現在利用されている公開鍵暗号のほとんどはRSA暗号方式であると言っても過言ではないが、標準化がされている公開鍵暗号の方式は他にも存在する。特に楕円曲線暗号(ECC)は同レベルの強度を持つRSA暗号と比較して鍵長が短いことに加え処理の速さも特徴となっていることからポストRSA暗号として注目を浴びている。 ECCは単一の暗号アルゴリズムではなく、楕円曲線上の離散対数問題を安全性の根拠とする暗号方式の総称である。そこには、楕円曲線上でDiffie-Hellman(DH)鍵共有を行うECDHや楕円曲線上でDigital Signature Algorithm(DSA)を実現するECDSA、楕円曲線上でMenezes-Qu-Vanstone(MQV)方式を実現するECMQVなどが含まれる。 2005年、米国国家安全保障局(NSA)は機密情報の保護のために用いる暗号アルゴリズムのリストであるSuite
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