スノーピークのTOB成立、上場廃止へ…アウトドア需要の落ち込みで業績悪化
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アウトドア用品のスノーピークは13日、経営陣による自社株買収(MBO)のために実施した株式公開買い付け(TOB)が、成立したと発表した。これにより、東京証券取引所プライム市場への上場は廃止となる見通しだ。
スノーピークは米投資ファンドのベインキャピタルと組んで、12日までTOBを実施していた。買い付け予定数の下限を上回る約2270万株の応募があった。
スノーピークは、コロナ禍によるキャンプ人気の高まりを受けて売り上げを伸ばしたが、その後はアウトドア需要の落ち込みで業績が悪化した。MBOで経営の意思決定を迅速化し、構造改革を進める。