かつて京都―大阪を結び、その後の陸上交通発展で途絶えた淀川舟運(しゅううん)の「伏見航路」が10月に62年ぶりに復活した。社会実験の一環だったが、伏見港(京都市伏見区)を生かしたまちづくりの第一歩にもなった。起爆剤となり得る大阪・関西万博を来春に控え、今後どのような展開を見せるのか。 秋晴れの下、大阪方面から北上してきた中型船が伏見港の仮設船着き場に到着すると、横断幕を持った関係者が「ようこそ」と出迎え、歴史的な瞬間を喜んだ。八幡市の80代女性客は「京都市に来る時はいつも電車だが、船から見る川の景色がこんなに素晴らしいとは」と笑顔で語った。 淀川の舟運は豊臣秀吉の伏見港整備で発展し、江戸時代は三十石船などが人や物資を運んだ。近代は石炭輸送を担ったが、鉄道などの発展に伴って昭和初期には衰退し、1962(昭和37)年で貨物輸送を終えた。 しかし近年は
国土交通省は、フルフラットになる座席を備える高速バスの安全性に関するガイドラインを公表した。 深夜移動の乗客へのニーズへの対応を目的として、フルフラットの状態までリクライニングした座席を備える大型バスの導入が求められていることを受け、国土交通省は車両安全対策検討会における審議を踏まえ、フルフラット座席を備える高速バスの安全性に関する要件をまとめたガイドラインを策定した。 ガイドラインでは主な要件として、座席が前向きに備えられており、転落防止プレートと衝撃吸収材等を備えること、転落防止措置及び保護部材を設けること、2点式座席ベルトなどが備えられていることを盛り込んでいる。3点式座席ベルトは衝突時に乗客の頸部を圧迫するおそれがあるため使用しない。 横向きに設置された座席は、着座姿勢での安全性が確保されず、現行の国際基準でも路線バスのような低速走行する自動車を除いて認められていないことから、ガイ
10歳児童が運転する自転車と乗用車の衝突事故で、過失割合は自転車が100%-。修理費用を巡る訴訟で、こんな判決が下された。幼児からお年寄りまで、幅広い年齢層に利用される自転車だが、道路交通法上はれっきとした「車」。今月1日施行の改正法では16歳以上の違反運転に厳罰が科されるようになった。最も身近な交通手段ともいえる自転車の運転マナー向上につながるか。 3つのポイント事故現場は信号機のある交差点。男性が運転する乗用車の対面信号は青を示していた。向かって左側に塀があり、見通しは悪い。男性はアクセルペダルを踏まず、徐行して進入。すると左側から赤信号を無視した10歳児の自転車が飛び出してきて、車とぶつかった。車はほぼ停止状態だったため、児童にけがはなかった。 乗用車の運転手は児童側に修理費用を求めて提訴。大阪簡裁は「本件事故の原因は児童にある」との判断を示し、児童側の過失を認定した。 判決のポイン
スーパーカブ50 / 110・HELLO KITTY 受注期間限定モデル[受注期間:2024年11月8日(金)~2024年11月24日(日)] キティちゃんのリボンと、 そっくりのボディーカラー。 あちこちに散りばめた、 キュートとスタイリッシュ。 しっかりかわいくて、どこか大人っぽい。 いつ眺めてもワクワクがふくらんで、 今日もがんばれる。 そんな期待いっぱいの佇まいに仕上げた、 スーパーカブ50 / 110・HELLO KITTYです。 ふんわりも、大人っぽいも。 2つのサイドカバー。 右のサイドカバーは、ふんわりかわいいレリーフ(彫刻)。左のサイドカバーは、大人かわいいプリント。2つの個性のキティちゃんが、お友だちといっしょにお出かけする、楽しい1日を演出します。Photo:スーパーカブ110・HELLO KITTY
25年間乗ってきたスポーツカー「RX-7」を免許返納を機に手放す西本尚子さん=長崎県時津町で2024年9月16日午後3時42分、川島一起撮影 長崎市滑石1の西本尚子さんが80歳を迎える12月に運転免許を返納し、25年間乗ってきた愛車のスポーツカー「RX―7」を手放すと決めた。車は製造元のマツダ(広島県府中町)が譲り受け、イベントなどで活用する。西本さんは「RX―7は人生を共にしてきた相棒であり友人。これからも多くの人に愛されてほしい」と話す。【川島一起】 製造元・マツダ 「車の魅力伝えたい」 西本さんは事務員をしていた55歳の時、車を買い替えようと思い、2シーター(2座席の車)を探して10店以上を巡ったが、気に入った車種はなかった。たまたま次男が録画していたレースのテレビアニメに登場したRX―7を見て「ボディーラインがきれい」と一目ぼれ。すぐにシルバーの新車を約300万円で購入した。 近所
(台北中央社)台湾人女性が、ニュージーランドの自動車免許取得のため、ニュージーランド自動車協会(AA)で申請の手続きをしたところ、中国系とみられる職員に拒否されるトラブルが起きた。外交部(外務省)は28日、駐オークランド弁事処(総領事館に相当)に対して関係機関に台湾の立場を説明するよう指示した他、AAの責任者が公式に謝罪したと明らかにした。 ニュージーランドメディアの報道によれば、女性はオークランド・ウエストゲートのAAで、条件付きで自動車の運転ができるラーナーライセンスの申請時に、出生地の記入欄に「台湾」と書いたところ、対応した職員に受理できないとされた他、「タイ」と記入してはどうかと提言されたという。 外交部は中央社の取材に対し、AAの責任者は、職員に過失があったと認め、職員の教育を強化すると説明。出生地の欄には台湾と書いても問題はないとし、今後同様の間違いが起きないようにするとしたと
電動キックボードなどのマイクロモビリティ推進の勉強会 自民党MaaS議員連盟マイクロモビリティPT(プロジェクトチーム)は12月4日、東京・永田町の衆院第二議員会館会議室で勉強会を開き、電動キックボードの走行条件緩和などマイクロモビリティの普及向けた課題や要望を討議した。 電動キックボードを巡っては新事業特例制度に基づき公道で走行実証実験中。これらの中間報告を踏まえ、マイクロモビリティ推進協議会がヘルメット着用義務免除や自転車歩行車道での走行など新たなルール作りを提案、要望した。(佃モビリティ総研・松下次男) 勉強会にはMaaS議員連盟の甘利明会長、山際大志郎マイクロモビリティPT座長およびメンバーの国会議員、それに警察庁、経産省、国交省、内閣府、金融庁、総務省の関係省庁の担当者が出席、参加した。 自民党税制調査会会長も兼ねる甘利会長が冒頭に挨拶し、「ようやく世の中に、MaaSという言葉が
ピーポーじゃなくてファーフォー!? 最近救急車のサイレン音が変わった……と思ったら「住宅モード」なるものが存在していた (1/2ページ) この記事をまとめると■近年、救急車のサイレン音が場所によって使い分けされている ■住民の迷惑にならないよう出動率の多い救急車に「住宅モード」というサイレンが設定されている ■通常のサイレン音と何が異なるのか音量や鳴り方で比較 サイレン音は切替可能だった「ピーポーピーポー」という音でお馴染みの救急車のサイレン。じつは近年この救急車のサイレンの音は場所によって使い分けるように変わってきているのだ。もしかしたら気づいている人もいるかもしれないが、このサイレンの音が変わった理由や、具体的にどのように変わっているのかについて紹介していこう。 その名は住宅モード まず、どのようなシチュエーションで音が変更されているのだろうか。それは住宅地や夜間、学校の近くなどできれ
海外の航空会社が航空機の燃料を確保できないことを理由に増便などを見合わせる動きが相次いでいて、成田空港では1週間に57便の新規就航や増便の見合わせが出ていることが分かりました。 インバウンドの増加を背景に、国内の空港への就航や増便を希望する海外の航空会社が増えているものの、航空機用の燃料を確保できないことを理由に見合わせる動きが相次いでいます。 こうした中、成田空港会社の田村明比古社長は、27日の会見で、成田空港でも燃料不足の影響で就航の見合わせが出ていることを明らかにしました。 それによりますと、現時点で中国などアジアの6社が週あたり57便の新規就航や増便を見合わせているということです。 成田空港会社によりますと、燃料不足の背景には、石油元売りによる航空燃料の供給量が落ちていることや、製油所から燃料を運搬する船の不足があるということで、田村社長は、「国としてインバウンドを積極的に受け入れ
熊本県内で路線バスや鉄道を運行する5つの事業者が、運賃の決済手段のうち全国交通系ICカードを年内にも廃止し、今年度中にクレジットカードなどのタッチ決済を導入する方針を決めました。 これは27日、県内で路線バスや鉄道を運行する九州産交バス、産交バス、熊本電鉄と熊本バス、それに熊本都市バスの5つの事業者でつくる「共同経営推進室」が会見で発表しました。 それによりますと、運賃の支払いに使われる全国交通系ICカードに対応する機器の更新時期が迫り、検討を進めた結果、更新にかかるコストが大きいことなどから、年内にも廃止することを決めたということです。 コストが半分程度に抑えられるとして、今年度中にクレジットカードなどのタッチ決済に対応する機器を導入する方針だとしています。 一方、現金での支払いや地域限定型の交通系ICカード「くまモンのICカード」は、継続して利用できるということです。 共同経営推進室に
“分離・合体”できる次世代モビリティ!? 電動3輪モビリティプラットフォーム「ラプター」が一般公開。年内に市販化? ここ最近、既存の乗り物の常識を覆すような次世代モビリティが続々と誕生している。5月26日まで東京ベイエリアで開催中の「SusHi Tech Tokyo 2024」では、ユニットが上下に分かれ、自在にモビリティの機能を変更できるプラットフォーム「ラプター」が一般公開され、注目を集めている。 ラプター|Raptor 写真=RDS 記事の画像ギャラリーを見る これはバイクなのか? どんな乗り物? 側面から見ると「Z」字の形状を持つ、異形のモビリティが一般公開された。この乗り物は2024年5月17日(金)から26日(日)までの期間、東京ベイエリアで開催された「SusHi Tech Tokyo 2024※」にてお披露目された、電動3輪モビリティプラットフォーム「Raptor(ラプター)
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