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ペンタゴン(キン肉マン)

登録日:2011/04/23 Sat 22:35:37
更新日:2024/12/04 Wed 00:44:42
所要時間:約 5 分で読めます





トーナメントマウンテンの山頂に眠る
幻のタッグトロフィーを
優勝して手に入れるのは
わたし、ペンタゴンの組だ!

わたしは、ブラックホールとコンビを組んでいる

得意技は
スペース・ファルコンとスペース・シャトルだ!

カリフォルニア超人ジュニアヘビー級のタイトルと
アクロバット超人選手権のタイトルを持ってるぜ!


キン肉マン』に登場する超人の一人。顔面の☆と背中の翼が特徴。空中殺法を得意とし、鳥人(ちょうじん)の異名を持つ。鳥人(とりじん)ではない。
悪魔超人ブラックホール(以下BH)はいとこである。

作中の活躍ぶりから、実力はアイドル超人以外の正義超人の中ではトップクラスと思われる。


CV:戸谷公次、田中秀幸(タッグ編)
所属:正義超人
出身地:アメリカ合衆国
身長:208cm
体重:115kg
超人強度:70万パワー
好物:ハンバーガー

イメージソング
ストップ・ザ・タイム(歌:さいとうようじ)

☆戦績

ウォーズマン
対マッスル・ブラザーズ●(タッグ戦)
ジャック・チー


☆劇中の活躍

【第21回超人オリンピック編】

本戦は抽選により2回戦から登場。ソ連代表のウォーズマンと対戦する。米ソ対決ということで双方の応援には熱がこもっていた。

試合はペンタゴンが得意の空中殺法で有利に進めていたが、止めを刺そうとしたところで翼をもぎ取られ地面に叩きつけられてしまう。
最後は顔面から股間にかけてベアークローで引き裂かれ敗北した。

尚、もぎ取られた翼はキン肉マンが入場コスチュームに利用している。ウォーズマンにもぎ取られたのは片翼なのだが、そのコスチュームには両翼が付いていた。
まさかキン肉マンに残りの翼をもぎ取られたのではあるまいか…


ブラックホールとわたしのことを
人は《四次元殺法コンビ》と言う

ブラックホールの四次元交差と
このペンタゴン
クロノス・チェンジという必殺技で

一回戦で当たるキン肉マンたちを
必ず倒す!


【宇宙超人タッグトーナメント編】

BHと《四次元殺法コンビ》を結成し参加。1回戦で《マッスル・ブラザーズ》と対戦するが、本邦初披露となったマッスル・ドッキングの餌食となり敗北する。

この試合ではクロノス・チェンジやストップ・ザ・タイムという時空操作の技を使っている。ウォーズマン戦の後になって会得したのか?
クロノスチェンジによる技の攻守逆転、ストップ・ザ・タイムによる時間停止など完全にチートの域に達しているが
仮にザ・ニンジャと技の掛け合いになったら負けるとの回答がでている。相手に触れていれば瞬間で発動する順逆自在の術に比べ
これらの特殊能力は顔の星を回転させる必要があるのでシングルでは使いにくくサポートで真価を発揮するらしい。
ウォーズ戦ではいくらでも発動できる余裕があったように思うが…まあゆでだし…。


キン肉マンⅡ世

ヘラクレス・ファクトリーのコーチに就任。超人オリンピック ザ・レザクション決勝戦では立会人を務める。

完璧超人始祖編】

王位争奪編の後、地球に襲来した新たなる強敵『完璧・無量大数軍』を迎え撃つべく、正義超人と悪魔超人による『正・悪超人連合軍(ドリームリーグ)』が結成され、全面対抗戦が行われることに。
その2ndステージにて1stステージでのダルメシマン戦の傷が癒えておらず完璧超人ジャック・チーに苦戦するブラックホール。
しかしペンタゴンがブラックホールの発動した『吸引ブラックホール』で顔の穴に吸い込まれたところで『四次元エレメント交差』を発動。
ブラックホールの体が裏返って登場するというトンでもない方法で参戦した。*1
出現したペンタゴンは素早い攻撃とクロノス・チェンジでジャック・チーを翻弄しフルボッコ。
とどめのフォーディメンションキルを仕掛けたところで再度ブラックホールに身体を戻し、逆転勝ちに導いた後人知れず飛び去った。
出番そのものは短かったものの圧倒的な強さを見せ付け往年の読者を感涙させた。
なお、ルール上は交代したわけではなくブラックホールがペンタゴンの姿へと一時的に変身したものとして扱っている模様。いいのか?*2

因みにペンタゴン本人は『吸引ブラックホール』で吸い込まれるまでは別の惑星でバカンスを楽しんでおり、吸い込まれて初めて無量大数軍の侵攻とブラックホールの現状を知ることとなった。
ペンタゴンの参戦はブラックホールも想定外であり当初は知己朋友であり正義超人のペンタゴンを戦いに巻き込むのに躊躇したが、ペンタゴンに悪魔超人としての在り方を逆に諭されて共闘。上記の結果へと至った。



☆必殺技

  • スペース・ファルコン
空中を縦横無尽に飛び回りながらの連続ドロップキック。

  • スペース・シャトル
後方に飛行しながらのカンガルーキック。

  • フライング・ソーセージ
実在するプロレス技で、所謂ダイビング・ボディ・プレス。
ダウンしたウォーズマンへのトドメを狙って繰り出したが、見切られて逆にカウンターの起点にされてしまった。

  • クロノス・チェンジ
チート技その1。
自身もしくはタッグパートナーが何らかの技を掛けられた時に、顔面の星を指で回すことで技の掛け手と受け手を入れ換えてしまうというとんでもない技。
特にタッグ戦ではリング外からでも発動できるためやりたい放題できてしまう。
ただし「星を回さないと発動しない(=固め技で腕を封じられると使えない)」「自分以外が星を回しても発動してしまう(=対戦相手に逆利用される可能性がある)」といった欠点も存在する。
似たような効果を持つザ・ニンジャの「順逆自在の術」と比べると星を回す手間が掛かる分で劣るが、代わりにこちらはタッグパートナーにも使えるという利点がある。

  • ストップ・ザ・タイム
チート技その2。
その名の通りの効果。停止できる時間は数秒程度だが、充分過ぎる強力な技。
これも顔面の星を操作しないと発動できない。

  • エンジェル・ウイング・クローズ
翼を大きく羽ばたかせて突風を起こす。
その風圧は凄まじく、ジャック・チーの「ダブル・ボイリング・ショット」を正面から跳ね返してしまうほど。

  • フォーディメンションキル
相方のブラックホールが完璧・無量大数軍編からフェーバリットホールドとして使用している技。上記のジャック・チー戦でブラックホールと入れ替わり相手をフルボッコにした後、ホールド状態に持ち込んでリングに叩きつける直前にブラックホールにフィニッシュさせてることからペンタゴンも使用可能な模様。


☆余談

意外な実力者

旧作では仲間の超人以外では珍しく再登場した敵役くらいの扱いではあったが、新シリーズの登場で一気に存在感を増した超人の一人。
相性の問題もあったとは思われるが、完璧・無量大数軍の一人にほぼ完封勝ちというすさまじい実力を見せつけファンを驚愕させた。
それと同時に第21回超人オリンピックでペンタゴンを破ったウォーズマンの株もこっそり上がることになった。(よく見ると翼をもいで空中殺法を封じ、顔を切り裂いてクロノス・チェンジを封じるというベストに近い勝ち方をしている。)


悪魔超人疑惑

正義超人が集合する際はだいたい背景にはいるが実は悪魔超人なのではと思われる要素がある。

★悪魔超人のBHがいとこ
★キャラソン「ストップ・ザ・タイム」では背中に悪の羽をひろげ、心に悪の華を咲かせている(ちなみにこのキャラソンは無駄にカッコいい)

7人の悪魔超人編でキン肉マンとBHが対戦する際に「出来れば代わってやりたい」と発言しているが、本当に悪魔超人だとしたらその真意は
「出来れば(BHと)代わって(キン肉マンを倒して)やりたい」
だったのかもしれない。

外伝小説『ディープオブマッスル』で語られたところによると、元々地球外の異次元空間出身であるブラックホールとペンタゴンの一族のうち、ペンタゴンの祖先は地球に移住し、地球環境に適応するうちに今のペンタゴンのような姿になったとされている。ただしこの設定はこの設定で、ブラックホールと従兄弟であるという設定*3や、完璧超人始祖編での故郷が地球ではないかのような発言と矛盾するので、結局のところ真相は不明。
ただ、完璧超人始祖編でハッキリとブラックホールはペンタゴンを悪魔の眷属ではないと明言している為、現状彼が悪魔超人である可能性は皆無となった。キャラソンの歌詞や本編での振る舞いとすり合わせるに、限りなく思想や立場が悪魔に近い残虐超人(ヒールレスラー)、というのが恐らくの彼の属性なのだろう。
同族でありながら悪魔超人と正義超人に分かれたブラックホールとペンタゴンだがその絆は強く、完璧超人始祖編ではブラックホールが「俺にとっては知己朋友」とまで言っているほど。
ちなみにペンタゴンは彼をブラックと呼ぶ。正義超人の多くはブラックホール、同僚の悪魔超人達はBHという愛称で呼んでいる。

実のところ、作詞家(下手すればゆで本人も)が正義超人であると言うことを忘れていただけだと思うが


わたしの大好物はハンバーガーだ

200個は食うぞ!

ハッハッハ…!


AA

良い子の諸君!
早起きは三文の得というが、
今のお金にすると60円くらいだ。
寝てたほうがマシだな。
   /⌒ヘ
   |○ |  /⌒ヘ
 `_人_人 ∧|☆|ノ丶
 ( ⌒丶_ヘ\ヘ人_人ヘ |
 |\ ⌒ ノ⌒) Y ノ⌒)
 |丶`ー-^ー<⌒丶⌒ ノ|
 | Y__/| ハー仝-イ |
 | /  ||//  ̄ イ\|
 |/⌒丶ノ丶/ 丶  丶
 /  ∧ | ∧  |

ペンタゴンや四次元殺法コンビを知らなくてもこのAAを見たことがある人はいるのではないだろうか。
「良い子の諸君!」から始まり、妙に説得力のあることを言ってくる。台詞は上記以外のパターンも存在する。
作者のゆでたまご氏がTwitterにて諸事情によりこのAAに苦言を呈したこともあるが、単行本43巻の帯の煽りになんと「良い子の諸君!」が使われてしまい、半公式化したと思われる。





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最終更新:2024年12月04日 00:44

*1 ゆでたまごの原作担当曰く「靴下の裏表をひっくり返すイメージ」。

*2 ペンタゴン自身も「カカカーッ!」と発する等、自身がブラックホールの変身だという演技を行っている

*3 祖先=両者の親と言うことであれば、もしくは一族と全然関係ない片親同士が兄弟・姉妹ということであれば一応矛盾は解消できるが……