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ブックマーク / bijutsutecho.com (12)

  • 大阪のIR、奈良美智らの作品を無断使用か。「許可自体を求められたこともない」

    大阪のIR、奈良美智らの作品を無断使用か。「許可自体を求められたこともない」国が認定した大阪のカジノを含むIR(統合型リゾート)施設。この広報用資料で奈良美智や村上隆らの作品が使用されており、作家から抗議の声が上がっている。 MGMリゾーツのウェブサイトより 出典=https://www.mgmresorts.co.jp/news/1107/ 国が認定した日初のIR「大阪・夢洲地区特定複合観光施設区域整備計画」。この広報資料が物議を醸している。 このIRはオリックス株式会社と合同会社日MGMリゾーツとが共同投資する大阪IR株式会社が推進するもの。この資料のなかで、送客施設「関西ツーリズムセンター」のイメージ図に奈良美智《あおもり犬》と酷似した作品が配置されている。 同作は奈良の代表的な立体作品のひとつで、青森県立美術館に設置されているもの。約8.5メートル、横幅約6.7メートルの真っ白

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  • 山口晃が向き合う『ドラえもん』の原画たち。「これぞ名人芸」

    山口晃が向き合う『ドラえもん』の原画たち。「これぞ名人芸」50周年を迎えたマンガ『ドラえもん』。その原画を拡大することで「絵」として『ドラえもん』を鑑賞するという書籍『THE GENGA ART OF DORAEMONドラえもん拡大原画美術館』が発売中だ。これを機に、「THE ドラえもん展」にも参加した経験を持つアーティスト・山口晃が『ドラえもん』の原画と向き合った。 文=鳥澤光 マンガの原画を絵として鑑賞するコツとは? 1970年生まれの『ドラえもん』と1969年生まれの山口晃。「ガリバートンネル」や「インスタントミニチュア製造カメラ」などのひみつ道具を愛していた画家が、『THE GENGA ART OF DORAEMONドラえもん拡大原画美術館』に収められた直筆原画をじっくり鑑賞。“マンガを読む”とは別種の“原画を観る”ことの楽しみについて語った。 『THE GENGA ART OF

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    terazzo 2021/07/28
  • ギャラリーストーカー被害や館長からの性的強要も。表現の現場におけるハラスメントの実態とは?

    ギャラリーストーカー被害や館長からの性的強要も。表現の現場におけるハラスメントの実態とは?アートを含む表現の現場におけるハラスメントの実態調査を行ってきた「表現の現場調査団」が24日、厚生労働省で会見を行い、その調査結果を公表した。 記者会見の様子 近年、アートを含む様々な表現の現場におけるハラスメントが次々と明るみになるなか、初めてその実情を格的に調査するアンケートが昨年12月から今年1月にかけウェブアンケートフォームを通じて行われ、その結果が『「表現の現場」ハラスメント白書2021』として公開された。 調査を行ったのはアートや演劇など、表現の現場で働く人たちのハラスメントについて調査する「表現の現場調査団」。メンバーのひとりであるアートユニット「キュンチョメ」のホンマエリは、24日に行われた記者会見で「表現の現場ではハラスメントがとても多く、しかも隠され続けている。作品のためだといっ

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    terazzo 2021/03/24
  • 東大駒場博物館で宇佐美圭司の個展が開催。同大食堂の作品廃棄を教訓に芸術活動を回顧

    東大駒場博物館で宇佐美圭司の個展が開催。同大堂の作品廃棄を教訓に芸術活動を回顧東京大学駒場博物館で、美術家・宇佐美圭司(1940〜2012)の個展「宇佐美圭司 よみがえる画家」が開催。同大学中央堂にあった絵画《きずな》の廃棄を教訓に、宇佐美の功績を回顧する。会期は4月28日〜6月27日。 東京大学駒場博物館で、首都圏の美術館では20年ぶりとなる美術家・宇佐美圭司(1940〜2012)の個展「宇佐美圭司 よみがえる画家」が開催される。会期は4月28日〜6月27日。 この展覧会の背景にあるのは、2017年に起きた東京大学中央堂にあった宇佐美の絵画《きずな》(1977)が、改修工事にともなう不用意な廃棄処分によって失われてしまったことだ。東京大学ではこの件を受けた同展の企画意図について、「取り返しのつかない結果をもたらした反省にたち、宇佐美氏の長年の活動を振り返り、その作品が提起したことを

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    terazzo 2021/03/15
  • スペインでまた美術品の「修復」失敗事件が発生。なぜ多発?

    女性像の修復前(左)と修復後の画像 出典=アントニオ・グスマン・カペルのFacebook(https://www.facebook.com/antonio.capelartista/posts/420680346001119) スペイン北西部の都市パレンシアのハイストリートにある銀行のファサードを飾っている女性像が、素人の修復家によって修復不可能なほどのダメージを受けた。 「The Art Newspaper」によると、1923年に初めて公開された同作は、かつて家畜の牧歌的な風景の中で微笑む女性が描かれていたもの。地元の画家アントニオ・グスマン・カペルによるフェイスブックの投稿では、「ポテトヘッド」や「ドナルド・トランプ」「漫画」などという保護活動家や美術愛好家から怒りの声が上がっている。 女性像の修復後の画像 出典=アントニオ・グスマン・カペルのFacebook(https://www.

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    terazzo
    terazzo 2020/11/13
  • 日本にはない「追及権」とは何か? その仕組みと重要性

    奈良美智  FUCK THE ROTTEN WORLD! 2002 出典=サザビーズ・ウェブサイト(https://www.sothebys.com/en/auctions/ecatalogue/2018/contemporary-art-hk0784/lot.588.html) 作品の価格が急激に変化することはアートの世界の特徴である。 例えば、奈良美智の《FUCK THE ROTTEN WORLD!》(2002)は、2011年5月11日のサザビーズ・ニューヨークのオークションにおいて4万6875ドルで落札された後、2018年4月1日のサザビーズ・香港では55万505ドル(432万香港ドル)で落札された(*1)。 このように作品の価格が上昇してセカンダリーマーケットで転売されても、落札価格からアーティストに対してお金が支払われることはない。 アーティストが得られるのはあくまで最初の販売時

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    terazzo 2020/06/14
  • バンクシーはなぜ「医療従事者への感謝」を風刺画に仕立てたのか? パンデミックの表現とストリートの作法

    バンクシーはなぜ「医療従事者への感謝」を風刺画に仕立てたのか? パンデミックの表現とストリートの作法バンクシーが5月7日に発表した新作《Game Changer》。看護師の人形を手にした子供を描いたこの作品は、新型コロナウイルスと闘うサウサンプトン病院で展示され、オークションにかけられることがわかっている。バンクシーがこの作品に込めた意図とはなんだったのか? バンクシーに詳しい鈴木沓子が読み解く。 文=鈴木沓子 2020年5月7日、ロックダウン中のイギリスで、バンクシーが新作を発表した。 新型コロナウイルスの現場で闘う医療従事者を讃える作品が、イギリス南部サウサンプトン総合病院に寄贈された......と報道されたが、これに違和感を感じた人は少なくなかったようだ。 この日のSNSでは作品は「医療従事者への敬意」か「大衆やメディアへの皮肉」なのかと議論を呼んだ。一見わかりやすいようでわかりにく

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    terazzo 2020/05/11
  • あいトリ補助金問題で浮き彫りになった「萎縮効果」。弁護士・水野祐に課題を聞く

    あいトリ補助金問題で浮き彫りになった「萎縮効果」。弁護士・水野祐に課題を聞く文化庁が、「あいちトリエンナーレ2019」への補助金を減額して交付する決定を下し、大きな注目を集めている。しかしながら、「不交付」に至った経緯などは依然として謎のままだ。残された課題とは何か? 文化文化庁が「あいちトリエンナーレ2019」に対して交付予定だった補助金約7800万円を、「不交付」としたのが2019年9月のこと。ここから半年を経て、文化庁は態度を一転させ「減額しての交付」を決めた。SNSでは交付決定について前向きにとらえる声も上がるが、「不交付」とした経緯は依然不明瞭であり、減額での交付には「手打ち感」がある。 今回の交付で浮き彫りになったものとは何か? 「あいちトリエンナーレ2019」から生まれた「あいち宣言(プロトコル)」にも関わり、Arts and Law理事として芸術家の支援にも長く携わって

    あいトリ補助金問題で浮き彫りになった「萎縮効果」。弁護士・水野祐に課題を聞く
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    terazzo 2020/03/24
  • バシェの音響彫刻5点が一堂に。川崎市岡本太郎美術館で「音と造形のレゾナンス」展が開催

    川崎市岡太郎美術館で、「音と造形のレゾナンス-バシェ音響彫刻と岡太郎の共振」展が開催される。会期は4月25日~7月12日(4月15日追記:展は開幕延期となった)。 「音響彫刻」とは、フランスの彫刻家であるフランソワ・バシェとベルナール・バシェの兄弟によって、誰でも自由に演奏できることのできる楽器、オブジェとして制作されたもの。1970年の大阪万博では、鉄鋼館のディレクターであった作曲家・武満徹がフランソワ・バシェを招聘し、17点の音響彫刻を制作。「芸術はすべての人と共有するものである」という理念を貫いた岡太郎の《太陽の塔》とともに、多くの人々の注目を集めた。 武満徹とフランソワ・バシェ(万博当時) 提供=Ana SANCHEZ BONETフランソワ・バシェ 川上フォーン 1970 大阪府蔵 その後は手つかずの状態で鉄鋼館に保管されていた音響彫刻だが、2013年頃から大阪府、東京藝術

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    terazzo 2020/03/09
  • 水没した川崎市市民ミュージアムの収蔵品救出状況が明らかに。今年度中に地階からの浸水作品搬出を目指す

    水没した川崎市市民ミュージアムの収蔵品救出状況が明らかに。今年度中に地階からの浸水作品搬出を目指す2019年10月、関東地方を縦断した台風19号により、9つの収蔵庫への浸水と収蔵品の被害が確認された川崎市市民ミュージアム。川崎市は収蔵品レスキューの状況を公開し、今年度中を目処に被害を受けた収蔵品を地階から搬出する方針を示した。 2019年10月12日から13日に関東地方を縦断した台風19号により、9つの収蔵庫への浸水と収蔵品の被害が確認された川崎市市民ミュージアム。10月22日より、独立行政法人国立文化財機構が有する文化遺産防災ネットワーク推進会議の協力のもと、被災した所蔵品の応急措置や、施設での一時保管を進めてきた。 このたび、川崎市は収蔵品レスキューの状況を公開。カビの発生や搬出経路の確保などの理由から、これまで搬出等を行ってこなかった収蔵庫1(民俗資料)と収蔵庫2(考古資料)からの搬

    水没した川崎市市民ミュージアムの収蔵品救出状況が明らかに。今年度中に地階からの浸水作品搬出を目指す
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    terazzo 2020/02/04
  • 盗難相次ぐバンクシー作品。ストリートアートはどう守られるべきか?

    盗難相次ぐバンクシー作品。ストリートアートはどう守られるべきか?2019年1月、同時襲撃事件の現場でもあるパリの劇場「バタクラン」に描かれた、バンクシーの犠牲者追悼作品が何者かによって盗まれた。9月には、ポンピドゥー・センター近くの路上に残されたバンクシーのネズミの絵の盗難も発覚。バンクシー作品の価格高騰とともに、各地でそのストリートアートの盗難が相次いでいる。作品/落書き、プライベート/パブリック、違法/合法など様々な論点を有するストリートアートは、どのように守られる/守られないべきなのか? 著書『バンクシー 壊れかけた世界に愛を』を刊行した吉荒夕記が、バンクシー作品を例にストリートアートとの向き合いかたを論じる。 文=吉荒夕記 2019年9月、パリの現代美術館ポンピドゥー・センター近くの路上に描かれたバンクシーのネズミの絵が盗まれた。ネズミはアーティストの分身として作品によく登場するが

    盗難相次ぐバンクシー作品。ストリートアートはどう守られるべきか?
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    terazzo 2019/10/19
  • バンクシーのネズミはなぜ傘をさしているのか? ストリートの現実主義とファンタジー

    バンクシーのネズミはなぜ傘をさしているのか? ストリートの現実主義とファンタジー 2019年1月に東京・日の出で発見され、都が撤去した「バンクシー作品らしきネズミの絵」。作の議論のひとつが、バンクシーのものかという作品の真贋。また、バンクシー人によるものだと判明した場合にも、作品を一般公開することは公共物に描かれた「落書き」を都が認めることになり、ダブルスタンダードではないかという批判も出ている。また、バンクシーの手法を真似た作品も日各地に出現するなか、「この騒動すべてがバンクシーの作品と呼べるのではないか」という指摘もある。バンクシーに直接インタビューをした経験を持ち、バンクシーに関するの翻訳を多く手がけてきた鈴木沓子は、一連の騒動をどう見ているのか。作品の意味を解説する。 文=鈴木沓子 バンクシーがその活動初期から描いているキャラクターで、もっとも登場頻度の高いモチーフが、今回

    バンクシーのネズミはなぜ傘をさしているのか? ストリートの現実主義とファンタジー
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    terazzo 2019/04/30
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