2025年3月15日から20日までの6日間開催される「第3回新潟国際アニメーション映画祭」。レトロスペクティブ部門は、日本のみならず世界の映画・アニメーションに多大な影響を与えてきた監督を取り上げる部門で、第1回に大友克洋、第2回に高畑勲の特集を実施した。今回は、夢と現実の境をたゆたうようなアニメーション表現が特徴的で、没後14年が過ぎた現在でも大きな影響を与え続ける今の業績と魅力を振り返る。 今が監督を務めた「PERFECT BLUE/パーフェクトブルー」「千年女優」「東京ゴッドファーザーズ」「パプリカ」「妄想代理人」に加え、関連作品もラインナップ。大友が総監督を務めたオムニバス映画「MEMORIES」より、今が脚本・美術設定・レイアウトで参加した「彼女の想いで」、今がレイアウトを手がけたおおすみ正秋監督作「走れメロス」、押井守監督作「機動警察パトレイバー 2 the Movie サウン