新・闘わないプログラマ No.425 リプレース 数年前にDBサーバを中心とするあるシステムを構築しました。それは、DB用のディスク領域として600GBを確保して、メモリを4GB積んだサーバ機上でOracleを実行させるような、当時としてはかなりの大容量の贅沢な構成でした。 当時は、一口に「600GB」とは言っても、世の中で手に入るハードディスクと言えばせいぜい4GB止まりで、これを300台並べて1200GBの容量を確保する、というめちゃくちゃな力技を使いました。600GBの容量を確保するのになぜ1200GBかと言うと、ミラーリングしているからです。 この300台のディスクは、当時としては当然のことながらSCSIで、これらをラック8台に収納して、ファイバチャネルでサーバ機と結んで使用する、という豪勢な構成をとっていたわけですが、当然のことながら莫大な費用がかかりました。もうすでに忘却の彼方