴木敏夫を掘っていくことで、むしろ高畑勲の凄さが浮き彫りになっている。往年の『アニメージュ』や高畑勲研究をしている同人誌を思い返しても、他者の視点から、これほど高畑勲の才能にフィーチャーした書籍は今までないんじゃないか。『風

    『風立ちぬ』で宮崎駿が考えた、もうひとつのエンディング - Puppet River
  • 『風立ちぬ』に抗議した日本禁煙学会に学ぶ「売名行為」「炎上マーケティング」の極意

    いやはや、小生、呆れてしまった。宮崎アニメ『風立ちぬ』の喫煙シーンに抗議した、NPO法人日禁煙学会にである。報道を聞いた瞬間、腹立ちぬだった、『風立ちぬ』だけに。 ただ、これは客観的に捉えるならば、わかりやすい「売名行為」「炎上マーケティング」である。考察することにしよう。 まず、同団体による『風立ちぬ』に対する抗議についてだが、率直に、当に、この団体は、これが、抗議文にある通り…… 現在、我が国を含む177か国以上が批准している「タバコ規制枠組み条約」の13条であらゆるメディアによるタバコ広告・宣伝を禁止しています。この条項を順守すると、この作品は条約違反ということになります。 だと思っているのだろうか。「タバコ広告・宣伝」というからには、特定の企業・団体が広告・宣伝目的で投資しているかどうかが論点となるが、同作品のサイトを見る限り、タバコの売上に利害が関係する企業・団体はほぼ見当た

    『風立ちぬ』に抗議した日本禁煙学会に学ぶ「売名行為」「炎上マーケティング」の極意
  • 映画「風立ちぬ」でのタバコの扱いについて(要望と見解)8月16日改訂版 日本禁煙学会

    「風立ちぬ」のテーマは、戦争はやってはいけない=命がいちばん大事だ、と言うことだと思います。私たちも心から共感します。 しかし、戦争はやってはいけないという素晴らしいメッセージを発信している「風立ちぬ」の中で、タバコを吸うことがあまり悪いことではないどころか「魅力的に」描かれている事に、私たちはとても当惑しています。 原作の主人公のモデルとなった方が、実はタバコを吸わない人だったと言われています(注1)。もしそうならば、吸っていなかった人をむりやりヘビースモーカーに仕立て上げたことになり、歴史をねじ曲げていることにほかなりません。 (注1)この作品は実在の零戦設計者を主人公としていますが、喫煙をめぐるエピソードが実話に忠実に基づいているわけではないと思われます。堀越氏が酒もタバコもやらない人だったという記述もあります:小池さとる作「黄色い零戦」。 http://www.amazon.co.

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    にゅーす特報。 「ニュー得ブログ」が「にゅーす特報。」と名前をかえて生まれ変わりました!

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  • 韓国「風立ちぬ」を「極右映画」と指定 韓国内で上映拒否へ - @you ま!

    2013-08-10 韓国「風立ちぬ」を「極右映画」と指定 韓国内で上映拒否へ キム・テウン文化専門記者=日アニメ界の大物、スタジオジブリ設立者宮崎駿(72)の新作‘風が吹く’(風立ちぬ)が9月の韓国封切りを前に微妙な空気に包まれている。場合によっては観覧拒否運動が広まりかねない状況だ。 どんな方法で美化してもゼロ戦が真珠湾空襲に投入されに、製造会社三菱重工業は朝鮮人を強制徴用して労働力を絞り取り(三菱は勤労挺身隊ハルモニに対する損害賠償を拒否し現在も訴訟継続中)、背景になった関東大震災で朝鮮人大虐殺が起き、モデルの堀越二郎は自分が作ったゼロ戦が日軍の大勝に寄与したことに自負心を持った人物という点には変わりなく、これに対する批判と反省は見られないというのが一般評だ。 反戦主義者で戦争武器マニアという矛盾を持った宮崎駿は固有なファンタジー世界を創造し韓国国内でも多くのファンがいる。しかし

    yuki_2021
    yuki_2021 2013/08/11
    そのうちゼロ戦の起源を主張し始めるに1ペリカ
  • 『風立ちぬ』 - 内田樹の研究室

    宮崎駿の新作『風立ちぬ』を観てきた。 宮崎駿は「どういう映画」を作ろうとしたのだろう。 もちろん、フィルムメーカーに向かって、「どういう映画を作りたいのですか?」とか「この映画を通じて何を伝えたいのですか?」というような質問をするのは意味のないことである(「言葉ですらすら言えるくらいなら映画なんか手間暇かけて作りませんよ」という答えが返ってくるに決まっている)。 でも、映画の感想を述べる立場からすると、このような問いを自問自答してみるというのは、決して無意味なことではない。 映画というのは、それについて語られた無数の言葉を「込み」で成り立っているものだからだ。 お門違いなものであれ、正鵠を射たものであれ、「それについて語る言葉」が多ければ多いほど、多様であればあるほど、賛否いずれにせよ解釈や評価が一つにまとまらないものであるほど、作品としては出来がよい。 私はそう判断することにしている。

  • 「風立ちぬ」のせいでこれからサバを食べる度にときめいてしまう気がする - インターネットもぐもぐ

    「風立ちぬ」観た。 都心から離れた映画館の平日の遅い時間、今日も明日も同じような日々が続くってみんなわかってる気怠さとでも今ここにいる2時間はちょっと特別でしょっていう淡い甘さがあってガラガラでスカスカで活気がなくて大変好きです。最高。 なんか…わからん……すごくよかった気もするし全然面白くなかった気もするし終始ぼんやり見てた気もするし細かいところまで脳裏に残る気もするしまた見たくなる気もするし別に1回見たら満足な気もするしめっちゃいろいろ考えた気もするしなんにも揺さぶられない退屈な時間だった気もする— もぐもぐ (@haruna26) July 31, 2013 出てきた直後。数日経ったけど相変わらずよくわからない(よくわからないのにブログエントリ書かなくてもいい気もしてきた)。 ネットでうろうろしてたら熱量感じる感想が多かったから、どこでロリコン全開シーンがあるのかなあ、泣かせにかかっ

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  • 『風立ちぬ』 宮崎駿監督 宮崎駿のすべてが総合された世界観と巨匠の新たなる挑戦 - 物語三昧~できればより深く物語を楽しむために

    評価:★★★★★星5つのマスターピース (僕的主観:★★★★★5つ) ■宮崎駿のすべてが総合された世界観と巨匠のあたらなる表現への挑戦 大傑作だ。全編、僕はじわっと半泣き状態だった。それにしても、ずっと胸が熱くまったままだった。批判もあるだろうと思う。しかしそれくらいギリギリなエッジにトライしているということだろう。この作品は、宮崎駿という大巨匠をして、エポックメイキングな作品になると思う。それは、これが単純にこれまでの彼の持っていた技術や世界観をすべて総まとめにしたというだけではなく(それだけでもすごいのだが)、それを超える新境地に達しているからだ。この年齢で、ここへきてで、壮大な「その先へ」のチャレンジ。さすが、宮崎駿、としか言いようがない、絶句する。ついこの前まで、後継者がいないななどが主要な批評のテーマだったんだが、そんな子余はぶっ飛んでしまうくらいの最前線感覚。素晴らしかった。し

    『風立ちぬ』 宮崎駿監督 宮崎駿のすべてが総合された世界観と巨匠の新たなる挑戦 - 物語三昧~できればより深く物語を楽しむために
  • 賛否両論、タバコシーンから「風立ちぬ」を考察する - エキサイトニュース

    映画『風立ちぬ』は、観賞しましたか? すでに映画を観た人の感想は、まさに賛否両論。恋愛映画として観ても、「一途な恋に感動した」人もいるかと思えば「主人公の冷たい性格がいや!」という人もいたりと、同じ映画を観たとは思えない意見の分かれかたです。 宮崎駿監督も大好きだという、飛行機やメカに注目している人でも「飛行機の描写に感動!」派と、「戦争の描写も避けて卑怯!」派と意見は真っ二つ。友達や知り合いの感想を聞いて「ホントに同じ映画みたの?」とまったく共感できないこともありそうです。 そもそも、この映画『風立ちぬ』自体、堀越二郎の人生と堀辰雄の小説をあわせた不思議な作りの映画で、映画冒頭から夢のシーン。現実と夢の光景を行ったり来たりしながらとくに説明もないという一見難解なもの。しかし、お話としては非常にシンプルなラブストーリー仕立てになっていてこれまた不思議です。鑑賞したものの、「で、結局どう感じ

    賛否両論、タバコシーンから「風立ちぬ」を考察する - エキサイトニュース
  • 生きねば。たとえ誰かを殺してしまうとしても。 『風立ちぬ』 - ゾンビ、カンフー、ロックンロール

  • 一人のクリエーターによる視点からの宮崎駿監督「風立ちぬ」感想 - やや最果てのブログ

    「浅い! 浅い! お前ら全員浅い浅い!」 「風立ちぬ」を鑑賞した俺は、ネットの海を徘徊しながらそう呻く。 ていうか、当然あるはずの感想がまだ出ていない! 出てこない! 何故だ!? 俺が聞きたかったり見たかったり読みたかったりしたいのは、 二郎がブルジョアだとか、人でなしとか、 その他細やかな「演出」に対する批評じゃなくて、 もちろん他の批評家の顔色を伺ったポジショントークでもなくて…… どうやって刺さったかだよ! この物語がお前らの胸に! 魂にこの映画を突き刺した後の取り繕わない傷口を晒して欲しいんだよ! だから、ここで俺は俺が「風立ちぬ」をどう観たかを忌憚なく書こうと思う。 俺がどう「俺の映画」としてこの映画を受容したかを書く。 なのでここから以下はネタバレ、妄言全開になる。ご容赦願いたい。 さて、「風立ちぬ」だが。 俺にとってはもう、この映画は暫定今年ベスト映画だ。 そして人生の中でも

    一人のクリエーターによる視点からの宮崎駿監督「風立ちぬ」感想 - やや最果てのブログ
  • 「風立ちぬ」戦慄の1カット:日経ビジネスオンライン

    青写真を確認した堀越二郎が自分の机に戻り、着席後身をかがめて床のカバンから計算尺を取り出し、椅子を前に引いて作業を始める一連の動作の1カット。 飛行シーンよりもモブシーンよりも、その作画と動画に戦慄した。 スタジオジブリ最新作、宮崎駿監督の「風立ちぬ」は、ずばぬけた航空技術者であった堀越二郎を、ずばぬけたアニメ職人が描写するという職人映画だ。 もはや宮崎アニメと村上春樹作品は、新作がリリースされれば、人は皆なにがしかの感想なり批評なりを述べなければいけないような雰囲気になっている。誰からいわれたわけでもないのに、おのれの見解と立場を表明しなければいけないような圧力が、少なくとも私のTLには充ち満ちる。かくして多くの人は、他人の顔色をうかがいながら恐る恐るつぶやく。 求められてもいないのに。 いや、批評家や評論家の人はいいのですよ。それが仕事だから。 こう見えても私は業でマンガ家をやってい

    「風立ちぬ」戦慄の1カット:日経ビジネスオンライン
  • 『風立ちぬ』を見て驚いたこと - sombrero-records.note

    宮崎駿の『風立ちぬ』を見ました。かなり驚いたので、感想を書きたいと思います。いわゆる”ネタバレ”がありますので、まだ見てない方は読まれない方が良いと思います。映画を見たこと前提に書きますので、まだの方には意味がわかりにくいかもしれません。 「えっ、当に?」というのが、『風立ちぬ』を見た僕の最初の感想でした。なんとなく美しい話として見てしまう物語の基底が、圧倒的に残酷で、これまでの宮崎映画とは次元がまったく異なっています。 そして、たぶんこの残酷さが宮崎駿の音なのだと思います。今回、宮崎駿は今までよりも正直に映画を作りました。それは長い付き合いで、今回主人公の声を担当した庵野秀明も言っていることなので間違いありません。何より、庵野秀明が主人公役に抜擢されたこと自体が「正直に作った」という意思表示です。庵野さんに対する宮崎監督の評価は始終一環して「正直」というものだからです。今回も「庵野は

    『風立ちぬ』を見て驚いたこと - sombrero-records.note
  • 風立ちぬ - 双子座殺人事件

    涙は一切出なかったけど、とても面白かった。宮崎駿、いいじゃんと好きになった。私は「ピラミッドが無い」ならそれでいい、むしろ無くていいとも思うけど、「ピラミッドがある」方がいいと思う人の物語だって好き。 エンドクレジットには「時をかける少女」を思い出してしまった。編と「関係ない」というか「ありえない」というか、そういう「映像」だから(笑) 蚊帳(私も子どもの頃使ってた)、屋根(私も子どもの頃上ってた)、という自分の「体験」と被るものが出てくる冒頭に乗れず、更にはイタリア人の飛行機製作者・カプローニと繋がる夢の描写にぽかんとしてしまい、どうなることかと思ったけど、二郎が青年になった…すなわち二郎と菜穂子が出会う、関東大震災の描写(素晴らしい!)のあたりから突如面白くなった。庵野秀明の声のせいもあるだろう、とても魅力的だった。お手伝いさんを背負って運んで流れる汗、後に菜穂子の喀血を知らされ急い

    風立ちぬ - 双子座殺人事件
  • 宮崎駿は傷ついて生きている人間のプロとして、庵野秀明を使った

    「風立ちぬ」いけるぞ興収100億円!「ポニョ」以来邦画5年ぶりという記事に対して、以下のお題である。 宮崎アニメではプロの声優ではない方を起用することが多いですよね。今回は主役にエヴァンゲリオンの監督、庵野秀明さんを起用しています。プロとアマの良さを上手に使い分けているようです。「プロとアマチュアの仕事」は…A.プロとアマの境はもはやないB.プロとアマは全くの別物だという立場を明確にした上で、論を展開していただけますでしょうか。 この問題については、すでに「宮崎駿は、声優のスキルについてどう考えているのか」という原稿で検討したが、再度、別の視点から検証してみよう。 アニメ声優のプロは、アニメという表現にぴったりマッチする演技を行うスペシャリストだ。アニメは記号だ。人間を描いても、それは人間の絵であり、人間の記号である。実際の人間はじっと立っていても、わずかにゆれ動いている。ふらふらしている

    宮崎駿は傷ついて生きている人間のプロとして、庵野秀明を使った