登録日:2013/11/14 Thu 18:15:40
更新日:2024/11/11 Mon 21:46:38
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性根の腐った悪魔のオレが対戦相手や観客からどんな罵声を浴びせられたってかまいやしねえ
しかしロビンマスクの野郎との戦いに関しての罵りはやめてもらおう!
なめるなよ オレも悪魔超人のはしくれ 絶対にタダでは死なん
『悪魔超人』とは
漫画『
キン肉マン』に登場する超人勢力、属性の一つ。
【七人の悪魔超人編】で初登場を果たした、初の正義超人以外の超人集団、属性であり、以降の殆どのシリーズにも登場する。
個性豊かな顔ぶれの一筋縄では行かなそうな面子が揃っており、シリーズ毎の集団の扱いの差から強さの印象にバラつきこそあるものの、人気者や強豪のイメージのある超人も輩出されている。
概要
大魔王サタンに従い、その配下として動く超人を指し、
現実世界に於ける
悪魔に該当する……と
思われるのだが、後になって色々と事情が変わってきた部分も多い。
地上で人間達と共存し、ヒーローや職業超人レスラーとして活動している正義超人(一般、残虐超人含む)とは違い、基本的には異次元にして悪魔超人のみの世界である魔界を拠点としている。生まれついての悪漢であり、人間にとっては前述の通り伝説の悪魔達である。
『
キン肉マンⅡ世』での情報によれば地上を支配していた時期もあるらしく、劇中では度々地球へとその手を伸ばし、超人界の掌握を謀っている……とされるが、正義超人との対立と抗争はともかく、この辺の話が現在の設定でも生きているのかについては疑問も残る。
悪魔超人の源流とは、古代の地上に於いて
地上で“戦いの神”と崇められた一人の超人の掲げる
『覇道』によって、当時の混沌とした地上を制して、更なる高みに至ろうとした荒くれもの共による勢力である。
…ざっとした誕生経緯は以下の通り。
①神々により初めて宇宙が創造された頃、その中でも最も繁栄していた超人という神の似姿として生み出された半神的種族が、地上で最も優れた生命体でありながら、自らの欲望のままに争いを重ねて地上を混沌の世界へと変えてしまい、それを憂いた天上の神々に“失敗作”として粛清されようとしていた。
②しかし、天上界でも一二を争う実力者である“
慈悲の神”は唯一人それに反対。
超人の中でも優れた者だけは救い出して指導し、そこから生まれていく次の種が二度と神に見放されることのないような“完璧”な種へと生まれ変われるのか否かを自らの手で試すことを宣言する。
③こうして、神の座を捨てた“慈悲の神”こと、後に“慈悲深き神”と呼ばれることになる元神は、肉体を得て一人の超人として地上に降りてくると、順に
神々の怒りから逃れるに相応しい力と精神を持つ十名の者達を見出だし、弟子となった彼等に厳しい戒律を課すと共に鍛え上げて“完璧”と呼べる存在にまで高めたのだった。
“完璧”となった弟子達もまた師の高潔さと願いを受け、自分達も不老不死の奇跡を受け取ると共に、超人という種の成熟に殉じることを決意する。
④そして、当初の天上界との取り決め通り
神々の怒り(カピラリア大災害)により、“慈悲深き神”と十名の弟子以外の超人は滅ぼされた。
……筈であったが、神々も予期していなかった偶然から生き残った超人達が存在しており、カピラリア大災害から長い時間を経て後、地上を見た彼等は、自分達が
地上に撒いた種とは別の種の超人達が繁栄し始めていたことに気付いた。
⑤当初はその偶然を喜び、“完璧”が損なわれることを恐れて遠巻きながらも新たなる世代の超人達を見守っていことを決めた“慈悲深き神”と弟子達だったが、世代を重ねる中でまたもや自分達に連ならない“下等超人”達が地上を混沌に変えてしまう。
これを見た“慈悲深き神”と弟子達は管理する者が居ない状態では超人達に成熟が無いと悟り、これを受けて再び天上界による超人種の粛正が行われる危険性までもが高まったことから、
自分達の手で全滅とまではいかない粛正を行った後に、天上界に代わり徹底した地上の管理を行うことを決定する。
⑥……しかし、当初の理想を転換して自らが地上の管理をするようになった師である“慈悲深き神”の変節を悩んでいた十名の弟子の内でも筆頭となる兄弟の
兄の方は、全ては完璧を極めても尚も師を越えられなかった自分達にこそ責任があるとして、それを打破し得る可能性が自分達が否定し捨てた筈の地上に居る“下等超人”共の持つ感情の力にあると直感し、それを探るべく下野を決意するのだった。
⑦こうして、混沌の地上に現れた兄の方は、襲い掛かってくる下等超人を蹴散らすと共に、自身もかつて師にされたようにお眼鏡に叶う超人ならば更なる高みに昇らせてやれると考え直接の指導も開始、やがては彼自身が地上の超人達より“戦いの神”として崇められるまでになったのであった。
……つまり、この“戦いの神”の指導により相当な数が淘汰されつつも生き残り、その弟子となった勢力が悪魔超人の源流である。
この後、この悪魔超人の源流が混沌とした世界を『覇道』を以て制そうとしていたのだが、そんな中で“戦いの神”と呼ばれるようになった兄を追って、
弟の方もまた地上に降臨してきた。
建前上の目的は師である“慈悲深き神”より依頼されていた通り、新たなる戦乱の原因となっている兄を止めること……あったのだが、実は、弟もまた兄の苦悩を充分過ぎる程に理解していた立場であり、兄の行いを近くで見守ることにした。
その中で兄の強制的、且つ性急なやり方の危険性を認識した弟は、上記の経緯を経て兄の勢力に虐げられるようになっていた超人達を集めると、自らも彼等に直接の指導を開始。
こうして、弟が指導した者達もまた、やがては兄が指導していた荒くれもの共にすら対抗し得る力を持つ別勢力にまで成長するに至り、こうした中で弟もまた地上で“平和の神”と崇められるまでの存在となったのである。
正義超人とは、この別の方法論を用いつつも悪魔超人の源流と同じく混沌を制そうとした“平和の神”に率いられた勢力が大元となっており、この後で両方の勢力は
神と崇める指導者であった兄弟を同時に失い、引き継がれるべき記憶と歴史が数万年も後代に伝わらないという事態に陥ってしまうことになってしまい、超人界の歴史を知らないままに
知らず知らずに管理された世界の中で数万年も無意味に世代だけを重ねることになってしまった。
何れにせよ、悪魔超人と正義超人、そして完璧超人が属性として分かれ対立していたのは遥かに古代からということだったらしい。
この誕生経緯からも解るように、悪魔超人の源流となった勢力も間違いなく超人なのだが、後に地上を本拠地とし続けた正義超人に対して、自分達の独自性を守る為に“戦いの神”が創造した異次元である“魔界”を本拠地とするようになり、以降はそこで独自の歴史を重ねることとなり、これが伝説上の悪魔として扱われるようになった理由だと思われる。
現在の悪魔超人とは、一言で顕せば「冷酷・冷徹・冷血」が信条の恐怖の超人集団となる。
前述の様に正義、完璧と比べて異形の者や異質なギミックの持ち主が多いのだが、此れは“戦いの神”に従った先祖譲りであるらしく、それを活かした一芸特化型の戦いをする超人が多いのも特徴。
公正な闘いを信条とする正義超人や、自らの肉体と技量で蹂躙する
完璧超人とは異なり、敵を葬り勝つためならば、心理作戦やルール内での凶器攻撃等、正攻法から搦め手まで、どんな手段も厭わないルール無用のファイトスタイルを持つ(「汚い」「卑怯」は悪魔にとっては褒め言葉らしい)。
リング外でも他属性の超人との取り決めに対して
「約束破りは悪魔の十八番」「悪魔は平気で約束を破る」など、例えば不可侵条約のような約束事も自身らの目的・思想のためなら軽視する姿勢も強い。
対戦相手を殺すまで勝ち名乗りを受けない、敗北した仲間や相手は直接に制裁・処刑するなど、非情な面が多い。
一方で、仲間内では強い信頼関係と結束が築かれており、全力で戦った上での仲間の死ならば敬意を以て称えるといった悪魔と呼ばれるのとは裏腹な面も見せている。
元々は「怒り」や「憎しみ」といった負の感情を力の源としていたとのことだが、
後には正の感情と、その極致たる火事場のクソ力(友情パワー)を操る、キン肉マン達アイドル正義超人達に感化される中で悪魔超人なりに正の感情にも可能性を見出だすようになった面もあったらしく、以前よりも自分達の力を引き出す術を広げ、そのことが悪魔超人なりの友情パワーの獲得、軍団としての強化へと繋がったらしい。
このことは首領格の一人であるサンシャインの口から正直に語られており、悪魔というネガティブな存在にも関わらず勝利に対して貪欲=ハングリーな分だけ案外と前向きな者が多かったり。
あ、悪魔にだって友情はあるんだーっ!!
また、意外に思えるかもしれないが、原則として無抵抗な人間には危害を加えないというスタンスは一貫している。
正義超人や完璧超人相手には残忍なスニゲーターですら、ガンマンが真眼を観客にまで浴びせ始めた時には「何て酷いことを!」と憤慨し、
『Ⅱ世』の時代では、サンシャインは弟子であるチェックメイトの、同盟にあるとはいえ他の悪行超人(完璧・残虐の残党)のような理念も無い暴行から観客を庇うなど、彼らの鍛え上げた力はあくまで超人レスリングにのみ使用している。
また、『夢の超人タッグ編』では完璧超人が執り行うマスク狩りに対して批難する等、超人レスラーとしての誇りや矜持は比較的初期から大切にしている様子が見て取れる。その割には自分達も同じエピソード内、それも上記批難をしたその舌の根も乾かぬ内にマスク狩りしようとしていた?都合の悪い事は忘れよ
その為、自分達を嫌われ者、鼻摘み者で結構と嘯きつつも、粗野に見えて自分達を理解してくれた少年の送ってくれた声援に、
命懸けで答えて散り、敬意を返したヤツもいる。
また、作中では自分達と戦うことの多い正義超人達を憎らしいと言いつつも、その実は自分を破ったり、勝ったとしても命懸けで向かってきた相手への称賛と敬意を忘れていない者が多く、過去の戦いを誇りに、また、その戦いから得たものを未来への財産としている者も多い。
素直に態度で示すことは無いものの、そうした事情を嘲ってきた相手には確かな怒りを見せていた。
しかし、過去の戦いでは上記までの説明のように、下手に向上心があるだけに戦いの中で他の勢力の超人に感化され易い面も見られていた。
特に、最も多く抗争してきた正義超人へと転向したとして扱われる者が多く、肝心の悪魔超人という枠組みがあやふやになっていた印象もある。
実際、現在の連載の時間軸とは一致していないように見えるものの、旧連載から28年後を描いた『Ⅱ世』の時代には、屋台骨を支えていた実力者が離脱した末に純粋な意味での後継者も育っていないと勢力が衰えてしまっており一つの勢力としては成立出来ておらず、結果的には同じく正義超人に敗れた末に勢力を減らした、完璧・残虐超人との三軍同盟
新生代悪行超人軍d.M.p.の一部となってしまっていた。
しかし、一応の同盟関係にある完璧・残虐超人勢に比べても人員の数が少なく、疎まれ、遂には排斥までされる有り様であった。
……正義超人とは対を為す
ライバルというべき存在であり、劇中での出番は正義超人に次いで多く、レギュラーメンバーとなったキャラも多数というポジションなのだが、この様に『Ⅱ世』以前は微妙な扱いも受けていた。
出番が多いだけに、正義超人陣営と同じく地味に親類縁者も多く描かれたりもしているのだが、所詮は序盤の敵役、かませ的な立ち位置で味方なんだか敵なんだか分からなくなっていた立ち位置も所属もあやふやとなってしまう“悪魔超人”も多かった。
しかし、その強さや個性等から読者の人気も根強く、それが余計に“悪魔超人”の扱いについてのジレンマとなっていた面もある。
……が、
賛否両論もあった『Ⅱ世』での展開を経て、まさかのwebでの旧連載の先の物語が描かれた新連載かつ、新章となった『完璧超人始祖編』では、一つの勢力、集団という括りを越えて、明確に
正義・完璧と並ぶ超人の属性の一つと定められたことにより
悪魔超人の改めての存在感が増してきており、上記の様に、以前は立ち位置が曖昧な故に所属メンバーがフラフラと入れ替わって見えたり、単なる悪行超人の一つとされていた時代とは比べ物にならない程に、
悪魔超人が存在することの意義がメタ的な意味でも増しており、反対に
実力者が出戻ってきていたりする程である。
設定面でも悪魔超人の根源に至る歴史の部分から再編成、明文化された事で、その枠組みは読者にもより分かりやすくなっている。
尚、新章にも『Ⅱ世』では失笑とツッコミの対象だった
悪魔超人達が自分達の神にも等しい指導者の下で一丸となって研鑽に励む姿(通称:悪魔超人ファミリー)が引き継がれたことで、悪魔超人の本質が旧連載時から『Ⅱ世』までの、暗く、陰気で、呪いまで使っていた時代とは
真逆の印象の、
根性・根性・ド根性のスパルタ体育会系となってきている。(いいぞ、もっとやれ)
◆構成員
●7人の悪魔超人
最初に登場した悪魔超人達。悪魔超人軍の中では前線部隊にあたる集団。
WEB連載〜『完璧超人始祖』編アニメまでで設定が補完され、前線部隊=正義超人(一般超人)の世界へと悪魔超人の力を示すために送り込まれた刺客達だったという扱いになった。
シリーズによっては「7人の悪魔超人」「七人の悪魔超人」とも表記される。
上官である悪魔六騎士との対比から「平悪魔」と呼ばれることも。
ただし、リーダーのバッファローマンは潜在能力に於いて、六騎士と同等以上の評価を得ている実力者であり将来の幹部候補と言える。
実際、敢えて苦楽を共にした同期に付き合っているだけで早い出世を断った面もあったらしい。
悪魔超人らしいというか、一芸特化の面子が多く、実際に不器用なれども根性で指導を耐え抜いて一人前となった集団という設定が付いており、パワーファイターながら頭脳派のバッファローマンと多彩なテクニックを誇るブラックホール以外は“落ちこぼれ”であるとは
教官殿の談である。
登場当初は、
その、あまりに残虐な戦い方から超人警察と10万の超人達によって超人ホイホイに閉じ込められ、宇宙を彷徨っていた。{最初はそれだけの話で本物の悪魔なんて話は無かった。
待望の『完璧超人始祖編』アニメでは、前述の設定の再編・補完を受けて元・悪魔超人のバッファローマンが「あの頃は悪魔超人を認めさせるために戦っていた」と発言。
このことから本来の所属は悪魔超人軍だが、以前には7人は素性そのものは隠して正義超人界に殴り込みをかけていたのだ、とも取れる。正に、前線部隊である。
そして、本編にて怪力女の胴上げで宇宙へ吹っ飛ばされた
キン肉マンが超人ホイホイを開いてしまい復活。
アイドル超人軍殲滅のためミート君をバラバラにした上で人質にとり、キン肉マン達と戦った。
悪魔超人軍の前線部隊という設定が追加されたことで、悪魔超人の力を示すためにチャンピオンとなったキン肉マンに挑戦という構図も、更に納得の出来る形へと補完されたと言えるだろう。
なお、バッファローマンとスプリングマンはタッグチーム『ディアボロス』として戦うこともある
(『Ⅱ世』の扉絵で紹介された時は『ディアボロズ』という名前だった)。
初登場時にはまだメンバーのデザインが固まっていなかったのか、約半数は現在のメンバーとは異なる面子だった。
それどころか
同じ週でもページをめくった時点でメンバーが入れ替わってしまっていたというのだから驚きである。
悪魔超人達が集合したシーンの1ページ目にのみ登場していたのが
プリプリマン、ミスター・アメリカン、アーム・ストロングの3人。
2ページ目ではフラッシャーバルーン、クモノコチラス、ミリオン・ヘル、謎の影の4人に入れ替わり、8人の悪魔超人になっていた。
そのため、ザ・超人様でプリプリマンにより「(当時のゆで匙加減では)今の7人じゃなく俺たち消えた7人が真の7人の悪魔超人となっていたかもしれない!」と言われていた。
初登場時からデザインが安定していたのはバッファローマン、ブラックホール、スプリングマン、アトランティスの4人。
ただし、なかったことにされたわけではなく、二世では悪魔の種子編にて6騎士達を含んだ悪魔超人達の集合写真の中にいたり、プリプリマンはVジャンプ版やアニメで対戦していたり、完璧超人始祖編のEDでバッファローマン以外のメンバーと入れ替わる演出として登場していたりする。
新シリーズでは
完璧・無量大数軍と激突。久々の登場と活躍で読者を熱くさせた。
《メンバー》
悪魔超人軍のエリート集団であり、最高幹部連。
悪魔将軍の直接指導(スパーリング)を受ける権利を持つ。
7人の悪魔超人の敗北後、黄金のマスクを奪い正義超人との全面戦争を行った。
各々が「地獄めぐり」と呼ばれる技や仕掛けを備えているのが特徴。
シリーズによっては「悪魔6騎士」「地獄の6騎士」「地獄の悪魔騎士」とも表記される。
六騎士の中でもアシュラマンとサンシャインは現在の悪魔超人軍の“首領格”となる重鎮である。
初登場時から、サンシャインは他の地獄とは桁が違うとされる「砂地獄」の番人であり、軍の首領格を任されていた。
一方、アシュラマンも初登場となる『黄金のマスク編』での戦いでは六騎士の中で唯一初戦を生き残る等、シナリオ中での扱いが良く、
後のシリーズでは魔界の王族の王子であることが明かされ、「悪魔超人界の最高傑作」「悪魔超人最強の一角」と呼ばれる等、後には悪魔超人の代表として扱われており、サンシャインと共に幹部中の幹部、本来の首領である将軍様の不在時のリーダーであり、次世代の“首領格”として扱われている。
また、前述の様にバッファローマンの潜在能力の評価から、現在の悪魔超人軍に於いては、アシュラマン、サンシャインと並んで三強扱いということだろうか。
なお、スニゲーターは7人の悪魔超人の教官も兼ねているとのことで、バッファローマン曰くアシュラマンにスパーリングで完封されていたとの思い出が語られていることから、メインのスニゲーター以外の六騎士も教官役は兼ねていたと思われる。
六騎士も本来は一芸特化と呼べるメンバーが多いのだが、バッファローマン達に比べると戦術の幅が広いのは流石か。
……一方で、展開の都合とはいえ初戦で正義超人陣営を半壊させたバッファローマン達に対し、初戦で壊滅状態に追い込まれた六騎士の実力がネタ的な意味でも疑われていたが、新章では堂々の“悪魔超人軍の主力”として将軍様の厳命に応え、過去とはいえ自分達には“神”にも等しい
将軍様と同格である
完璧超人始祖に挑み、遥かに格上として描かれた始祖達に食らい付いたことで、漸く強者としてのイメージが付いてきた面もある。
『夢の超人タッグ編』では、アシュラマンとサンシャインがタッグチーム『はぐれ悪魔超人コンビ』として参戦しており、前述のように悪魔超人軍のあやふやさの始まりとなっていた面もあるが、二人のコンビを定着させたという意味は大きい。
始祖編終了時点で生き残った主力の人数がちょうど6人であり功績から言ってバッファローマンとブラックホールが新たな悪魔騎士に就任してもおかしくないが、今のところ昇進したという話は出ていない。
《メンバー》
●d.M.p.悪魔超人軍
Ⅱ世で
新世代悪行超人軍の一部となった悪魔超人達。
悪魔超人と名乗ってはいるがサタンの配下というわけではなく、実体は自称悪魔超人とサンシャインの弟子の寄せ集め。
なので、サタンに関する情報を持っていない者もいる。
d.M.pと共に壊滅したが一部の構成員が生き残っている。
《メンバー》
●ナイトメアズ
d.M.p内でサンシャインが鍛え上げた悪魔。
《メンバー》
Ⅱ世に登場。
サタンと恐怖の将から”ジェネラル・ストーン”を与えられ力を得た新たな悪魔達。
恐怖の将復活のため、かつてのバッファローマン達のようにミート君の身体を奪い、新世代アイドル超人と死闘を演じた。
古参で、本物の悪魔超人としての矜持を持つサンシャインにとっては、おおよそ認められない存在。
リーダーは悪魔超人に復帰すると共に全盛期の肉体を取り戻し“戦いの鬼”と化したアシュラマンだが、そのアシュラマンの発言にも“オリジナル悪魔超人”の誇りが窺え、本音では否定しているように感じられる。
《メンバー》
- ザ・コンステレーション
- ゲッパーランド
- メルトダウン
- ザ・タトゥーマン
- ボルトマン
- 再生(リ・ボーン)アシュラマン
◆首領
悪魔超人の偉大なる統率者。恐怖の将。あのお方。将軍様。
将軍様自身も史上最強の悪魔と呼ばれる超人であり、肉世界“最強”の超人の一人として『Ⅱ世』の頃より公式でも言及されている。
その正体は、正義超人界にとっての“神”である
黄金のマスクだが、太古の昔には
実体を持って存在していた。
初登場時は本体が頭部だけで身体は六騎士の集合体という設定だったが、『Ⅱ世』では六騎士と一緒に写真に映るというシーンで大爆笑を誘う。
また、同じく『Ⅱ世』では中身が違うとはいえ迷走に迷走を重ねてファンをガッカリさせたが、
後のweb連載にて中身が戻ると共に事実上の主人公としてまで扱われたことで、最強キャラクターにして屈指の人気キャラクターとしての評価を不動の物としている。
また、この新章では魔界その物も将軍様が作り上げたことと魔界の王族であるアシュラ一族も将軍様が魔界の管理を委任した存在であることが明らかになる等、文字通りの悪魔超人の開祖、悪魔超人その物の生みの親であったことが明らかになった。
この辺の設定を踏まえたのか、2024年7月から開始された『完璧超人始祖編』アニメでは、悪魔将軍としてキン肉マン達と戦った理由が
ゴールドマンとして復活して地上を粛清するつもりだったと説明され、何気にWeb版以降でも初めての表現が使われていた。
悪魔超人界を束ねる黒幕とも呼ぶべき存在。
劇中では黒い影となって度々登場している。
悪魔将軍と同一視されることもあるが実体は不明。
悪魔超人の源流となった集団と黄金のマスク(ゴールドマン)の関連は明かされたが、こちらは今もって不明で、寧ろ超人界に巣食いながらも、超人を憎む怨敵となりつつある。
元々は悪魔将軍の本体と考えられていたが、web連載を経て悪魔超人を生み出したのも魔界を作ったのもゴールドマンだと判明したことで正体が愈々不明に。
最新シリーズでは悪魔超人軍から追い出されていたことが判明するも、一連の騒動の黒幕として久々に出現している。『Ⅱ世』で時間超人に瞬殺されていたのは忘れよ。
◆その他
劇場版『キン肉マン 晴れ姿!正義超人』で登場。
悪魔将軍の先祖という設定で「元祖・地獄の断頭台」の使い手。
「時空を超えた全ての悪の超人の総大将」なそうだが、
江戸時代に現れたのでよく分からないお方。
尾田先生が考えた悪魔超人。公認謎本『キン肉マン77の謎』に記載された。怪獣退治をしていた頃のエピソードにも同名のキャラがいたがデザインからして別人である。
ヒーローショーの人気者だからってキン肉スペシャルをかけられた可愛そうなただの人間だしね…
海賊マンガの隠しキャラとして有名な人でキン肉マンのゲームにも登場していたこともある。
現代の見てくれだけの悪行超人と違い……
わたしたちオリジナル悪魔超人は……
悪魔として大胆に振る舞いたいからこそ日々の精進は怠らない 7年あれば2555日のすべては訓練の日々だ
追記・修正は悪魔道精神を以て行うこと。
- 最近の悪魔超人は意地と矜持と強さを見せつけてカッコいいよね なんでカーメンだけあんな扱いに・・・ -- 名無しさん (2014-05-19 14:26:07)
- パンダマンって確かキン肉スペシャルでやられた奴じゃなかったっけ?悪魔超人だったっけ・・つーか尾田先生原案だったの? -- 名無しさん (2014-05-21 16:21:48)
- カーメンの活躍を期待して衝動買いした39巻。JKは泣いた。なんでこんなに扱い悪いの!?と。 -- 名無しさん (2014-05-24 21:53:18)
- まぁそりゃパーフェクトオリジンの直弟子みたいなもんだしオリジナル悪魔超人は強いわなぁ… -- 名無しさん (2014-06-17 23:24:09)
- 7人の悪魔超人って妙に仲良いよなw -- 名無しさん (2014-10-31 11:24:38)
- 情に厚い面があったり、正義超人との戦いを誇らしく思っていたりとなんだかんだで根はいい人達って感じがする。 -- 名無しさん (2015-01-13 14:01:17)
- ほとんど役に立ってない大魔王サタンとは何なのか…… -- 名無しさん (2015-03-21 10:28:22)
- あのハンドサインって「ナイスファイト」的なサインだったの?「死者に敬意を」的なもんだと -- 名無しさん (2015-07-02 20:59:12)
- 「7人の悪魔超人」と「悪魔六騎士」ってシリーズによって表記揺れしてるよな -- 名無しさん (2015-07-18 06:08:46)
- 仮にも主力部隊である7人の悪魔超人が魔界の一般兵と同じヒラ扱いだなんて -- 名無しさん (2015-12-01 23:58:49)
- ヒラの中の実力者なのかもしれない -- 名無しさん (2015-12-06 18:14:33)
- 明らかに感化はされてるな。初期の頃だとどんなに健闘したところで敗者は無価値ってスタンスでガンガン斬り捨てて行ったし -- 名無しさん (2016-01-01 00:06:17)
- 兵卒だけど、厳選して鍛え上げた下士官相当の選りすぐりって感じはするな、新章の扱い -- 名無しさん (2016-01-01 13:09:45)
- うるう年の1日だけは完全オフなのだろうかwww -- 名無しさん (2016-01-27 13:40:45)
- 「7人の悪魔超人」は仮にも主力部隊なのに階級は「平悪魔」 つまり魔界の一般兵とかと同格なのか・・・ -- 名無しさん (2016-02-01 22:16:44)
- >完璧超人相手には残忍なスニゲーター -- 名無しさん (2016-02-23 08:34:58)
- ↑そんなシーンあった?オメガマン戦もガンマン戦もなくね? -- 名無しさん (2016-02-23 08:35:51)
- 最近の悪魔超人はちょっと美化されすぎ、Ⅱ世の頃は質が落ちすぎ。なかなかいい塩梅にならないなw -- 名無しさん (2016-02-23 09:04:10)
- 二世の悪魔の歴史がはっきりしたな、兄弟げんかして二人は死亡→有力な指導者が死亡してどちらも混乱→そこにサタンが目をつけ悪魔将軍になる→スパルタのゴールドマンよりも征服を好む将軍に弟子がみんな賛同→シルバーマンがいない正義超人は混乱の中悪魔に支配された。こうであってほしいな。 -- 名無しさん (2016-04-21 17:35:12)
- ゴールドマンからしても粗野だが得体の知れない神秘の力を持つサタンは新たな超人の可能性を追求する上で歓迎できたんだろうな。当初は -- 名無しさん (2016-04-28 19:52:15)
- うるう年はアレだ。試合する日 -- 名無しさん (2016-09-05 13:12:41)
- バッファローマン弄ってるシーンでニヤニヤしてしまった。毎回思うんだが一番殺伐としてる陣営の癖して仲良過ぎるだろうw -- 名無しさん (2016-10-17 01:45:07)
- 将軍様が生き残ってくれたから弟子共の頬が緩みっぱなしなのかもしれない。 -- 名無しさん (2016-10-17 05:55:11)
- 師匠のサンシャインが持っていた写真を破り捨てたチェックメイトに対して「父上達の最大のライバルだった彼らを侮辱することは許さない!」って怒った万太郎はカッコよかった -- 名無しさん (2017-02-09 11:04:46)
- 魔界出身の超人は全員悪魔超人のカテゴリーに入るのかな? -- 名無しさん (2017-02-13 22:15:26)
- かっこいい台詞を言ってる時にうるう年なんて細かい話を組み込むと萎えるからね。しょうがないね。 -- 名無しさん (2017-05-27 11:08:33)
- ↑2中には正義の心を持って正義超人として活動しているのも居るかもしれないよな -- 名無しさん (2017-06-07 20:32:01)
- 昔のサムソンとか何故あの性格で魔界の王子専属の家庭教師を頼まれてかつ承諾したのかさっぱりだしな。阿修羅系の種族なのは分かるがそもそも魔界の一般常識すら疎い様子だったし -- 名無しさん (2017-06-07 20:56:25)
- アニメだと初登場シーンどうなってんだろうと思ってたが、ちゃんとあの7人が「キン肉マンに挑戦状を叩きつける!」っていっててなんか寂しかった -- 名無しさん (2017-06-07 21:02:27)
- 悪魔超人はメンバーの層がアツいからいいよな -- 名無しさん (2017-09-27 21:41:01)
- 7人の悪魔超人って正義超人で言えばカレクックやベンキマンみたいなアイドル超人じゃない正義超人的な存在? -- 名無しさん (2017-11-01 00:02:23)
- 当初の設定だと成り立ちにおいてサタンと密接な関係があったわけじゃなくて「自分たちを倒さずにチャンピオンを名乗るのは許さない!」と言ってただけの特に邪悪な血統が流れてる超人達だったわけじゃなかったから、新シリーズからの設定はある意味原点回帰 -- 名無しさん (2017-11-08 09:17:07)
- 超人ホイホイに閉じ込められてた時は暇だったろな -- 名無しさん (2018-01-07 15:03:01)
- ↑最初はただのやり過ぎて追放された無法者集団だったのに本物の悪魔になっちゃったんだよな。ホイホイの件も現行シリーズで 回収せんかな(笑) -- 名無しさん (2018-01-18 17:41:53)
- ↑自分が見繕った連中があんなんなってたから将軍様もサタンと契約なんかしちまうんや -- 名無しさん (2018-01-18 20:11:02)
- グレゴリオ暦において、うるう年は4年に1度。ただし100で割り切れる年は平年。ただし400で割り切れる年はうるう年。なので、1900年とか2100年とかが中央に来るなら7年で2555日になる -- 名無しさん (2018-06-07 23:18:59)
- あのバッファローマンでさえ閉じ込める超人ホイホイってどんな代物なんだろ -- 名無しさん (2018-09-01 23:01:25)
- ↑しかも外部からボタン押してもらわないと脱出不能とかいう高性能 -- 名無しさん (2018-12-11 20:12:23)
- しかし、サタンの偽悪魔将軍感が凄いな。今回は将軍様とザ・マンに出番がなくてもいいなと思ってたけど、あれなら止めの止めは将軍様かザ・マンが付けてもいいかもしれない。やっぱり、これまでの断片的な情報からすると元・神の一柱ぽいね。 -- 名無しさん (2020-01-13 08:16:18)
- サタンマン配下の超人たちも登場するのだろうか -- 名無しさん (2020-01-13 08:25:28)
- なーんか頭の一本角とかデザインがキン肉一族っぽいんだよなぁ。悪魔超人編時点でのゴールドマンの姿を模したってだけなら単純な話だけど昔からあの姿だとしたらルーツは金銀兄弟に続く古代キン肉一族にある可能性が・・・? -- 名無しさん (2020-01-13 10:17:17)
- うるう年のこともあるけど休日をはさまない鍛錬は逆効果なんだけどねえ -- 名無しさん (2020-01-13 10:35:24)
- MAXマンは悪魔超人枠なのかな -- 名無しさん (2020-02-06 07:11:25)
- 祖父や父の怨みを晴らそうとは考えているが、悪魔超人という集団への帰属意識は低いと思われる。アジト内部で負け組の弱小勢力にわざわざ加わってもメリットが無いという判断もあるだろうし -- 名無しさん (2020-02-06 11:06:55)
- 新シリーズから入った世代だけど最初に7人の悪魔超人編読んだときは「流石に昭和の漫画だけあって色々と古いなー」とか思いつつ読んでたから、一見噛ませっぽいスプリングマンまさかの完勝→次第に形勢不利になってどんどん追い詰められるアイドル超人達→ギリギリのところでテリーが1勝、のハイテンポに繰り広げられるハラハラ感と爽快感は凄かった。そらブームにもなりますわ -- 名無しさん (2020-06-17 14:39:25)
- グッシュマンってなんか由来とかあるのかな? -- 名無しさん (2020-08-14 23:20:02)
- 悪魔将軍がいなくなって悪魔超人が意義を失った世界の先がⅡ世みたいなイメージ。正義の味方派に常に緊張感を与える必要悪 -- 名無しさん (2020-08-17 23:09:04)
- 勝利のためなら手段は選ばないけど人として最低限のルールはちゃんと守ってるあたり、かつての超人たちの二の舞にならないよう将軍様も相当気を付けてたんだろうな。いくら勝つためといっても昔のようなヒャッハーじゃ意味ないし。 -- 名無しさん (2021-01-31 01:13:51)
- あくまで超人レスリングのヒールであり相手の超人レスラーに対しては手段を選ばないが最低限のルールは遵守する。3属性の超人団体の中では悪魔超人が一番好き。 -- 名無しさん (2023-01-28 18:43:28)
- ↑6マルス(スカー)も悪魔超人軍に属してたのはほんの短期間で弱小勢力に見切りつけてさっさと出ていったんだろうな -- 名無しさん (2023-04-02 14:20:31)
- 勝てない敵には仲間のために技を晒させる、死んでも亡霊となって仲間を助ける…ベクトル違いで正義超人と似たようなことしてるのは旧作からなんだよね、下位7人は特に -- 名無しさん (2024-06-20 01:16:47)
- なんだかんだで人気投票でライバルの正義超人並みにトップ10にランクインするくらい人気がある。 -- 名無しさん (2024-07-11 19:59:04)
- 7人の悪魔超人と六騎士ってバッファローマン以外は埋めがたいくらいの差があるのかと思ってたけど、ディープオブマッスルとかの描写見る限りでは六騎士相手でもワンチャンかませるくらいには立派に実力ある準幹部なんだな…… -- 名無しさん (2024-07-11 20:26:55)
- ↑正義超人も一部しか前線に出てこないし、悪魔超人も実はそんな感じなんじゃないかな。精鋭中の精鋭しかあの魔界の合宿所に入れないみたいな(笑) -- 名無しさん (2024-07-11 20:34:11)
- 令和版EDでまさかの入れ替え前7人が! -- 名無しさん (2024-08-04 19:29:46)
- ↑×3 作者への質問コーナーによると元々はバッファローマン入れて悪魔七騎士なのがバッファローマンが前線で戦いたいので幹部昇格を辞退してるらしいです。 -- 名無しさん (2024-08-04 19:53:41)
- 「キン肉マンの交通安全」では「 交通違反超人 」という( マックス・ラジアルとビッグ・ラジアルの親戚?の )キャラが登場....キン骨マンやイワオ、( 何故か復活して?加担してる?? )アトランティスやステカセキングやブラックホールと共に子供たちに「 交通違反を平然とさせる 」悪の道へと導く....ってか、悪魔超人というよりボーゾックじゃね? -- 名無しさん (2024-08-15 19:30:32)
- 新シリーズの悪魔超人も悪魔騎士も仲良しで良き。 -- 名無しさん (2024-08-26 18:42:36)
- 完璧超人の一回でも負けたら死の掟を批判してたけど、おまえらだって負けたら格上に斬首されてたじゃん -- 名無しさん (2024-09-05 23:12:21)
- 今のゴールドマンと悪魔超人軍にサタン様のことどう思ってるか聞いてみたい。 -- 名無しさん (2024-10-07 19:02:40)
- ↑2 都合の悪いことは忘れよ!悪魔超人には記憶力の欠如が必要なんだよ -- 名無しさん (2024-11-11 20:51:42)
- ↑、正義超人との戦いで、それって駄目だよねって気づいたってことだろうね -- 名無しさん (2024-11-11 21:36:19)
- ↑5 デッド・シグナルの宿敵みたいな超人だな -- 名無しさん (2024-11-11 21:46:38)
最終更新:2024年11月11日 21:46