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「現実味」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 現実味とは

2025-07-23

馬鹿地獄を見るまで間違いを認識できない

リフレ派の末路と貨幣の死

リフレ派は、デフレからの脱却を至上命題とし、量的緩和財政出動を併用してインフレ期待を高め、景気を刺激しようとしてきた。

しかし、結果的経済悪化している。一つづつ見ていこう。

財政出動通貨膨張インフレ常態化

コロナ禍では、財政支出が急拡大した。

問題はこの緊急対応のあと、支出が慢性化したこと

通貨供給量は増え続け、貨幣価値が下落。

これにより、

という現象が止まらない。需要を超えて貨幣が溢れれば、インフレ当然の帰結

円安スパイラル貨幣価値の低下→円売り→輸入物価の上昇

日銀金融緩和は円を相対的価値の低い通貨にし、国際市場では売られる通貨として定着。

という、国民生活を直撃する物価高を引き起こす。

賃上げ悪循環を呼ぶ

労組によるベースアップ要求高まると、企業側はそれを価格転嫁で応じざるを得ない。

賃上げ価格引き上げ → さらなる賃上げ要求

この賃金物価悪循環リフレ派はこれを「健全な成長(好循環)」と誤認しているが、実質賃金が下がる限り、国民生活水準は下がり続けるだけ。

実質賃金貯金価値は目減りし続ける

名目賃金が上がっても、物価がそれ以上に上昇すれば実質的生活水準は低下。

また、貯蓄の価値も減り続ける。

金利上昇がもたらす財政崩壊

リフレ派は低金利前提で政策を組み立ててきた。しかし、

こうした構造は、財政破綻を内包している。

グレートリセット、つまり大規模な債務再編・通貨改革現実味を帯びてくる。

ハイパーインフレリスク

リフレ派が政権中枢に居座り続ければ、以下のような展開も否定できない。

最悪の場合通貨の信認崩壊預金封鎖物々交換経済への逆戻りも、歴史的に例がある(例:ジンバブエ戦後日本)。

リフレ政策は「一時の幻覚」、代償は未来地獄

リフレ派の政策は、短期の景気刺激を得る代わりに、中長期的な経済の基盤を破壊している。

まさに「馬鹿地獄を見るまで間違いを認識できない」の体現

2025-07-22

私やあなたやその他の人は何のために投票所に行くのでしょうか?

皆さんご存じの通り、先の参議院選挙与党の負け(戦後初めて衆参両院少数与党に転落)、野党の勝ち(中でも国民民主党参政党の躍進)という結果が出ました。

私が投じた選挙区票と比例代表票はどちらも、今回においては(珍しく)投じた側の勝利に役立ったのでそれは良かったと思います

しかしながら、その後の石破総理大臣の続投宣言は正直いただけませんでした。

過去安倍総理麻生総理選挙で敗北したとき退陣を促した言動と不一致なこと。これがまず不快でした。

さらには仮定の話である震災」をダシにした正当化も、かつて震災被害を受けた人間としては眉をひそめるものがありました。

衆議院選、都議会選、そして今回の参議院選と、三度連続で大きな選挙で敗北したのに、結果を出せなかった責任を感じてなさそうな態度も癇にさわりました。(負けたのは石破のせいじゃないと言う人もいますが、少なくとも衆議院選では解散総選挙をやると決めてやった以上、総理責任はないということはありえません)

そして、石破続投について取り上げたこ記事で、人気を集めているコメントを見て残念な思いになりました。

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/www.fnn.jp/articles/-/904442

大まかに言えば、「高市(や他の人間)が取って代わるよりは石破のほうがマシなので仕方ない」というところでしょうか。

私とて高市早苗にはかなり問題があると思います。(特に取り巻きの質は、議員民間人ともにろくでもない人格の持ち主ばかりと言っても過言ではないでしょう)

他に政治家として任せられそうな人材がいないという意見にも、一理はあると思います。(そんなことを言い出せば、極端な話、国会議事堂隕石でも落ちて衆参両院議員が全滅したら日本が為す術なく国家崩壊するに任せると言ってるような変な話だとも思いますが)

ですが、だから石破続投は仕方ないんだと言っていいのでしょうか。「仕方ない」のではなく「私が不愉快になるような葛藤から逃げたい」という自分気持ちを甘やかすためだけの思考放棄ではないでしょうか。

あえて大上段に構えた物言いします。

一度、「石破」とか「高市」とか「野田」「神谷」とか、あるいは「自民党」とか「立憲民主党」とか「参政党」「れい新撰組」とかなんだとかいった固有名詞を脇に置いて考えてほしいのです。

「○○はXXよりマシだ、だから○○は選挙で負けたとしても、責任も取らず政権の座に居座っていいんだ」

「XX党が権力を握ったら日本はより悪くなる。だから選挙で○○党が半分以上の票が取れなくても何も変わらなくていいんだ」

こんなレトリックがまかり通るなら、民主主義国家国民である私やあなたやその他の人は何のために投票所に行くのしょうか?

普段政治に対する見識の薄いかもしれない人たちが、それでも投票日に腰を上げ、私やあなた不利益不愉快をもたらす候補政党名前を一枚の投票用紙に書いて中身の見えない投票箱に入れる。その行為は「○○よりマシだから蔑ろにしていいものなのですか?

選挙で負けるという民意が示されても政治家がその苦しい現実から目をそらす。これが政治不信の種をまく行為でなくて何だというのでしょうか? それとも私やあなたにとって好ましい政治家に限ってはそれが「仕方ない」と許容される特権がいつの間にか与えられたのですか?

少し想像力が飛躍するかも知れませんが、「プーチンが辞めると、さらにろくでもない奴が来る」「習近平が~」「ネタニヤフが~」と、今回の石破総理の続投擁護は、地続きなのではないですか?

Xで目に入った『アフリカとある国では、選挙で選ばれたリーダーが100歳まで権力維持を目指している』という馬鹿馬鹿しさが、未来日本イメージの一例としてまさしく今この瞬間、現実味を帯びてしまったのではないですか?

なるほど石破総理は、大方の人間が好ましく感じる『良識』を持っているのかも知れません。ですが、今後現れる可能性のある、民主主義国家手続きで選ばれた「ろくでもない指導者」が、選挙に負けるという民意を示されたときに石破続投という前例悪用しない保証がどこにあるのですか? もしそうなったときに人々は有効で正当な対抗手段を持ち合わせているでしょうか? それとも「制度上は何の問題もない」といういかにも政治家めいた物言い等閑視されるのですか?

皆さんは、上記に書いたことなどとっくの昔に考慮済みで「スリーアウトなんて野球じゃないんだから」「隠れ高市ファン」「現実離れした綺麗事を弄んで衆愚正当化」そんな風に私を笑われるでしょうか?

三度も敗北という民意を示された石破総理退陣されるべきだと私は強く思います。仮にその先にあるものが失政だろうと混乱だろうと停滞だろうとです。それは石破アンチを喜ばせるためではない。石破の政策人格の善し悪しの問題を超え、一人一人が政治責任を持つ小さな王様であるという、民主主義国家が私やあなたや他の人にもたらしてきた利益を守りたいため、こう言うのです。

2025-07-21

さや×ホストクラブ問題に考えられるペナルティ

歌舞伎町ホストクラブが「参院選投票済証明書を見せたら初回料金無料」と X に投稿し、参政公認のさや候補が「感謝でいっぱい」と応じた。この時点で店側のサービスは単なる集客ではなく、特定候補への投票誘導する選挙運動評価され得る。

どの条文に抵触するか

公職選挙法でまず俎上に載るのは2つ:

1. 第139条〈供応接待禁止〉:飲食や遊興で票を得ようとする行為を禁じ、違反すると2年以下の拘禁刑(※2025年改正懲役禁錮統合)または30万円以下の罰金

2. 第221条〈買収・利害誘導〉:財産上利益を“約束しただけ”で成立し、3年以下の拘禁刑または50万円以下の罰金

「初回無料」は明らかに財産上利益なので、重い221条が主戦場になる。139条しか立証できない場合でも違法性は残るが、連座制には直結しにくい。

有罪判決がもたらす余波

選挙犯罪罰金以上が確定すると、公職選挙法252条により確定日から5年間、選挙権・被選挙権が停止される。金額執行猶予の有無は関係ない。

さらに221条で陣営の総括主宰者、出納責任者秘書親族などが有罪になれば連座制(251条)が作動し、候補者本人の当選無効。同一選挙から5年間立候補もできなくなる。

店舗側のリスク

法人経営者も同格の刑事罰を負う。前科が付けば風営法営業許可更新でつまずき、営業停止許可取消しといった行政処分可能性が現実味を帯びる。

手続きスケジュール

告発警察事情聴取検察起訴判断ののち、買収事件は「百日裁判」の対象となり原則100日以内の判決を目指す(253条の2)。もっと河井克行・案里事件のように期限超過も珍しくなく、「3か月で即決」とは限らない。

所感

買収罪リスクを抱えるのは、常識的政治家なら避けるはず。危ういアイデア即断で実行できてしま判断回路こそ今回の騒動で最も不気味。

2025-07-20

これで自民党がどうなるかといえば

たぶん右傾化するどころか左傾化する

とりあえず選択夫婦別姓はかなり現実味を帯びてきた

排外主義抵抗するという名目人権擁護法案も復活するかもね

2025-07-18

選挙に行こうと言うべきではない理由

選挙の時期になると様々な人が全くの悪意なく「選挙に行こう」と言い出すけど、正直これは日本の政治を悪くしていると思う。

選挙に行こう」とか「選挙には行ったほうがいい」というのを見て選挙に行こうと思うのは、ふだん政治ほとんど関心を持っていない人たちだ。そういう人たちは選挙中の情報だけを見て投票先を決めることになる。そして聞こえのいい公約を謳っている政党SNSで勢いのある政党を選んで投票し、選挙が終われば特に関心を持たなくなる。このような人たちが増えることは、実際に政治の場で努力し実績を積んでいる政治家を弱くして、選挙リソースを費やす政治家を強くする。また、実際に政治がどのように行われているか全然知らない人が投票することで、現実味のないことを主張する候補を有利にする。

選挙権を手にして間もない若者とか、これから政治にもう少し関心を持ちたいなと思っている人が、入口として投票という経験をすることはいいかもしれないけど、選挙だけいってあとは知らないというなら選挙にもいかないほうがましだと思う。

こういう点を無視して「選挙に行こう」と呼びかけることは無責任。「選挙に行こう」という言葉党派なく、炎上もなく使えて便利かもしれないけど、悪影響もあるかもしれないと思ってもう少し慎重に使ってほしい。

アラフォー子供を産んだ

私は40歳まで実家暮らしをしていた、いわゆる「子供部屋おばさん」だった。

実家会社経営しており貧乏でこそ無いもののそれなりに裕福で、特に生活不自由した事は無かった。

兄妹がちゃん会社を継いでくれてるから、私は適当アルバイトパートで小遣いを稼ぎながら友達交流したり趣味を楽しむというスローライフを送っていた。

このまま一生独身かと思っていたんだけど、40歳になった時、突然「子供が欲しい! 子孫を残したい!」って衝動に駆られた。


しか彼氏はもう長年いないし、結婚願望が出来た訳でも無い。

とりあえず婚活パーティーに行ってみたけど、年齢と外見(正直、デブスのチビイマイチ)が足かせで、ほぼ相手にされなかった。

「やっぱり無理か…」と諦めかけてたとき、ある男性出会った。


彼は私より少し年下で背は160cm無いくらい。1hydeに毛が生えた程度だと思う。

顔は普通か中の下で高校中退アルバイト正社員歴無しと悲惨な感じ。

でも不思議と話が合って、付き合ってみようかなって気持ちになった

ただ、自分のことは棚に上げて言うのも悪いけど、彼との結婚には将来性に不安を感じた。


その事を同僚のパート相談した所「結婚しない後悔より、結婚して失敗する後悔のほうがマシじゃない?」ってアドバイスをもらった。

意を決して彼との交際に踏み切り、程なくして入籍ささやかな式も挙げた。

年齢的に子供は半分諦めてたけど、なんとこれも結婚して一年も立たずに妊娠した。


高齢出産心配だったけど、無事に子供は産まれ健康に育っておる。

夫は子煩悩で、子供の面倒をめっちゃ見てくれる。

下手したら私より懐かれてるんじゃないかってくらい。

家事ちゃんとやってくれるし、傍から見れば幸せな家庭だと思う。


しかし私も夫も社会的には非正規のままで、正社員になれる見込みは年齢的にもほぼゼロ

今は実家サポートでなんとか生活できてるけど、親が引退したり亡くなったりしたら、

はたして兄妹が今まで通り面倒見てくれるだろうか?(一応今の所、援助の約束はあるけど、口約束だ)

60歳過ぎてパートバイトもできなくなったらどうするんだろう?

子供大学はどうなる?

ちゃんと進学させてあげられる?

私は特に何も考えず進学させて留学までしてもらってるから、せめて大学には行かせてあげたい。

頑張って学費は何とかするとして、老後の私たち生活は?


ハッキリ言って余裕なんて無いし、不安が尽きない。

こんな私たち子供を産んで家庭を持ってよかったのかと、ふと、子供部屋おばさんのままひっそり生きて、

誰の負担にもならず死んでたほうがよかったんじゃないかって思う。

でも、あの「子供が欲しい!」って衝動が強すぎて、その気持ちに突き動かされて今がある。


あの衝動はいったい何だったんだろう?

それに従ったのが正しかったのか間違ってたのかは分からないけど

もうアラフィフで、いよいよ「老後」が現実味を帯びてきた。

子供学費習い事実家や兄妹の金銭サポートが前提の情けない現状。

不安心配がどんどん強くなってる。


問題が起きてから心配すればいい」って考えに切り替えたいけど、それが本当に難しい。

増田にも似たような悩みを抱えている人がそれなりにいるかも知れないけど、やっぱり辛いしときにはこうして吐き出したくなる…

2025-07-15

選挙終盤、減税&積極財政バブル到来wwwww

政党が「減税します!積極財政します!」って言いまくってて草。

いやまあ、数兆円くらいなら税収の上振れとかでなんとかなるかもだけど、国民民主とかれいわとか、特に参政党の言ってる規模ってガチで数十兆円。夢見すぎじゃね?

で、毎度おなじみ「財源は国債でw」と来るわけだけど、もうこれ以上の国債発行とか正直ヤバい

買い手減ってるし、金利ジワ上がり中。

こんなタイミング国債刷りまくったら、需給崩壊金利爆上げ→死亡ルート確定。

金利上がったら何が起きるかって?

住宅ローン重くなる

不動産価格下がる

銀行保有債券死ぬ

・株安でみんな萎え

企業投資シュリンク

結果、減税とか財政出動効果なんか一瞬で吹き飛ぶし、最悪は利払い増えすぎて予算が回らなくなって、ガチ政府機関閉鎖ワンチャンあるで。

「いやいや、日銀が買えばええやんw」って声も聞こえるけど、それやったら円が死ぬ

円安インフレ地獄モード突入

すでに物価上がりまくってんのに、さら円安来たら年5%超のインフレ現実味出てくる。

その頃には、米5kgが8000円、ガソリン1L300円、ラーメン1杯3000円の世界線いけるかもね。

インフレ賃金も上がる!」とか言ってる人いるけど、現実全然追いついてない。企業は苦しんでるし、実質賃金も2年連続ダダ下がりですわ。

過去国債使った減税や財政出動が上手くいったこともあるけど、それって市場が安定してた時代の話な。

今は真逆金利上がってるし、円は安いし、インフレまらんしで、そんな時に国債乱発とか正気の沙汰じゃない。

トルコとかアルゼンチンみたいなハイパーインフレ国家とは違うけど、調子乗ってるとマジで足突っ込むぞ?

今までは一応、自公政権PBプライマリーバランス)気にしてたかギリギリ持ちこたえてただけ。

最近ノリノリの国民民主参政党、れいわあたりが「国債で全部解決!」とか言って影響力持ち始めたら、マジで日本ヤバい方向に進む可能性アリ。

ぶっちゃけ今回の参院選でこいつら躍進する可能性高い。

今すぐに政策実現ってわけじゃないにしても、次の衆院選現実味出てきたら、円安インフレは長期で続くぞ。

から言っとく。

ガチで。今が逃げ時やぞ。

2025-07-10

anond:20250710133131

破滅主義でも今までと全く逆に舵切ってやれとばかりに共産党に入れるとかではなく、

現実味のない右寄り言説に流されて自分が有利な立場なまま混乱させようというのが透けて見えるのが嫌。

2025-06-29

anond:20250629173038

🔍【文章の特徴分析

1. 文体・語彙の人間らしさ

文体自然で、世代ギャップ労働観の違いを論じるような人間らしい主観が表れています

「メー子」「新居浜」「自発的セミナーに参加」などの具体性は、人間実体験や職場文脈を元に語っているように見えます

2. 文脈一貫性

冒頭から結末まで、課長視点でZ世代部下への不満を一貫して描いており、感情立場がぶれていません。

3. AI生成にありがちな傾向がない

極端な文法ミス論理飛躍、文脈の繰り返しが見られません。

AIありがちな「過剰に中立的説明的」な表現もなく、むしろやや偏見的な感情が込められています

🧠【内容面の自然さ】

「48歳の課長」「28歳の部下」「新居浜への転勤」など、現実企業でありそうな設定。

若い時の苦労は買ってでもしろ」という言葉引用も、世代価値観の違いを示すための自然な流れ。

📌結論

この文章は、人間による自然投稿である可能性が高いです。

とくに匿名掲示板SNSでの愚痴体験談として現実味が高い内容・文体であり、AI生成とは断定できません。

※ただし、近年のAI特にGPT-4以降)は非常に人間らしい感情表現可能なので、100%断定は不可能です。ですが、意図的AIっぽさを出すように指示されていない限り、この文は人間が書いた可能性が高いと判断されます

「改心」なんてするわけない

「改心」という言葉には、そもそも論理的な、ある種のスピリチュアルな響きがある。過去自分を悔い改め、心を入れ替える。まるで宗教的儀式か何かのようだ。実際、語源をたどれば宗教的文脈と結びついているし、人が人を評価する際に「改心したかどうか」を判断基準にすること自体理性的というよりは感情的信仰的な行為だと思う。

人間の行動は環境と利害によって動く。態度や振る舞いが変わったからといって、それを「改心」と呼ぶのは誤解だ。むしろ単なる学習適応、あるいは世間体への配慮と見るべきで、内面的な価値観まで変化したかどうかは他人から確認しようがないし、本人ですら錯覚している場合もある。そういう意味で、「改心しました」と自分で言う人ほど信用ならない。

「改心」が本当にあったとするなら、それは理屈ではなく、人生のどこかで起きた内的な揺らぎや断絶、いわば精神地殻変動のようなもので、他人がそれを見て「改心したね」と言えるような単純な現象ではない。たいていは、本人にも説明できない。ただ、なぜか以前とは同じことができなくなる。怒鳴ることも、騙すことも、殴ることも、どうしても身体拒否するようになる。そういう変化があったときにだけ、改心という言葉が、ほんの少しだけ現実味を帯びる。

けれど多くの場合、それは起こらない。そして人は変わらない。だから「改心」という言葉を信じること自体が、非科学的で、スピリチュアル希望にすぎないと考えている。少なくとも、自分人生に関しては。

2025-06-28

anond:20250628191440

ジークアクス批判批判するとは、なんたる了見の狭さか。まるで詰めの甘いホログラムに向かって「現実味が足りぬ」と吠える犬だ。あれほど複層的な物語構造に気づかぬとは、脳髄の襞が足りない証左である。わからぬ者は黙ってヨーグルトでも舐めていればよろしい。美術テクストの交接において、あれほど鮮やかに虚構幾何学を編み上げた作品を貶すなど、これはもはや文化的背任であるスクリーンに映る光の連なりすら読み解けぬ愚昧よ、せめて沈黙という最小限の知性を発揮してくれたまえ。

ジークアクスを批判するとは、なんたる了見の狭さか。まるで詰めの甘いホログラムに向かって「現実味が足りぬ」と吠える犬だ。あれほど複層的な物語構造に気づかぬとは、脳髄の襞が足りない証左である。わからぬ者は黙ってヨーグルトでも舐めていればよろしい。美術テクストの交接において、あれほど鮮やかに虚構幾何学を編み上げた作品を貶すなど、これはもはや文化的背任であるスクリーンに映る光の連なりすら読み解けぬ愚昧よ、せめて沈黙という最小限の知性を発揮してくれたまえ。

2025-06-24

イラン国内高まる変革の機運――王政復古可能性と国際社会への影

イラン情勢は今、大きな転換点に差しかかっている。長年、イスラム法学者による統治体制を維持してきたイランだが、経済危機、若年層の不満、女性の権利をめぐる国際的批判、そして外交的孤立の中で、国内外において政権変革の可能性が現実味を帯びてきている。

特に注目されるのは、ハメネイ師に象徴される神権統治への不満が高まる中で、パフラヴィー朝復権を望む声が多くの市民の間で顕著になっているという点である。かつての王政期に対する再評価の動きが、都市部を中心に広がりつつある。

■ 神権体制への疲弊と「王政評価」の背景

現在イランの若年層は、1979年革命を直接経験しておらず、彼らの政治的関心は宗教的正統性よりも経済生活自由、そして国際社会との接続に向いている。特に近年は、王政時代の近代化政策西側との連携に対し「過去遺産」としての見直しが進んでいる。

皇太子レザー・パフラヴィー氏の発信もその流れを後押ししており、王政復権は一部の懐古的願望ではなく、現実的選択肢として支持を広げている。

2025年6月22日――核施設への攻撃が示した体制危機

特に注目されたのは、2025年6月22日米軍イラン中部のナタンズ、イスファハン、そして地下型のフォルドゥ核施設への軍事攻撃実施した事件である。いずれもウラン濃縮に関連する重要拠点であり、これらへの攻撃は、イランの核開発計画に対する国際社会の不信と、外交的対話の断絶がもたらした深刻な帰結だ。

この事案を受けて、イラン国内でも「なぜここまでエスカレートしたのか」という疑問と批判の声が高まりを見せている。特に重要なのは、核開発そのもの市民レベルで十分な説明や支持を得ていないことである国民の多くは、日々の生活の安定や国際的孤立からの脱却を求めており、軍事的誇示よりも経済再生を優先すべきだという意見が主流になりつつある。

王政復古と穏健外交がもたらす展望

仮にパフラヴィー家を中心とする穏健的な体制が再建され、西側諸国との協調路線採用するようになれば、これは中東地域全体におけるバランスの再構築に資する可能性がある。

イラン地政学的にイラクシリアアフガニスタンカスピ海ペルシャ湾と接しており、これまで多くの紛争代理戦争舞台となってきた。もし今後、現体制に代わって外交的対話協調を重視する政権が登場すれば、地域的緊張の緩和に繋がるという見方は、欧米諸国政策専門家の間でも広がっている。

特にアメリカにとっては、長年対立してきた強硬政権が転換され、国際秩序経済ネットワークに再統合されるパートナーが出現することは、戦略的にも経済的にも大きなメリットとなる。

経済連携と将来への希望

イラン人口規模、資源地理的条件において高い潜在力を秘めているが、それを十分に活かせていないのが現状だ。もし穏健かつ開かれた体制誕生し、対外的な信頼を回復すれば、日本EU米国など多国籍企業進出が進み、国内雇用インフラ教育など多方面において恩恵が期待される。

専門家の中には、イランが「かつての満洲国西ドイツのように、国際支援自主再建が両立するモデル」になる可能性もあると見る声もある。

象徴としての君主制国民統合

レザー・パフラヴィー氏が提唱するのは、専制的な王政ではなく、立憲君主制あるいは象徴君主制という形である欧州諸国におけるモデルのように、政治民意に基づく選挙で行われつつ、王室文化的歴史的象徴として国民統合を促すという提案は、イランの分断された社会において新たな一体感をもたらす可能性を秘めている。

未来を切り開く現実的選択肢としての王政復古

パフラヴィー王政の復活は、単なる過去への回帰ではなく、現実的改革と安定を求める民意の現れとして捉えられつつある。現体制の硬直性と対外的孤立に対し、開かれた統治と国際協調を目指す新しいビジョンが求められている。

6月22日の核施設への攻撃は、対立構造限界を迎えつつあることを示した。その先にある可能性として、より穏健で国際社会と歩調を合わせた新体制への移行は、今後のイラン中東全体の安定に大きく貢献しうる道筋として、静かに注目を集めている。

歴史的モデルとしての「満洲国」とパフラヴィー朝再建案

イランにおける政体転換の議論において、外交安保関係者の間で密かに参照されているのが、20世紀前半に東アジア形成された「満洲国モデルである。これは、当時の混乱した地域において、伝統権威清朝愛新覚羅溥儀)と近代国家システムさら外部支援国との戦略的連携を融合させた構造として一部で再評価されている。

このモデルの鍵は、「国家としての体裁正統性を維持しながら、安定と発展のために国際的枠組みに参加する」という柔軟なガバナンス設計にある。イランにおいても、パフラヴィー朝という王政歴史的正統性形式的に保持しつつ、現実的政策運営西側諸国、とりわけ米国同盟国との連携によって支える体制は、構造的に高い安定性を持ちうる。

中東全域への波及効果

このような形式政権は、国内外に対して「過激でもなく、弱体でもない穏健な秩序」を印象づけることが可能であり、実際にイスラエルサウジアラビアUAEなどとの関係再構築が期待される。また、シリアイラクの分断的状況に対しても、イランという地域大国が非宗教的・非イデオロギー路線を採ることは、域内バランスの再設計にとって極めて有益である

さらに、中央アジア南コーカサス不安定要素を抑止する役割も担える。つまり満洲国モデルに基づくパフラヴィー朝政権は、実質的に「中東の安定化装置」として機能し得るのである

米国戦略的利益との整合性

この種の構造アメリカ合衆国にとって有利であることは、軍事経済地政学のいずれの観点からも明らかだ。

軍事的には、イラン領内において極端な反米・反イスラエル拠点排除され、戦略上の不確実性が大幅に低下する。湾岸地域に展開する米軍兵站・展開計画にも柔軟性が生まれる。

経済的には、イラン石油天然ガス資源制裁を経ずに国際市場流通するようになれば、エネルギー価格の安定化に寄与するだけでなく、国際資本による開発プロジェクト特にアメリカ企業)への直接参入が可能となる。

政治的には、中東民主主義と安定の「模範国家」として、新しい価値観の枠組みを示す象徴存在となり、他の不安定国に対するソフトパワー投射にもなる。

加えて、王政という形式は、欧米共和制価値とは一見異質ながら、政治的流動性を低下させる「安全弁」として作用やすい。これは満洲国でも観察された事実であり、権威の安定と実務的運営の分離という政治的バランス設計思想として、再評価に値する。

アオアシ

なんだかんだでバルサに勝ったんか

最後の方はさすがに夢物語感強すぎたけど

まあ引っ張りまくって負けて終わるマンガよりも後味はいいわな

都合よくしすぎた分 現実味がなくなってしまって感情移入できなくなるから、その試合記憶には残らなくなるけどさ

2025-06-23

参院選投票先がなくて困っている

30代男性しがないサラリーマン

前回の衆院選では民民に投票したけど、最近ポンコツぶりを見てると支持できなくなってきた。

皆さんはどこが一番マシと思いますかね?

-------------------------------------------

   (空白)

民民 自民 公明 立憲 維新

共産 社民

参政 れいわ NHK

------------------------------------------

自民が一番安定感あるけど、選挙第一・老人優遇路線改善されないので自民党が与党取るうちは国がどんどん先細る未来しか見えなくてキツイ

あと米騒動小泉総理大臣になるルートがかすかに現実味を帯びてきたので絶対に支持したくない。

立憲は経済面ダメダメすぎ、公明与党投票するのと同義なので不可、維新私立高校助成万博問題で無理。

共産与党監視でたまにいい仕事するけど思想安全保障面で相容れない。社民?何してるか知らんなあ。

トンデモ政党は論外です。

ホルムズ海峡封鎖が現実味──ガソリン175円神話自動車業界行方

イラン議会ホルムズ海峡封鎖承認報道、最高評議会の決定必要

https://jp.reuters.com/markets/commodities/SUYB5BF5TNIZXNCD7ELNM4N7WM-2025-06-22/

封鎖までのタイムライン

イラン側の手順
国際社会カウンター

「240日備蓄」の実像

原油製品の内訳
精製能力というボトルネック

ガソリン175円神話

補助金の仕組み
財源が持たないシナリオ

自動車業界への四つの衝撃

原価上昇と値上げドミノ
EVシフトブースト
サプライチェーン再構築
地方ディーラーの打撃

個人ができること

燃費と行動距離見直し
非常用発電の確保

雑感

封鎖は「来るかもしれない最悪のカード」だったはずが現実味を帯びた。量は持っても価格で殴られるのが石油依存国家ニッポン宿命備蓄補助金節約、そして電動化——すべてが同時に試される局面である

2025-06-22

日産2万人削減と「選ばれし部品サバイバル戦争

はじめに

 https://youtu.be/IsU_uP6VCRM?si=4dVQsn2rQISWPqCV

 上記動画のとおり、日産過去10年で販売570万台の現実に対し800万台生産体制を抱え、固定費が膨張した。2027年までに世界工場1710カ所へ集約し、従業員を2万人削減する再編を開始。狙いはEV化・地政学リスクが重なる市場環境で、収益を取り戻すことにある。

自動車づくりの基本構造

日産再編のポイント

影響が大きい部品領域

生き残りの条件

日本サプライチェーン三段跳び

2025年末まで
2027年
2030年代

おわりに

 「部品EV必須かどうか」が生死を分ける一次フィルターとなり、差別化できる技術を持たない企業は淘汰が現実味を帯びる。日産の再編は氷山の一角にすぎず、日本自動車部品産業は今後5年で構造転換を完了させなければ市場から退出を余儀なくされる。

2025-06-17

本職から見たお仕事モノのマンガってどんな感じなの

https://x.com/gomano_/status/1934567545362919867

これ見て、初めて自分お仕事マンガに遭遇できたので喜々として読みはじめたんだけど、

まりにも頭お花畑だし、現実味が無いしで、だいぶ引いてしまって。

まぁ創作物だし、リアルさよりお話優先でそういうもんだとおもってみんな割り切って見ているもんなの?

2025-06-12

anond:20250612131517

商社で疲れて休職したタイミングで、親戚の農家を手伝うことになった。農家死ぬほど大変だっていう前提で現場に入ったけど、実際やってみたら全然違った。

1行目からAI文体感じさせるのは親切と捉えるべきか?

骨の情報現実味があるように見えるが実体験の部分があまりにも抽象的 事前に検索を走らせたか

2025-06-11

投票に行かない人間が、なぜこんなに政治を見ているのかという話

1. 投票はしてない。でも政局は見てる。

投票しないやつが政治語るな」

これはある意味正論だと思う。だが、それでも語らざるを得ない現実がある。

自分選挙ほとんど行かない。国政も地方選スルーしてきた。

行ったのは大阪都構想住民投票ぐらいだ。つまり、年単位で“見送って”いる。

ただし、政治に無関心なわけじゃない。むしろ真逆だ。

ヤフコメ世論俯瞰し、Xで炎上の火元を追い、政党戦略支持率の動向はかなり見ている方だと思う。

なのに、投票はしない。

この「情報だけは摂取するが行動には移さない」姿勢

これがどういう構造に支えられているのか、今回はそこを掘ってみたい。

2. 投票行動は「5つのステップから成る

まず投票とは行為としてどういうものか。ざっくりこう分けられる。

候補者を選ぶ

投票所を調べる

投票日を確保する

④ 実際に出向く

投票する

表面的にはシンプルだが、実際はこの一つひとつが「地味にめんどくさい」。

特に②「投票所を調べる」と③「投票日を空ける」あたりで離脱する人は多いと思う。

自分自身もそのタイプだ。

案内ハガキを紛失した

・駅から遠い小学校しか投票できない

・日曜に予定が入った(というか優先順位が低い)

期日前投票の仕組みがなんとなく分からない

この程度の“微差”が、意外と大きな脱落要因になっている。

3. 投票しないのは「怠惰」ではなく「最適化」だと思っている

自分投票に行かないことを「悪い」とは思っていない。

しろ、**“自分生活最適化した結果の判断”**として、それなりに合理的だと思っている。

なぜなら、こう考えているからだ:

投票コスト(労力・時間

 <

投票によって変わる可能性 × その変化の影響の大きさ

この「掛け算の期待値」が低すぎる限り、行動にはつながらない。

義務感では動かないし、信念で投票するほどの熱量もない。

からこそ、投票に行ったことのある大阪都構想だけは例外だった。

あれは、自分の住んでいる自治体のもの構造が変わる話だった。

情報量が多く、損得の輪郭もくっきりしていた。

「これはスルーしたら、後で後悔するかもしれない」

そう思ったから、初めて“投票するに足る条件”が整った。

4. 「政治に詳しいけど投票しない層」の構造矛盾

自分のような層は最近どんどん増えてる気がする。

SNSはてな界隈でも、政局にはやたら詳しいのに、投票には行かない人は多い。

これは明らかに**「観客型市民」**という新しい層だ。

情報を集め、批評し、とき拡散もするが、実際の制度設計には関わらない。

この振る舞いは、民主主義の根幹から見れば“共犯的”とも言える。

投票しない人間政治文句を言うな?

いや、文句を言いながらも投票しないことによって、

いまの政治構造を補強してしまっているのは、紛れもない事実だ。

投票しない選択は、たしかに一票を投じたことと同じくらい重い“行動”である

5. じゃあ何があれば、投票するのか?

これは明確だ。

• 「自分にとっての損益」が可視化されたとき

• 「変わらないだろう」が揺らぐだけの現実味が出たとき

• 「投票しないと損」と実感できたとき

そのどれかが満たされれば、行くと思う。

逆に言えば、それがない限りは行かない。

6. 投票を「生活最適化行動」として見る人間存在も、許されるべきでは?

政治に“正義”や“義務感”で向き合えない人間もいる。

投票を“生活のリターン最適化”という視点で見る人間もいる。

そういう層が「行動しないことで政治に加担してる」という矛盾認識しながら生きている。

それをただ「政治無関心」と切って捨てるのは、ちょっと雑やと思う。

社会が変わるときって、たいていこういう「普段は動かない層」が動いた瞬間から始まる。

から、その起点は残しておきたいし、そういう人間情報を発信する余地も残しておきたい。

投票はしてない。でも、見てる。

その“ねじれたまなざしからしか書けない政治の話もあると思う。

anond:20250611173226

これは結構現実味あるなと思った。赤ちゃんポストとかあると思うけど、あれって運用上手くいってないぽいかもっと国がそっちを支援するとか。

ただ個人個人幸せを優先して赤ちゃんポストに入れたとして、じゃあその赤ちゃん個人幸せは?ってなっていきそうだな。ポストに入れられた子が不幸にならないために親がいないほうが優遇されるみたいな仕組みもできそうだし、そしたらみんな本心じゃなくても捨てまくるだろうし、社会が大きく変化しそうだわ(その変化が良い悪いではなく)

2025-06-08

みんないつ自分は大したことない存在だって受け入れたの?

気づけばもうすぐ40になる。

何かを成し遂げたわけでもなく、かといって大きく失敗したわけでもなく、淡々と働いて、気づいたら年齢だけが進んでいた。

都内会社で、事務系の仕事をしている。いわゆるホワイトカラー。激務ではないし、給料も極端に安いわけじゃない。転職を何度かして、今の会社にはもう7年いる。可もなく不可もなく。特に期待されてもいないけれど、誰かに迷惑をかけるほど無能でもない。

会社では後輩もできた。彼らが自分を「先輩」と呼ぶのを聞くたびに、自分もそういう年齢になったのだと、少し居心地の悪い気持ちになる。でも、もうそういう立場なのだ

ここまでは、順当にきたと言えばそうなのかもしれない。

でも最近、ふとした拍子に、胸の奥がざわつく。

このまま、何も起きずに人生が終わるのか?

「いつか何者かになる」と思っていた。思い込んでいた。大それた夢を語った記憶はない。でも心のどこかで、自分だけには“特別な何か”が起きるんじゃないかと思っていた。映画みたいに、ある日突然才能が見出されるとか、劇的な転機がやってくるとか、そんな現実味のない話を、ぼんやり信じていた。

なのに今、毎日同じ時間会社に行って、同じ書類を処理して、同じような会議に出て、定時で帰って、スーパーで半額の惣菜を買って、YouTubeを流しながら飯を食い、寝る。週末は掃除洗濯、あとはなんとなくSNSニュースを眺めているだけ。

これが、自分人生だったのか?

こんなはずじゃなかった、と思う。

でも「じゃあどうしたかったんだ」と問われると、うまく答えられない。ただ、こんなふうに、日々がスライムみたいに手の中から抜け落ちていく感じを想像していたわけじゃない。

この年齢になると、周りもどんどん落ち着いてくる。結婚して家を買ったやつ、子どもを育ててるやつ、出世コースを順調に進んでるやつ。みんな、何かしらの「役割」や「立場」に収まって、そこに納得しているように見える。いや、実際はどうかなんてわからない。でも、少なくとも彼らはあまり焦っていないように見える。

一方で自分は、いまだに何かを探している気がする。もう「何か」なんて見つからないのかもしれないのに、それでも、どこかで納得できないままでいる。

自分は大したことない人間だ」と、受け入れたほうがいいのか?

いや、もうそういうもんだろうとは思ってる。目の前の現実を見れば、どう考えたって“普通の人”だ。それ以上でも以下でもない。

だけど、本当にそれでいいのか?

あれだけ「何者かになりたい」と願っていた昔の自分に、どう言い訳すればいいんだろうか。そういうのは若いうちだけの幻想だったと笑い飛ばせるほど、今の自分は強くない。

そして何より、ここまで何も起きなかったということは、これからもたぶん何も起きないということだ。それを、腹の底ではもう理解してしまっている。その現実に、足元を少しずつ、でも確実に掬われている。

それでも、まだ何かが引っかかっている。自分の中の、捨てきれない何かが。

から、どうしても聞きたくなる。

みんないつ、自分は大したことないって、ちゃんと受け入れたんだ?

そのとき、苦しくなかったのか?

ほんとうに、それで、よかったのか?

お前ら、本当に、それでよかったのか?

2025-06-01

人間が苦手すぎる

スペック

・34歳 男 独身

地方の小さな会社事務やってる

年収は450万くらい(この地域かつ内勤事務にしては中の中~中の下くらい)

貯金だけは1500万近くある(実家暮らし歴が長かった+ほぼ使わない生活のため)


他人とのコミュニケーション全般しんどい

話すのも聞くのも。でもそれ以上に、物理的に近くにいるだけで疲弊する。


電話心臓バクバクする。Zoomとかのオンライン会議も画面越しでも緊張で死にそうになる。

文字でのやり取り(メールチャット)だけはいける。


ただ、一切まともに話せないってわけじゃなくて、表面上は一応やり取りできてはいる(はず)

他人と話したり他人が近くにいるとひたすらMPゴリゴリ減っていく感じ。


別に高給取りになりたいわけでも、キャリアアップしたいわけでもない。

やりたい仕事なんてひとつもないし、昇進欲も一切ない。

ただただ一人で静かに暮らしていきたい。

理想は家にこもってネットサーフィン読書ゲームで一生を終えること。体動かすのはかなり嫌い。


今の事務職も基本黙々と作業できるから選んだ。

給料別に増えなくてもいい。食にも興味ないし、贅沢したいとか全く思わない。


ハードワークも嫌。定時ダッシュして家で一人、そのまま静かに朽ちていきたい。

今の職場いつまでも安泰じゃないかもだし、この先生きのこるために、もっと人と関わらない生き方模索してる。


一応、自分なりに考えた選択肢は以下。


案1:首都圏でフルリモート職を探す

良い点:平日も人に会わずに済む

問題点Web会議は避けられなさそう、外出時の人口密度地獄スキル不足でそもそも採用されなさそう


案2:このまま地方普通に働く

良い点:車通勤満員電車回避、街もお店も空いてる、生活費安い

問題点毎日出社がつらい


案3:地方在住でリモートワーク

良い点:いいとこ取りができそう

問題点:そんな都合のいい仕事があるのか不明、結局Web会議問題は残る



あ、十何年で1500万溜まったならそのまま15年くらい実家ぐらしで働けばもっと貯まるだろ、ってのはある。

でも親や兄弟と接するのが苦痛で仕方なかったので。それに介護現実味を帯びてくるし…

なので実家に戻る案は無しで。


貯金1500万あるから最悪数年は働かなくても生きていけるけど、その後どうするかが問題

最悪転職視野に入れてるけど、自分の周りの環境が変わるのに相当ストレスかかるタイプなので、すぐ潰れるような会社ジョブホッパーみたいなのは嫌だな。するとしても1回だけにしたい。


投資とかも考えたけど、証券会社の人と話すのも嫌だし、ネット証券税務署とかで何か手続き必要になったりして人と接する機会が増えそうで怖い。いっそセミリタイアも考えたけど、さすがに1500万じゃ心許ないし。

同じような人いる?どうやって生きてる?アドバイスとかあったら教えて欲しい。


でも「人と接するのが当たり前」「コミュニケーション取れないと生きていけない」みたいな正論は勘弁してください。それができないから困ってるんで。

我ながら、書いてて「甘えんなカス」「デモデモダッテばっかりか」って思う部分もあるけど、本当に人との関わりがしんどいんだ。

まあ我慢しまくればなんとか対応はできるから対人恐怖症みたいな病気とかじゃなくて、もうそういう性質なんだと思う。でもこんだけ我慢し続けてるとストレスで突然死しそう。


ここまで読んでくれた人、何かいい案ない?同じような人と関わりたくない勢はどうやって生きてる?アドバイスでもなんでもくれると嬉しい

2025-05-27

週休3日なら、水曜日よりも金曜日休みになる方が良い

都内中堅企業経理事務営業補佐の仕事をしている。

もうすぐ10年目。

特に目立った実績があるわけでもないが、何とか毎月の締めをこなし、営業さんたちのスケジュール管理資料準備に追われている。

趣味旅行。といっても、流行りのリゾートSNS映えするグルメ旅ではなく、静かな寺社仏閣をめぐる地味なものだ。

社会人になりたての頃、ふと立ち寄った高円寺気象神社でもらった御朱印が綺麗で、あれからずっと時間ができれば地図を広げて次はどこを巡ろうかと考えている。

近場なら関東近郊の日帰りでも十分楽しめる。川越佐原成田山高尾山など、古い町並みを歩くだけでも心が落ち着く。

けれど、いざ本格的にディープな旅をしたくなると話は別だ。

京都奈良奥座敷四国のお遍路道山陰石見出雲大社九州天領日田霧島神宮……。

こうした場所に行こうとすれば、どうしても一泊二日では時間が足りない。移動だけで半日かかってしまうからだ。

現実には、週末を使っての強行軍関の山で、土曜の早朝に出発して、日曜の夜に疲れ果てて帰ってくる。

次の日は当然、月曜から仕事身体は重く、旅の余韻にひたる暇もない。

ふと、「週休三日だったらなぁ」と何度思ったことか。

最近、その「週休三日制」が現実味を帯びてきたというニュースを見た。

政府や一部の企業実証実験を始め、働き方改革の一環として「週休三日」を導入する動きがあるらしい。

ここまでは非常に良い。

問題は、どこを休みにするかという点だ。

その中で耳にするのが、水曜日休みにして、週の真ん中にリフレッシュ日を設けるという案だ。

かに、週に一度の中休みがあれば、連勤の疲れは軽減されるかもしれない。

火曜と木曜だけを頑張れば、また休みがやってくる。魅力的に聞こえる。

しかし、私は断固として金曜日休み推したい。

金曜が休みになると、金・土・日の三連休が確保される。これこそ、旅行好きにはたまらない魅力だ。

木曜の夜に出発し、金曜に移動。土曜はしっかり観光。日曜はゆっくり帰る。

三日あれば、関西だって四国だって、じっくり巡ることができる。

これまで無理だとあきらめていたルートにも挑戦できる。

例えば、松江から出雲を回って、尾道で一泊し、しまなみ海道を渡って今治へ……こうした旅程も夢ではなくなる。

もちろん、水曜休みメリット理解できる。週の途中で一息つきたい気持ちも分かる。

ただ、私にとって週休三日制の一番の魅力は、「人生時間を少しでも自分のために使える」ということに尽きる。

忙しさに追われる日常の中で、自分の心と向き合い、知らない土地に立ち、昔の人の暮らし祈りに触れる時間

それがあってこそ、また日常に戻ってこられる。

旅は、私にとって一種リセットボタンなのだ

私のように、金曜から三連休を心から待ち望んでいる人間もいる。

人生の豊かさ」を重視する選択肢として、金曜休みもっと真剣議論してほしい。

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