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先日、ブログ記事でご案内しました通り、6 月 27 日に「サイト クリニック」を行いました。サイト クリニックは、実在するサイトを題材に、Google 検索と相性の良いサイト運営の方法について考え、ディスカッションするものです。日本では 2 回目の開催で、今回は初めて、ハングアウト オンエア形式で行いました。

今回、応募いただいたサイトを確認させていただいたところ、みなさんに共通したお悩みがあることがわかりました。それは “特定のキーワードでの検索順位が上がらない、検索順位を上げるにはどうしたらいいか” というものです。このお悩み(私達が日頃から一番多くいただくご質問でもあります)に対して、今回は 3 つのポイントから具体的なサイト例を示しながらお答えしました。


  1. 「検索順位」から離れて考えてみる
  2. ユーザー視点で見直してみる
  3. Google 検索にも伝わりやすいサイトにする

3 ポイントを通してここで改めて強調してお伝えしたいことは、「自分が検索ユーザーであったらどう行動するだろうか、サイトを見てどう思うだろうか」というユーザー視点でサイトの構成を見直してみることの重要性です。「検索エンジン最適化(SEO)」と聞くと検索エンジンの動向に注目しがちですが、まずはユーザーにとってわかりやすい、価値のあるサイト運営を目指して、その上で Google 検索にも伝わりやすいサイトになっているか確認する、という流れを意識していただければと思います。

また、今回ご応募いただいた方々の中にも ウェブマスター ツール をまだご利用いただいていない方が少なくない数いらっしゃいました。ウェブマスター ツールでは Google 検索と相性の良いサイト運営をしていく上で参考になるデータを閲覧できますし、サイト運営上大きく影響のある問題が発生していると思われる際には Google からメッセージをウェブマスター ツール上にお送りしています。大変役立つツールですので、ぜひご利用ください。





イベント ページはこちらからご覧ください。

ご参加いただいた皆さん、ご応募いただいた方、ありがとうございました。特に開催にあたり、題材としてご紹介させていただくサイトの募集をしましたが、短い募集期間にも関わらず大変多くのご応募をいただきました。ここで改めてお礼申し上げます。
今回のサイト クリニックの内容が、様々な分野で活動されている NPO の皆さま、そして多くのウェブマスターの皆さまにとって少しでもお役に立ちましたら幸いです。


Google ではブログ記事「選挙活動における検索エンジンを対象とした施策について」を公開し、ウェブスパムに対する注意喚起をいたしました。その後選挙活動に関わる方だけでなく、多くの方々から検索エンジンを対象とした施策やウェブスパムついてご質問をいただきました。これらの内容は、選挙だけでなく、政治関係者ではない一般のウェブマスターの皆さんに役立つ内容だと思います。下記にまとめましたので、ぜひご覧ください。

Q. SEO 業者から検索結果の掲載順位を上げる、といった営業電話がかかってきたのですが、信用しても大丈夫ですか?
Google の検索は、200 以上の要素を考慮して、ユーザーが探している情報に最も関連性のある検索結果を表示すべく、日々、検索エンジンに改善を施しています。日々、新しいサイトが生まれるウェブ上において、一定の検索ランキングを約束することは、一般的に非常に難しいと言えます。ですのでランキングを上げることを約束するような勧誘には注意が必要です。もしこうした検索エンジン対策を、外部の業者に発注する場合は、信頼できる業者かどうかその評判を検索して判断すること、そしてその上で Google のウェブマスター向けガイドライン に違反しない施策を行うよう確認することをおすすめします。また、SEO 業者に確認すべき質問の例など、ヘルプ記事「SEO が必要なケース」も参考にしてみてください。

Q. ガイドラインに違反するとどうなるのですか?
Google では、ガイドライン違反に対しては、Google 検索の品質およびユーザーの利便性を維持するためアルゴリズムや手動で掲載順位を下げる、または検索結果から削除する、などの対応をさせていただく場合があります。どのような手法がガイドライン違反となるかについては、ウェブマスター向けガイドラインの 品質に関するガイドライン 上で公表しています。ご確認の上、悪質な手法を用いないようお気をつけください。

掲載結果に変動のある手動による対応をした場合は ウェブマスター ツール に通知をお送りしています。手動による対応を解除するための手続きである 再審査リクエスト についてもウェブマスター ツールが必要となりますので、ウェブマスター ツールには必ず登録することをおすすめします。

Q. SEO 業者から逆 SEO や誹謗中傷対策などの提案を受けましたが、問題はありませんか?
逆 SEO や、誹謗中傷対策という名目で検索結果を人為的に操作する手法がとられる場合があり、そうしたケースでは、Google のウェブマスター向けガイドラインに違反する不正な手法がとられることが多いようです。そのようなガイドラインに違反する不正な手法に加担しないためにも、前述のとおり、業者の評判を確認すること、施策内容を把握すること、Google のウェブマスター向けガイドラインに違反しない施策を行うよう確認すること、を心がけてください。

Q. 関連検索やキーワードのサジェスト機能から外して欲しいキーワードがあるのですが、どのようにすればいいですか?
現在専用のフォームなどはございませんので、検索結果の下部にある、”フィードバックを送信”からご報告ください。お送りいただいた情報は、必ず反映されるというものではございませんが、機能改善等の参考情報として活用させていただきます。



また、Google の検索結果からコンテンツを削除する手続きにつきましては、ブログ記事「Google の検索結果からコンテンツを削除するには」をご覧ください。

Q. 政治家の事務所のウェブサイトを運営しています。SEO 対策として気をつけるべき点はなんですか?
Google が以前 Google 自身のサイトについて診断を行った Google 検索エンジン最適化 (SEO) レポートカード が参考になるのではないかと思います。その診断を参考にしていただいて、まずはお名前などで検索結果にきちんと表示されるかどうかを確認することをおすすめします。診断の結果、きちんと表示されていないことが分かった場合は、検索エンジン最適化 ( SEO ) スターターガイド を参考にしていただき、改善を試みてください。

ご意見・ご感想は、ウェブマスター ヘルプフォーラム までお寄せください。

※ 2015/9/25 追記
文言の調整を行いました。

Google ウェブマスター フォーラムで、再審査リクエストに関する質問、特にサイトへのリンクの問題をどう扱うか、といった質問をよく見かけます。今回はよくある質問とそれに対してどう対応すればよいか、といったことを紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

再審査リクエスト はいつ送信すべきですか?
Google のウェブマスター向けガイドラインの品質に関するガイドライン に違反した場合に、検索結果を不正なスパムから防ぐため、サイトに対して手動によるスパム対策が実施されることがあります。違反については、Google ウェブマスター ツール に送られるメッセージで確認できるほか、サイトの以前の所有者や委託している SEO 会社など他の人から知らされたりする場合もあります。手動によるスパム対策を解除するには、まず、品質に関するガイドラインに従ってサイトを修正してください。修正が完了し、現在のサイトが品質に関するガイドラインに違反していないことが確認できたら、再審査リクエストを送信してください。

サイトが アルゴリズムの変更 による影響を受けていると思われる場合は、再審査リクエストを送信すべきですか?
再審査リクエストは、手動によるスパム対策が実施されたサイトを対象としています。単にアルゴリズムの変更による影響を受けているだけであれば、解除の対象となる手動のスパム対策がないので再審査リクエストを送信する必要はありません。アルゴリズムの変更と手動による対策のどちらに関連するか不明で、かつ品質に関するガイドラインに違反していたと思われる箇所を修正した場合は、再審査リクエストを申請していただいてかまいません。

サイトへのリンクの品質を確認するには、どうすればよいですか?
Google ウェブマスター ツールの [サイトへのリンク] セクション には、あなたのサイトへのリンクのサンプルが多数表示されるため、最初にこちらを利用して調べることをおすすめします。特定の期間に SEO キャンペーンを実施した場合は、「最新のリンク」をダウンロードすると、その期間に作成されたリンクを確認しやすくなります。Google ウェブマスター ツールで表示されるリンクはサンプルですが、これを調査することによって解決すべき問題を見つけられるでしょう。たとえば、スパムの疑いのあるブログ コメントや自動生成されたフォーラム投稿、PageRank を転送するリンクを含んだテキスト広告などは 不自然なリンク と見なされる可能性が高く、Google の品質に関するガイドライン に違反します。個々の例や具体的なヒントについては、Google ウェブマスター ヘルプフォーラム で他のユーザーや経験豊富なウェブマスターからアドバイスを受けるようおすすめします。

サイトへのリンクの品質が悪いときはどう対処したらよいですか?
まず不適切なリンクを特定し、そのリンクを削除するか nofollow 属性を設定 することに最大限の努力を払ってください。どうしても削除も nofollow 属性もできないときにのみ リンクの否認ツール を使って、残りの不自然なサイトへのリンクに対処してください。URL 構造が複雑なサイトや、明らかなスパム サイトには、domain 演算子を使用してドメイン全体を否認することをおすすめします。たとえば、自動的に生成されたコンテンツのサイト や、編集されたコンテンツのほとんどない、品質の低いサイトなどです。詳しくは、否認ツールを使用する場合のよくある間違いに関する動画 をご覧ください。

どれくらいの情報を再審査リクエストに記載すればよいですか?
再審査リクエストの際に 詳細なドキュメント を提出していただくと、違反箇所を修正するために行ったウェブマスターの対応内容がわかり、再審査チームが調査しやすくなるためスムーズな審査につながります。共有ドキュメントへのリンクを含める場合は、そのリンクが誰からでもアクセスできるように設定 してください。記述方法につきましては、ウェブマスター フォーラムでも紹介していますので、そちら もご確認ください。

再審査リクエストの処理にはどれくらい時間がかかりますか?
手動によるスパム対策が行われたサイトの再審査リクエストは、Google 社員 によって処理されます。わたしたちは 迅速な対応 に努めており、通常は数日以内に処理されます。ただし、寄せられる再審査リクエストの数は変動が大きいため、いつまでに審査が終了するかお約束することはできません。

再審査リクエストを送信するとどうなりますか?
再審査リクエストを送信すると、まず、Google ウェブマスター ツールに自動的に確認のメッセージが届きます。リクエストが処理されると、その結果をお知らせするメッセージが届きます。ほとんどの場合、このメッセージは、手動による対策が取り消されたこと、あるいは、サイトが引き続き品質に関するガイドラインに違反していることのどちらかをお知らせする内容です。

詳しい情報はどこで入手できますか?
再審査リクエストについて詳しくは、こちらのヘルプ記事 をご覧ください。また、Google ウェブマスター ヘルプフォーラム では、詳しいディスカッションに参加したり、経験豊富なウェブマスターや Google 社員からアドバイスを受けたりすることもできます。ぜひご活用ください。


本日は、新しく生まれ変わったウェブマスター ツールのナビゲーションについてご紹介します。今回の変更により、既存の機能が見つけやすくなっただけでなく、便利な新機能も追加されました。

検索の仕組みに合わせてナビゲーションを変更しました
ウェブマスター ツールの各機能を、検索の段階 ごとにグループにまとめました:

  • クロール: サイト内のコンテンツを、Google がどのように検出してクロールしたかを調べることができます。このグループに含まれる機能としては、クロールの統計情報クロール エラー、クロールがブロックされた URL、サイトマップURL パラメータFetch as Google などがあります。
  • Google インデックス: Google のインデックスに登録されているページ数や、Google がそれらのコンテンツをどのように把握しているかを調べることができます。たとえば、サイト全体でのインデックス登録数を確認したり(インデックス ステータス)、ページから検出されたキーワードを表示したり(コンテンツ キーワード)、検索結果からの URL の削除 をリクエストしたりできます。
  • 検索トラフィック: 各ページの検索トラフィックを把握できます。たとえば、ユーザーがどうやってサイトを見つけているか(検索クエリ)や、誰がサイトをすすめてくれているか(サイトへのリンク)を確認したり、他の内部ページからの参照リンクがあるサイトのページ例を見たりできます。
  • 検索のデザイン: ページをマークアップすることで、Google がインデックスに登録する際にコンテンツをより的確に把握できるようにします。これらのマークアップが、検索結果にページがどう表示されるかに影響する場合もあります。このグループに含まれる機能としては、構造化データ ダッシュボードデータ ハイライターサイトリンクHTML の改善点 があります。


設定メニューからアカウント レベルの管理タスクにアクセスできるようになりました
アカウント レベルの管理タスク(ユーザーの権限の設定、サイトの設定、アドレスの変更など)にすばやくアクセスできるよう、右上の歯車アイコン にまとめました:



これらの項目がすべて表示されるのはサイト所有者である場合のみです。一部の項目は、フル ユーザーや制限付きユーザーには表示されません。たとえば、[ユーザーとサイト所有者] は、制限付きユーザーには表示されません。


新しい [検索のデザイン] ポップアップ
[検索のデザイン] ポップアップ を追加し、サイトが検索結果にどのように表示されるかを視覚的に確認できるようにしました。また、各要素を改善するためにコンテンツや構造に加えるべき変更を調べることもできるようになりました:



このポップアップ ウィンドウにアクセスするには、画面横のナビゲーションの [検索のデザイン] メニューの横にある疑問符アイコンをクリックします。

このポップアップでは、タイトル、スニペット、URL といった検索結果の基本要素だけでなく、サイトリンク、パンくずリスト、サイト内検索、イベントや商品のリッチ スニペット、著者情報といったオプション要素も確認できます。

ウェブマスター ツールを最大限活用していただく上で、新しくなったナビゲーションがお役に立つことを願っています。ご不明な点がありましたら、いつもどおり ウェブマスター ヘルプフォーラム に投稿してください。