公約に「カジノ」追加=推進派がねじ込み−自民【14衆院選】 自民党の衆院選公約に、カジノ解禁を含む統合型リゾート(IR)の推進が追加されたことが3日、分かった。先月25日に公約が発表された段階ではIRの記載はなかったが、カジノ積極派の党幹部の強い働き掛けにより、国内消費の拡大に向けた観光産業の活性化策の一つとして「IRの推進」が盛り込まれた。 カジノ解禁は、外国からの観光客誘致効果などが見込まれ、成長戦略を重視している安倍晋三首相も前向きとされる。ただ、公明党などに慎重論が強く、先の臨時国会では解禁法案は審議が進まないまま衆院解散により廃案となった。自民党公約へのIR推進の追加は、来年1月召集の通常国会への関連法案再提出に向けた布石とみられる。(2014/12/03-15:37)2014/12/03-15:37