ネット友だちの森さんの日記の「文章が上手いという呪い」っていう文が面白かった。 もし本当に売れたい、たくさんの人に読まれたいというなら、①目利きの人の目に引っかかるようにする、もしくは②目利きでないバカにも届くようにする。どちらかしかない。それ相応の、文章とは別のところでの努力がいるんです。 でもそんなことなんでしたいんですか? 文章でメシを食っていきたい、とかならわかるんですけど。 私の場合、最初文章を仕事にしたいって思ったときに、小説家とかコラムニストとかになるのは無理だから、出版業界に潜り込んで、そこから編集者の知り合いを作って、なんでもいいから雑誌とかに文章を載せられるようになれたらいいなと思った。 つまり、目利きの近くに行こうと思ったわけだ。ある程度この戦略はうまくいって、ライターになれた。 けど、これは私のやりたいことじゃないって気づいてから、面白くなくなった。 多分、森さんの