IFRS(国際財務報告基準、国際会計基準)の適用を議論する金融庁の企業会計審議会総会・企画調整部会合同会議が4月17日に開催された。今回のテーマは、「投資家と企業とのコミュニケーションについて」と「規制環境(産業規制、公共調達規制)、契約環境などへの影響について」の2つ。前者では、日本証券アナリスト協会 会長の稲野和利氏が同協会の考えを説明した。しかし、異論が多数寄せられた。 これまでの合同会議の記事 【3月29日開催】監査法人のIFRS対応に意見相次ぐ、金融庁企業会計審議会 【2月29日開催】IFRS強制適用の是非、範囲が焦点に――金融庁企業会計審議会 【2月17日開催】“IFRS先進国”の知恵をどう生かすか、金融庁審議会が開催 【12月22日開催】IFRS議論する金融庁審議会が開催、委員の関心は? 【11月10日開催】「連単分離」に傾くIFRS議論、金融庁審議会はまとまるか 【10月1