一昨日(27日)、シンガポールの株式市場に日本の企業が上場しました。 13年ぶりのことです。 不動産会社 社長 「アジアで最も国際色豊かな市場に上場できて光栄です。」 ここ数年、シンガポールの株式市場には、成長が見込まれるアジアに投資先を求めて、世界中から資金が流れ込んでいます。 そのシンガポールで今、市場関係者が熱い視線を注いでいるのが、日本の中堅企業です。 シンガポール取引所 上場部門責任者 「日本企業にどんどん来てほしい!」 シンガポールはなぜ、日本の中堅企業をターゲットに、株式上場を促しているのか? その狙いに迫ります。 傍田 「およそ530万の人口に面積は東京23区ほどのシンガポール。 中継貿易の拠点として栄えたこの国は、金融などのサービス業で『アジアのハブ』を目指す取り組みを続けて来ました。 しかし欧米など、世界の証券取引所の間で買収や統合が進み、争いが激しくなってい