Tweet 「迷惑メール防止法」と呼ばれる「特定電子メールの送信の適正化等に関する法律」が2002年に施行されてから10年以上が経った今でも、毎日のように迷惑メールが送信されています。調査会社やセキュリティサービス会社各社の発表するレポートを参照しても、レポートや調査年により多少の差はあるものの、メール全体のトラフィックのうち、およそ60%~70%は迷惑メールが占めているという結果(*1)です。 迷惑メール防止法のみならず、一般利用者にインターネット回線を提供する事業者(ISP)が、外部サーバーのTCP25番ポートに接続することを禁止する「Outbound Port25 Blocking」を導入したり(*2)、メールサービス提供事業者が迷惑メールを自動的に除外するフィルタリングサービスを提供したりするなど、業界全体としても一定の対策が講じられています。 しかし、迷惑メールは一向に減る気配が