カテゴリ : 2018年12月号

Alone in the Milky Way / 人類という奇跡

Astronomers have now found thousands of planets orbiting other stars in the Milky Way, and 100 billion more stars in the galaxy presumably host planets of their own. Given the sheer number of worlds … 続きを読む

カテゴリ 2018年12月号, 英語で読む日経サイエンス

ヘディングの影響に男女差〜日経サイエンス2018年12月号より

女性のほうが脳にダメージを受けやすい   サッカーでヘディングを繰り返すと選手の脳に損傷が生じる。新たな研究によると,この損失(ダメージを受けた脳細胞の体積)は男性よりも女性選手のほうが5倍大きい。   … 続きを読む

カテゴリ 2018年12月号, SCOPE & ADVANCE

鳥たちの免疫〜日経サイエンス2018年12月号より

渡りのパターンによって特徴が異なる   毎年秋が深まると,ヨーロッパとアジアの多くの鳥がアフリカの暖かな日差しを求めて南へ移動する。そして春になると,温暖な旧北区に戻って繁殖と子育てをする。これらの渡り鳥が長旅 … 続きを読む

カテゴリ 2018年12月号, SCOPE & ADVANCE

Talking through Time / 高度な言語が生まれた理由

Dolphins name one another, and they click and whistle about their lives or the dangers posed by sharks and humans. They also pass on useful bits of know-how from mother to child, such as how to catc … 続きを読む

カテゴリ 2018年12月号, 英語で読む日経サイエンス

発生のバランス技〜日経サイエンス2018年12月号より

四肢が成長をそろえる仕組み   身体のつくりが左右相称な動物種は約4億年前から地球上に存在し,人間は自らの左右相称性に強い関心を抱いてきた。美の認識において対称性が重要であることや,両手足を左右に広げた人体を描 … 続きを読む

カテゴリ 2018年12月号, SCOPE & ADVANCE

質量標準,いよいよ再定義〜日経サイエンス2018年12月号より

SI基本単位の改定が近く評決される   キログラムの重さが減っている。1kgの質量を定義する公式の物体は,139年前に白金とイリジウムの合金で作られた小さな円筒で,パリ近郊の3重に施錠された保管庫のなかにある。 … 続きを読む

カテゴリ 2018年12月号, SCOPE & ADVANCE

盲人の視覚に迫る〜日経サイエンス2018年12月号より

動いているものだけが見える非凡な視覚   キャニング(Milena Canning)にはコーヒーカップから立ち昇る湯気が見えるが,カップは見えない。自分の娘のポニーテールが左右に揺れ動くのは見えるが,娘の姿は見 … 続きを読む

カテゴリ 2018年12月号, SCOPE & ADVANCE

賞金の分割(問題)

 不思議の国と鏡の国との合同演芸会がまた近づいてきた。人気の高い催しで,特技を披露して喝采を浴びようと考える者も多く,みな出し物の練習に励んでいる。ところが,主催するトランプ王室とチェス王室は,入賞者に配る賞金をどう工面 … 続きを読む

カテゴリ 2018年12月号, パズルの国のアリス, パズルの国のアリス(解答なし)

レーザー光で物体を操作し観察する/タンパク質を試験管内で進化させる

2018年のノーベル物理学賞,化学賞は,研究に広く使われるようになった新たな実験技術のパイオニアらに贈られることが決まった。   物理学賞は,レーザー光で物体を操作・加工・観察する革新技術を開発した3氏が受賞す … 続きを読む

カテゴリ 2018年12月号, 記事

免疫の「ブレーキ」解除でがんをたたく(再録)

抗がん剤や放射線治療が腫瘍を直接攻撃するのに対し,免疫療法は身体自身の防御機能を引き出して悪性腫瘍と闘わせる。従来の免疫療法のほとんどは,免疫細胞の力を増強してがんを攻撃しようとしていた。アクセルを踏んで車を加速するよう … 続きを読む

カテゴリ 2018年12月号, 記事

未知の免疫機構 発見へつないだバトン

 本庶佑氏のノーベル生理学・医学賞の受賞理由では,基礎研究が新たながん免疫治療薬を生んだことが高く評価された。ところが本庶氏は「当初はがんと関連するとは思わなかった」と研究が始まった1990年ごろのことを振り返る。本庶氏 … 続きを読む

カテゴリ 2018年12月号, 記事

人類という奇跡

天の川銀河には多数の系外惑星があるので,生物もたくさんいるだろうと考えるのは筋が通っているように思える。しかし,人類の知的文明が生じるには一連の異例の出来事が起こる必要があった。そうした幸運がどこか他の場所でも生じている … 続きを読む

カテゴリ 2018年12月号, 記事

分身AIがつくる社会

技術は人間の能力の拡張であり,それ以上のものではない。機械は自由意思を持たず,人間が与えた目的に向かって動くだけだ。近未来の人工知能(AI)の姿としては,反逆ロボットの出現よりも,「デジタル・ダブル」が普及する可能性のほ … 続きを読む

カテゴリ 2018年12月号, 記事

都市が変える生物進化

カタツムリやタンポポ,魚など様々な生物が,驚くべき新たな方法で都市環境に適応しつつある。多くのケースで,その進化のスピードは自然環境で起こると思われる変化よりも速い。世界中の都市は同じような進化圧を呈しているので,そこに … 続きを読む

カテゴリ 2018年12月号, 記事

戦争は人間の本能か

ヒトはなぜ戦争をするのだろうか。個人的な殺人ではない,組織を作ってほかの集団のメンバーを殺す「戦争」という行動は,ヒトという種が進化の過程で獲得した生来の性質によって引き起こされるのか,それとも文化や社会が発達し条件が整 … 続きを読む

カテゴリ 2018年12月号, 記事