フリーアナウンサーの有働由美子が24日までに大阪・MBS局内で行われた「おしゃべり小料理 ゆみこ」(2025年1月5日午後1時=全国)の取材会に出席した。

 同番組は有働が小料理屋の女将となり、客(ゲスト)を自慢の手料理と楽しいお酒でおもてなししながら、「本音」を引き出していくインタビュー&トーク番組だ。5回目の今回は俳優・堤真一とアーティスト・藤井フミヤが来店した。

 大好きな2人の来店に仕事を忘れ、乙女になってしまったという有働は「好きな人に久しぶりに会って、ろくにしゃべれない。本音トークとかいいんで、好きなことしゃべってくださいみたいな」とし、収録後にわれに返って「満足いってない」と反省していた。

左から藤井フミヤ、有働由美子、堤真一(ⒸMBS)
左から藤井フミヤ、有働由美子、堤真一(ⒸMBS)

 同番組は有働のふるまう料理も見どころのひとつだ。有働は今回、料理本を8冊買って準備。堤に関して「スパイスにハマってるという情報を聞いたのでスパイスを入れて」とし、藤井にはみそ汁と九州を意識した素材を取り入れた料理を提供。さらに視聴者向けに「お正月なんで、おせちを余らせている方に便利なようにって料理を考えました」と語った。

 有働の趣向を凝らした料理を食べた2人の反応は「お2人ともお料理がお好きなんで割と正直な感想。おいしいものはおいしいとおっしゃいましたし、そうでもないのは『なるほど』っておっしゃいました」と明かし、笑わせた。

 今まで同番組は大阪・北新地の店舗を借りて収録されていたが、今回は新春に全国で放送するということで同局は張り切って番組セットを作ってしまったという。

「(小料理屋の内装だけでなく)通りも作ったんかい、MBSさん。テレビ、本気出したらこれできるんやった~って感じで、めちゃくちゃうれしくなりました。(セットを見た時)ずっしり背中に緊張感が漂いました」とし、さらに「藤井フミヤさんが『週に2回は来る』っておっしゃったので、(番組の)枠を空けていただいて、週に2回くらいやりたい」とレギュラー化に意欲をみせた。