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フウとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 固有名詞の種類 > 自然 > 生物 > 植物 > > フウの意味・解説 

ふう

[感]相手の話に感心したり、あきれたりしたときに発する語。

「—、お客とか」〈滑・浮世風呂・二〉


ふう【二】

読み方:ふう

「ふ」の音変化。「ひい、—、みい」


ふう【夫/富】

読み方:ふう

〈夫〉⇒ふ

〈富〉⇒ふ


ふう【封】

読み方:ふう

常用漢字] [音]フウ(呉) ホウ(漢)

[一]〈フウ〉

出入り口をふさぐ。閉じ合わせる。「封緘(ふうかん)・封鎖封入完封厳封密封

閉じ合わせた箇所。封をしたもの。「封書封筒開封同封金一封

野球で、進塁させないこと。「封殺

[二]ホウ

領土与えて領主にする。「封建冊封(さくほう)」

領土。「封地封土移封爵封分封素封家

名のり]かね

難読食封(じきふ)・封度(ポンド)


ふう【封】

読み方:ふう

文書・袋・箱などを閉じふさぐこと。また、その閉じた部分。「—をする」「—を切る」

閉じふさいだ部分につけるしるし。「〆」「封」「緘」などの文字を記す。


ふう【×楓】

読み方:ふう

人名用漢字] [音]フウ(漢) [訓]かつら かえで おかつら

木の名。マンサク科落葉樹。フウ。「楓樹

木の名。カエデ。「観楓霜楓


ふう【×楓】

読み方:ふう

フウ科落葉高木長い柄をもち、手のひら状に大きく三つ裂け、縁にぎざぎざがある。秋に紅葉する。春、新葉とともに雌花雄花とが咲き球形とげのある実を結ぶ。中国原産樹脂芳香があり、楓香脂(ふうきょうし)といい薬用。近縁モミジバフウ北アメリカなどの原産で、は5〜7裂する。ともに公園街路樹とする。

[補説] 「かえで」は別種


ふう【×諷】

読み方:ふう

[音]フウ(漢)

節をつけてとなえる。「諷詠諷誦(ふうじゅ)」

遠回しに言う。「諷意諷諫(ふうかん)・諷刺諷喩(ふうゆ)」

[補説] 2「風」通用する


ふう【風】

読み方:ふう

[音]フウ(漢) (呉) [訓]かぜ かざ ふり

学習漢字2年

[一]〈フウ〉

大気動き。かぜ。「風雨風車風速風力寒風逆風薫風光風疾風(しっぷう)・秋風順風旋風・台風・通風・東風(とうふう)・突風熱風爆風微風(びふう)・防風暴風無風涼風

人々影響与えてなびかせること。感化力。また、習わし様式。「風紀風教風習風俗風潮悪風遺風淫風(いんぷう)・家風画風学風気風矯風古風校風作風淳風(じゅんぷう)・新風美風弊風洋風

それとなく伝わること。「風説風評風聞

(「諷(ふう)」と通用遠回しに言う。「風刺・風喩(ふうゆ)」

姿やようす。「風格風景風光風采(ふうさい)・風体(ふうてい)/威風好風

味わいおもむき。「風趣風致風味風流

詩歌民謡風のうた。「風騒国風

病気。「風疾風邪(ふうじゃ)・風疹(ふうしん)/中風痛風破傷風

さかりがつく。「風馬牛

[二]〈フ〉

かぜ。「屏風(びょうぶ)」

おもむき。「風情(ふぜい)」

[三]〈かぜ〉「秋風神風北風潮風波風松風

[四]〈かざ〉「風上風車

難読追風(おいて)・風邪(かぜ)・東風(こち)・微風(そよかぜ)・手風(てぶり)・南風(はえ)・疾風(はやて)・風信子(ヒヤシンス)


ふう【風】

読み方:ふう

ある地域・社会などの範囲内一般に行われている生活上の様式また、やり方流儀風俗・習慣ならわし。「都会の—になじむ」「昔の—を守る」「武家の—」

人や物の姿・かっこう。なり。風体。「医者の—を装う

それらしいようす。ふり。「知らない—をする」「気どった—」

世間への体裁聞こえ

隣近所へ—の悪い思いをする」〈近松秋江別れたる妻に送る手紙

性格傾向性向。「人を疎んじる—がある」

詩経」の六義(りくぎ)の一。諸国民衆の間で作られ詩歌

名詞付いてそういう様式である、そういう外見である、その傾向がある、などの意を表す。「地中海—の料理」「アララギ—の短歌」「役人—の男」


読み方:フウ(fuu

あるものを空間的に閉じこめ、内外空間の間の相互干渉遮断するためのしるし。


フウ?

作者色川武大

収載図書ちくま日本文学全集 008 色川武大
出版社筑摩書房
刊行年月1991.5


読み方:フウ(fuu), オカツラ(okatsura)

マンサク科落葉高木園芸植物薬用植物

学名 Liquidambar formosana


フウ

名前 Huu; Furr; Hu; Phu

フウ

読み方:ふう

  1. 大風ノコトヲ云フ。〔第八類 天然之部・茨城県

分類 茨城県

隠語大辞典は、明治以降の隠語解説文献や辞典、関係記事などをオリジナルのまま収録しているため、不適切な項目が含れていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

フウ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/26 07:20 UTC 版)

フウ
Liquidambar formosana(2009年12月4日)
分類APG III
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 angiosperms
階級なし : 真正双子葉類 eudicots
階級なし : コア真正双子葉類 core eudicots
: ユキノシタ目 Saxifragales
: フウ科 Altingiaceae
: フウ属 Liquidambar
: フウ L. formosana
学名
Liquidambar formosana Hance (1866)[1]
和名
フウ(楓)、サンカクバフウ(三角葉楓)、タイワンフウ(台湾楓)、イガカエデ(伊賀楓)、カモカエデ(賀茂楓)、オカツラ(男桂)
英名
Formosa Sweetgum、Formosan gum、Chinese Sweetgum

フウ(楓[2]学名: Liquidambar formosana)はフウ科[注 1]フウ属落葉高木。公園樹や街路樹にされる。別名、サンカクバフウ(三角葉楓)、タイワンフウ(台湾楓)[3]イガカエデ(伊賀楓)、カモカエデ(賀茂楓)。古名、オカツラ(男桂)。

種小名 formosana は「台湾の」の意味。属名の Liquidambar はリキッド・アンバー(「液体の琥珀」の意)で、その樹皮から香りのよい樹脂が採れることにちなむ[4]。そのため、中国名では楓香樹の名がある[4]。また中国名の別名では漢字で「楓」(楓樹[1])と書き、和名はその音読みを由来とする[2]。日本では古来、「楓」の字を「カエデ」と訓むが、本来の楓は本項目のフウのことを指し[4][2]、カエデを表す漢字は槭である。

分布・生育地

原産地は台湾中国南東部[5][3]日本には江戸時代中期、享保年間(1716 - 1736年)に渡来し、珍しい樹として江戸城日光に植えられたのが始まりである[5]。植栽は日本全土に分布し[2]関東地方以南で使われている例が多い[5]

特徴

落葉広葉樹の高木[3]。幹は真っ直ぐに伸び、高さ20 - 25メートル (m) ほどになる[6]。原産地では40 - 60 mのものもある。樹皮は灰色から灰褐色で、縦に浅い筋が入り、老木になると縦から網目状に裂ける[6]

状にふつう3裂し、しばしば5裂や複雑な裂け方をする葉もみられる[7]葉縁に細かい鋸歯がある[3]。葉の形はカエデにやや似ている[2]。枝の同じ場所に葉が対生するカエデとは異なり、フウは枝に互生する[2]紅葉し、赤色や橙色、黄色に色づく[3][2]葉柄托葉がつくため、枝には托葉痕はない[6]

雌雄同株は雌雄とも球形で花被がない。、新葉が出るとともに咲く。

初夏には枝先に小さなイガのような若い果実がつく[2]。果期は秋の紅葉のころで、光沢のある褐色で、細かいと隙間がある球状の集合果成熟する[4]。果実は蒴果[6]。冬でも果実は枯れ葉とともに残ることもある[6]

冬芽は長さ5 - 10ミリメートル (mm) で卵形から長卵形をしている鱗芽で、11 - 18枚の芽鱗に包まれている[6]。芽鱗には薄茶色の汚れたような毛がある[6]。枝先につく頂芽は、側芽よりもやや太い[6]。葉痕は半円形から三角形で、維管束痕は3個ある[6]

トウカエデに似ている。樹皮とくきの形で見分けがつく。

利用

秋にはきれいな紅葉を見せるので人気があり[4]、暖地で庭木街路樹、公園樹として利用される[3]中国では独特の香りのある樹脂を「楓香脂」として薬用にする。

近縁種

近縁種にモミジバフウが知られる。これに対して本種をサンカクバフウまたはタイワンフウと呼ぶこともある。

フウ属

フウ属(ふうぞく、学名: Liquidambar)は、フウ科の一つ。属名は「琥珀色」の意味で、この植物から採集される樹脂香料用に使っていたため。

フウ属は中国台湾小アジア北米に4ある。

脚注

注釈

  1. ^ 最新の分類体系であるAPG体系ではフウ科であるが、古いクロンキスト体系新エングラー体系ではマンサク科に分類される[1]

出典

  1. ^ a b c 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Liquidambar formosana Hance フウ(標準)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2023年12月8日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g h 亀田龍吉 2014, p. 50.
  3. ^ a b c d e f 林将之 2008, p. 30.
  4. ^ a b c d e 辻井達一 1995, p. 177.
  5. ^ a b c 辻井達一 1995, p. 176.
  6. ^ a b c d e f g h i 鈴木庸夫・高橋冬・安延尚文 2014, p. 217
  7. ^ 亀田龍吉 2014, p. 57.

参考文献

  • 茂木透 写真『樹に咲く花 離弁花2』高橋秀男・勝山輝男 監修、山と溪谷社〈山溪ハンディ図鑑〉、2000年、30-31頁。ISBN 4-635-07004-2 

関連項目

外部リンク


フウ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/09 08:16 UTC 版)

NARUTO -ナルト- 疾風伝 ナルティメットストーム4」の記事における「フウ」の解説

本作では穢土転生の姿で登場する

※この「フウ」の解説は、「NARUTO -ナルト- 疾風伝 ナルティメットストーム4」の解説の一部です。
「フウ」を含む「NARUTO -ナルト- 疾風伝 ナルティメットストーム4」の記事については、「NARUTO -ナルト- 疾風伝 ナルティメットストーム4」の概要を参照ください。

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フウ

出典:『Wiktionary』 (2021/08/12 10:52 UTC 版)

名詞

フウ

  1. ユキノシタ目フウ科フウ属属す落葉高木一種学名:Liquidambar formosana。別名、三角葉台湾伊賀賀茂楓

同音の漢字



  • 画数:13
  • 音読み:フウ、 ブ

  • 画数:7
  • 音読み:フウ、 ハイ







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