青木宣親氏が知事に引退報告　宮崎県

　プロ野球や米大リーグで活躍し、今季限りで現役引退した宮崎県日向市出身の青木宣親氏（４２）が宮崎県庁に河野俊嗣知事を表敬訪問した。現役生活を振り返り、「悔いのない野球人生を過ごせた」と晴れやかな表情で語った。

　青木氏は県立日向高から早大を経て、２００４年にヤクルトに入団。１２年からは米大リーグでもプレーし、日本選手の歴代５位に相当する日米通算２７２３安打を記録した。

　表敬に先立ち、県庁正面玄関では知事や職員のほか、ユニホームを着たファンら多くの市民が出迎えた。河野知事は花束を贈呈し、「県の誇り。これからの活動にも期待したい」と語った。

　記者団の取材に応じた青木氏は、今後について「いろいろなことに挑戦し、野球界や宮崎の発展に貢献していきたい」と抱負を述べた。【もぎたて便】