Windows PCからMacBook Proに乗り換えましたが、どうしてもWindowsでしか動かないアプリケーションが存在します。頑張って代わりとなるサービスを探しましたけど、代わりが見つからないアプリケーションがありました。
とある集計用のアプリケーションなのですが、現在は、仕事場で常にWindowsを作動させておき自動で集計作業にあたらせています。
集計したデータはその場でDropboxに保存されるため、どの端末でも生データを見ることはできます。ただし、時々、そのアプリケーションを手元で操作したい時があります。しかし、そのためだけにWin/Macを両方持ち歩くのは面倒。
そこで、今回、
Chromeリモートデスクトップをはじめて導入してみました。
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まずは、Chromeリモートデスクトップのプラグインをインストールしましょう。 |
Googleアカウント+Chromeがあればすぐに始められる
Chromeリモートデスクトップは無料のChrome拡張機能です。
類似サービスに
Windowsリモートデスクトップが有名ですが、Windowsのグレードによっては使えないという制約があります。例えば、Windows7 Home Premiumでは動作しません。
一方、Chromeリモートデスクトップは、グレードによる制限は一切なし。さらには、拡張機能をインストールしていれば、Macさえもリモートで操作できるという利点もあります。
それでは、WindowsをMacから利用する手順を見てみましょう。
まず、前提条件として
- Chromeをインストールしておくこと
- Chromeリモートデスクトップの拡張機能をインストール
- ブラウザでGoogleアカウントにログインしておいてください。
それから、もちろん操作される側のPCの電源はONになっていなければなりません。
アプリ一覧に表示されますので、それをクリックしましょう。
利用にあたって、まずはPINコードを設定します。パスワードのようなものです。遠隔操作する側の端末と、遠隔操作される側の端末で、それぞれこの一連の作業が必要です。
アプリを立ち上げて、
「マイパソコン」で操作したい端末をクリックすればOK。
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リモートサポートというのは、遠隔操作でサポートしたりするときに利用するもの。 |
これでリモートで操作できるようになりました。音は聞こえないという話もあるのですが、僕の環境では音も聞こえます。
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MacのChromeでWindows7 Home Premiumを開いた図 |
若干のタイムラグがあるので、バリバリ作業をするというのには向きませんが、ちょっとした確認作業では問題なく利用できました。
Android端末からもリモート操作
ChromeリモートデスクトップのAndroidアプリをインストールしておけば、外出先からスマホで気軽にPCを操作することができます。利用を始めるのも簡単で、PINコードを入力すればOKです。
ただし、画面が小さいのと、画面の動きがスムーズではないため、こちらもガッツリ作業するには不向きだと思います。あくまでも、確認用の補助ツールとしてとらえるのが無難です。
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登録したMacとWindowsパソコンが表示されているので、リモートで表示したい方をクリック |
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ここでPINコードを入力 |
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つながった! |
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画面を回転してみた。両端が切れます。 |
ちなみに、
現在はiOS未対応ですが、年内にはiOS用のアプリが登場すると言われています。iPhoneやiPadでも利用できるようになれば、活用の幅がもう少し広がるでしょう。
僕はこのようなサービスを利用したことがなかったのですが、今回は背に腹は代えられないということで、一旦導入してみることにしました。
そんなに頻繁に使うことはないのですが、何かあった時のための安心感というのはありますね。AndroidからMacBook Proを操作できちゃうのも便利だったりします。
Windowsリモートデスクトップに物足りなさを感じている方などにぜひお勧めです。