『先延ばしは1冊のノートでなくなる』(大平信孝 著、だいわ文庫)は、2017年に刊行された同名書籍の文庫版。目標実現の専門家である著者によれば、「1冊のノートで先延ばしを撃退する本」なのだそうです。 ここでいう先延ばしとは、「自分にとって重要な仕事・価値あることを後回しにすること」。つまり、どうでもいいことは先延ばししてもいいという考え方。 そして、そう主張する著者が本書で推奨していることは、とてもシンプルです。 1 「ぶっとんだ目標」をつくる 2 10秒でできることをノートに書いて実行する (「はじめに」より) 自分が目指すべき方向が明確に決まる「ぶっとんだ目標」が見つかると、スイッチが入る、すなわち「その気」になれる。 すると、目標を実現する方向を、“つい目指してしまう”。 だから結果的に、先延ばしが減り、さらに目標も実現するということです。 今のステージでの努力を積み重ねても、行ける