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2020年4月30日木曜日

ZapierとGoogle Todoを利用してタスクを自動で一元管理

リモートワークでチームが生産性の高い仕事を実現するため、様々なオンラインサービスの活用を推進しているところも増えているのではないでしょうか?

実際に私も、Githubで開発のイシュー管理、Zendeskでサポートチケットの把握、Todoistで依頼しているライティング案件の管理などなど、複数のチャンネルを使ってプロジェクトを進めています。

フィードバックを求められたり、成果物を確認するよう依頼されれば、それらに目を通すわけですが、複数サービスの通知を毎回見に行くのはかなりの手間になってしまいます。

そこで私が日頃から実践しているのは、通知を自動的に一ヵ所にまとめてタスク化することです。複数のアプリを立ち上げることなく自分に来た通知を一元管理する仕組みを取り入れています。

具体的にはバラバラに来た通知を、ZapierでGoogle Todoに集約しています。それだけ見れば対応待ちのリストの総量が一目瞭然というわけです。



Google Todo

Google Todoは非常にシンプルなタスク管理サービスで、複雑な機能をあえてもたないことが個人的に気に入っているポイントです。さらに、Google TodoはPCのGmailに統合されていてブラウザだけで完結したり、スマホアプリなら「片手」でタスクの確認ができることなど必要な機能が備っています。

もちろん他のタスク管理サービスを使ってもかまいません。例えは、TodoistはGmail用のアドオンがリリースされていて、PCブラウザでも、スマホアプリでも、メールをその場ですぐにタスク化することができて便利です。チャットに慣れている人なら、Slackに全て集約するのも良いでしょう。

肝心なのはタスクの「自動一覧化」にあるので、自分が使いやすいものを使ってください。

Zapier

Zapierは各サービスを連携して処理を自動化するサービスで、類似サービスにiftttなどがあります。

「特定の受信箱にメールを受信したらSlackに通知する」「メールの添付ファイルをGoogle Driveに保存する」というような作業を自動化したり、最近ではスマート家電と連携するための利用も増えているそうです。

私はZapierを使って以下のような処理をしています。(一例)
  • Githubでメンションされたら→Google Todoのタスクを作成
  • Githubでアサインされたら→Google Todoのタスクを作成
  • Todoistからコメント通知メールがきたら→Google Todoのタスクを作成
  • Zendeskでサポートチケットが作成されたら→Google Todoのタスクを作成 
Zapierは無料では接続できるサービスや月間処理件数に制限がありますが、柔軟な設定が可能。対応してないサービスでも、メール通知さえできれば「件名に○○がつくものはタスク化する」というような処理ができます。

様々なサービスから送られる通知を一元管理することの効用を図解にしてみました。

煩雑さを解消して見落としがなくなることで、お客様の抱える問題を解決したり顧客体験を向上するのに時間を多く費やせるようになります。自分の仕事の質を上げることがお客様の幸せにもつながっていくという意味で、まさにwin-winの関係を構築することができるというわけです。

増えていくサービスに追われしまうように感じている方にとって参考にしていただけるとうれしいです。