夕方のニュース番組内で行った不適切放送について、検証結果をまとめた読売テレビの社屋=大阪市中央区で2019年5月22日午後3時26分、倉田陶子撮影 読売テレビ(大阪市)が夕方のニュース番組「かんさい情報ネットten.」内の街頭ロケコーナーで一般の人の性別をしつこく確認する不適切な放送を行った問題で、同テレビは7日、「セクシュアリティーに関する認識の欠如があった」などとする社内の検証結果と、第三者的な立場で番組内容をチェックする管理職「危機管理責任者」を配置するなどの再発防止策を発表した。同日の番組冒頭でも検証結果を報告した。 検証結果では、問題点として「セクシュアリティーに関する認識の欠如や本人承諾さえあれば問題ないという認識の危険性、さらにVTRチェック体制の不備」があったとした。