電気料金、6月1日に値上げへ…経産省の審査強化を前提に消費者庁は容認姿勢
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電力大手7社の申請している家庭向け「規制料金」の値上げが、6月1日に実施される方向となった。政府は16日の関係閣僚会議で、値上げ幅を決める際の指針となる「査定方針」を取りまとめる予定で、早ければ週内にも経済産業相が認可する見通しだ。
7社は昨年11月以降、平均28・1~45・8%の値上げを申請した。足元の燃料価格を反映し、再算定によって値上げ幅は平均17・6~46・9%になっている。最終的な値上げ幅については、政府の査定方針に基づき、各社が改めて申請するため、さらに圧縮される可能性がある。
経産省と値上げの協議をしてきた消費者庁は15日、経産省による審査強化などを前提に、値上げを容認する姿勢を示した。