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アザミナ(遊戯王OCG)

登録日:2024/08/10 Sat 22:17:31
更新日:2024/12/18 Wed 16:48:43
所要時間:約 4 分で読めます





「アザミナ」とは「遊戯王OCG」に存在するデッキテーマの1つである。
第12期パックの「RAGE OF THE ABYSS」にて登場した。


概要

「罪宝」ストーリーテーマの第4弾。
過去回想にて登場した【白き森】のキャラクターたちが、なんらかの要因で化け物に姿を変えてしまう。

《罪宝の咎人》のイラストでは、《黒魔女ディアベルスター》がアザミナを倒している様子が描かれている。
しかしその際には、アザミナの元になった人物の魂を用いた罪宝でねじ伏せる格好となっており、何とも言えない光景になっている。

カテゴリの由来はキク科の植物の「(アザミ)」。
特徴的な棘があり、アザミの語源も「浅む(傷つける)」からきている。
本テーマのイラストの多くにも棘の多い植物が描かれている。
花言葉は「独立」「報復」「厳格」「触れないで」。いずれも孤独を連想させる単語ばかり。


テーマについて

属するモンスターは闇属性幻想魔族の融合モンスターで統一されている。
なお幻想魔族で統一されたテーマはアザミナが初。

本来「融合」は素材モンスターを揃えた後に融合召喚を行う効果で実行する召喚法になる。
もちろんアザミナも、それと同じくモンスターを素材に融合召喚すること「も」できる。
アザミナデッキの特徴は、モンスターの代わりに罪宝魔法・罠カードを素材として融合召喚を行うことができる点
この方法は正規の融合召喚扱いなので、蘇生と帰還も可能。

この通り、かなり独自要素が強いテーマとなっているため、
他のテーマ紹介記事と異なり「アザミナを融合召喚する魔法・罠カード」→「それで融合召喚されるモンスター」の順でカードを紹介していく。

魔法・罠カード

(せい)なる薊花(アザミナ)
通常魔法
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):EXデッキの「アザミナ」融合モンスター1体を相手に見せ、そのレベル4につき1枚、自分の手札・フィールドから「罪宝」カードを墓地へ送る(裏側表示カードはめくって確認する)。
その後、見せたモンスターを融合召喚扱いで特殊召喚する。
(2):このカードが墓地に存在する場合、自分のフィールド・墓地の「アザミナ」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターをデッキに戻し、このカードを手札に加える。

(1)は融合召喚効果。
手札かフィールドから罪宝を墓地へ送ることで融合召喚ができる。
この効果にチェーンして、《“罪宝狩りの悪魔”》などの墓地送り罪宝を発動することで消費を軽減できる。
もちろん《微睡の罪宝-モーリアン》などの墓地効果を持つ罪宝を墓地に送るのも二重丸。

(2)は自己サルベージ効果。
アザミナモンスターを墓地又はフィールドからデッキに戻す必要がある。
(1)の融合効果には回数制限がないため、そのまま連続で融合召喚も可能。

特に後述する「出張」の場合、この(2)の自己回収効果が「デッキ枠を節約しつつアザミナ融合を連打できる」と評価され、アザミナ融合効果をこのカードのみ採用する事例が多い。


アザミナ・オフェイレーテス
このカード名の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):自分・相手のメインフェイズに発動できる。
EXデッキの「アザミナ」融合モンスター1体を相手に見せ、そのレベル4につき1枚、自分の手札・フィールドから「罪宝」カードを墓地へ送る(裏側表示カードはめくって確認する)。
その後、見せたモンスターを融合召喚扱いで特殊召喚する。
(2):自分メインフェイズに墓地のこのカードを除外し、自分の墓地の「アザミナ」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。

《黒魔女ディアベルスター》が、かつては仲間であった異形のアザミナと対峙するイラスト。

(1)は融合召喚効果。
速攻魔法のため相手ターンでも使用でき、《殺戮聖徒レジーナ》《飢渇聖徒エリュシクトーン》などの効果を相手ターンでも発動しやすくする。
しかし速攻魔法でありながらバトルフェイズには使えないため追撃はできない。

(2)は蘇生効果。
蘇生させる筆頭モンスターは万能カウンター効果を持つ《背信聖徒シルヴィア》だろう。
しかしこの効果は自分メインフェイズかつ(1)の効果を使用していないターン限定と条件が狭いのが欠点。

全体的に、発動タイミングに関する難点があるものの、
アザミナ融合の比重を高めたデッキでは有力な展開手段になることは間違いない。


アザミナ・ハマルティア
通常罠
このカード名の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):EXデッキの「アザミナ」融合モンスター1体を相手に見せ、そのレベル4につき1枚、自分の墓地・除外状態の「罪宝」カードをデッキに戻す。
その後、見せたモンスターを融合召喚扱いで特殊召喚する。
(2):墓地のこのカードを除外し、自分の墓地の「罪宝」魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを自分フィールドにセットする。
この効果でセットしたカードはこのターン発動できない。

《原罪のディアベルゼ》が《殺戮聖徒レジーナ》と対峙しているイラスト。

(1)は融合召喚効果。
墓地・除外状態の罪宝をデッキに戻すためデッキリソースを回復でき、次のサーチ効果に繋げることもできる。
《アザミナ・オフェイレーテス》と異なり完全フリーチェーンなので、バトルフェイズ中の追撃にも可能。
相手ターンに追加のアザミナ融合を行う手立てとしては悪くなく、盤面を固める一押しにはなる。

(2)は罪宝のサルベージ効果。
(1)の効果とは微妙にかみ合わないが、それでも強力な罪宝を再利用する手立てとしては有用。
また罪宝の再利用を除いても、《原罪のディアベルゼ》の除去効果を能動的に使う方法にもなる。


罪宝(ざいほう)(あざむ)
永続魔法
このカード名の(1)(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分の手札・フィールドのモンスター1体をリリースして発動できる。
デッキから「アザミナ」カード1枚を手札に加える。
(2):モンスターが相手の墓地へ送られた場合、自分フィールドに「アザミナ」モンスターが存在していれば発動できる。
相手は1500LPを失い、自分は1500LP回復する。
(3):魔法&罠ゾーンの表側表示のこのカードが墓地へ送られたターンのエンドフェイズに発動できる。
このカードを自分フィールドにセットする。

このカード自体は「アザミナ」に属さない…が、【アザミナ】の最重要カードに位置する

(1)の効果でアザミナカードをサーチしつつ、場に残ったこのカードが素材になる。
そしてその後も(3)の自己サルベージ効果により素材として再利用ができる。
この通りとても安定でコンパクトな召喚ギミックを実現させたカードである。
「出張」ギミックとしても、この一連の動きが「手札1枚から制約無く万能無効を立たせられる」として高く評されている。

(2)はライフ差をつける効果になる。
発動条件の緩さ、そして3000のライフ差はなんだかんだ大きいというのは事実。
しかし(1)→アザミナ融合→(3)と効果を経由する都合、このカードが表向きで場に残る機会が多くなく、
「この安定した流れに逆らってまで」狙う効果では無いという見方が大半となる。
精々偶々このカードが表向きだった時に、相手が手札誘発を捨てた時のちょっとした嫌がらせに留まる。


融合モンスター

前述の特異な召喚ギミックの反動か、融合モンスターの持つ効果は非常にシンプル。

レベル6

必要な罪宝カードは1枚。

背信聖徒(アザミナ・レア)シルヴィア
融合・効果モンスター
星6/闇属性/幻想魔族/攻1900/守1500
幻想魔族モンスター+魔法使い族・光属性モンスター
このカード名の(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):「背信聖徒シルヴィア」以外の自分の「アザミナ」モンスターが相手に与える戦闘ダメージは倍になる。
(2):相手が魔法・罠・モンスターの効果を発動した時、このカードをリリースして発動できる。
その効果を無効にする。
(3):このカードが戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。
デッキから「罪宝」罠カード1枚を手札に加える。

二頭のオオカミと、橙色の禍々しい棘腕が特徴のモンスター。
そのモチーフからおそらくアステーリャ(後のディアベルスター)と関わりがあった《白き森のシルヴィ》が変じたもの。
そのシルヴィの魂から生まれ、ディアベルスターの相棒として旅に同行する《裏切りの罪宝-シルウィア》との関係は不明。

(1)は戦闘ダメージを倍にする効果。
特に攻撃力が高い《殺戮聖徒レジーナ》を使用する際は、ダメージレースを優位に運べる。
このカードは攻撃力が低いので、効果範囲外にいる分はあまり気にならない。

(2)は万能カウンター効果。
無効にする止まりとはいえ三種のカード効果全てに対応し、更に「効果の発動」に反応するため対応範囲が広い。
リリース後も《殺戮聖徒レジーナ》などで蘇生させることで、何度も効果を無効にできる点も長所。
アザミナを出張させる場合も、このカードを使用できることが最大の目的になる。

(3)は罪宝のサーチ効果。
このカードは(2)の効果でリリースしてしまうので条件が噛み合わず、あまり積極的に狙える効果ではない。

名の由来は元になったシルヴィ込みで「レア・シルウィア」。
ローマ建国の祖たるロムルスとレムス兄弟の母親にあたり、その兄弟がオオカミとされる事もある為「オオカミを率いる女性」の姿で描かれる事もある。


告死聖徒(アザミナ・ムゥ)ルシエラーゴ
融合・効果モンスター
星6/闇属性/幻想魔族/攻2000/守2400
幻想魔族モンスター+魔法使い族・光属性モンスター
このカード名の(1)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが融合召喚した場合に発動できる。
デッキから「アザミナ」カードか「罪宝」カード1枚を手札に加える。
(2):相手フィールドのモンスターの攻撃力・守備力は、自分フィールドの「アザミナ」モンスターの数×500ダウンする。
(3):このカードが戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。
デッキから「罪宝」魔法カード1枚を手札に加える。

妖艶な笑みと、コウモリを思わせる身体が特徴のモンスター。
こちらも白き森の一員たる《白き森のルシア》が変貌したと思われるもの。当然ながら、ルシアから作られた《死の罪宝-ルシエラ》との関係もまだ不明。

(1)はサーチ効果。
「アザミナ」か「罪宝」の好きな方を選べるため、自由度の高い効果になる。
「アザミナ」をサーチするなら、更なるアザミナ融合に繋げることになる。
一方「罪宝」は《原罪宝-スネークアイ》《“罪宝狩りの悪魔”》などのデッキの鍵をサーチして展開を始動する目的となる。

(2)は相手モンスターの弱体化効果。
倍率は悪くないものの、そもそもアザミナモンスターの素の攻守値が高くないため少々もったいない。

(3)は罪宝のサーチ効果。
トリガーは《背信聖徒シルヴィア》と同じだが、こちらは魔法カードをサーチする。
サーチしてすぐに使える点は便利だが、基本的に(1)の効果だけで間に合うことも往々にある。

「極まった」アザミナ展開では、このカードは(1)のサーチ後(あるいは適当な素材にした後)即座に《聖なる薊花》回収のためにEXデッキへ戻されてしまうことが多い。
そのため(2)(3)の効果は中々活かされないが、中継点として一定の評価をされている。

名前の由来はおそらくルシエラ込みで「ムルシエラゴ」であろう。
スペイン語で「コウモリ」を意味する言葉で、人間時代のルシエラはコウモリの使い魔と一つになり吸血鬼のような姿になり、アザミナや罪宝となってもコウモリのモチーフが入っている。


飢渇聖徒(アザミナ・ソル)エリュシクトーン
融合・効果モンスター
星6/闇属性/幻想魔族/攻2700/守 0
幻想魔族モンスター+悪魔族モンスター
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが融合召喚した場合、フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを墓地へ送る。
(2):自分・相手のスタンバイフェイズに、
自分の墓地の、「アザミナ」カードか「罪宝」カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを手札に加える。

蔦のように細長い胴体と四肢、そして棘の多い鎧が特徴のモンスター。

(1)は除去効果。
相手ターンでも発動できる《アザミナ・オフェイレーテス》《アザミナ・ハマルティア》で、対象耐性持ちを出される前に発動させておきたい。

(2)はアザミナか罪宝の回収効果。
スタンバイフェイズの回収なのでやや遅く、特に罠カードを回収した場合は大きなラグが発生する。

おそらく、「罪宝アイトーン」に関連する存在。となれば、件の罪宝を食べて力を得ていた《百鬼羅刹の大饕獣》が変じたものだろうか?
エリュシクトーン(アイトーン)はギリシャ神話に登場する人物で、私欲からデメテルの庭にあった大木を切ろうとした罪人。
止めようとした者を殺し、嫌がる人間に無理やり切らせるよう仕向けて神罰が下るようにし、挙げ句切り倒すことに成功した。
このことに激怒したデメテルはエリュシクトーンに「一生飢え続ける」という呪いをかけ、自分の手足すらも狂気のままに食う存在となったという。


レベル8

必要な罪宝カードは2枚。

殺戮聖徒(アザミナ・モア)レジーナ
融合・効果モンスター
星8/闇属性/幻想魔族/攻3000/守2000
幻想魔族モンスター+レベル6以上の悪魔族モンスター
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):「殺戮聖徒レジーナ」以外の自分の墓地の幻想魔族モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
(2):「殺戮聖徒レジーナ」以外の「アザミナ」カードか「罪宝」カードの効果が発動した時、フィールドのカードを2枚まで対象として発動できる。
そのカードを破壊する。

渦巻く棘蔓と大翼が特徴のモンスター。

(1)は幻想魔族を蘇生する効果。
種族以外の条件や制約は全く無いため、蘇生効果として優秀な部類。
特にリリースさせた《背信聖徒シルヴィア》を蘇生して、カウンター効果をおかわりできる。

(2)は破壊効果。
破壊枚数は2枚"まで"なので融通が効き、フリーチェーンの効果をトリガーにすれば相手ターンでも発動できる。
ただしこの効果は「アザミナ」カードか「罪宝」カードの効果に直接チェーンして発動する効果になる。
そのため優先権を受けた相手が何らかの効果を割り込ませた場合は発動できない。

ボード・アドバンテージを稼ぐ2つの効果は非常に優秀だが、ネックになるのはその召喚条件。
アザミナ融合で召喚するには罪宝カードを2枚も消費しないといけないので、《罪宝の欺き》1枚からでは賄えず負担が大きい。
???「融合召喚って普通そういうものでは…?」
しかも効果は2つとも「他のカードが用意されている前提(単独で機能しない)」なので、猶更悪目立ちしてしまう。
このカードは、アザミナ融合よりも正規融合で本領を発揮するカードとして扱われる(詳しくは後述)。


デッキ解説

アザミナカードはメインデッキ側の枚数が少なく、いわゆる順構築がそもそも不可能。
そのため別のデッキと混ぜる前提のテーマになる。

ここで検討すべきはアザミナカードの枚数。
アザミナを採用する元のデッキと目的に応じて、ここは検討することになる。

ただしいずれの場合であっても、要の《罪宝の欺き》をサーチできる《黒魔女ディアベルスター》の採用は半ば必須。

1つは罪宝カードを元々使用しないテーマへの、いわゆる「出張」。
この場合、罪宝カードは素材として使い捨てになりがちなので、以下の流れを採用するのが精々となる。
展開ルート例
  1. 《“罪宝狩りの悪魔”》を発動し、《黒魔女ディアベルスター》をサーチ
  2. 《黒魔女ディアベルスター》を(1)の効果で特殊召喚し、(2)の効果で《罪宝の欺き》をセット
  3. 《罪宝の欺き》を発動し、(1)の効果で《黒魔女ディアベルスター》をリリースし《聖なる薊花》をサーチ
  4. 《聖なる薊花》を発動し、《罪宝の欺き》を墓地に送り《背信聖徒シルヴィア》をアザミナ融合
これにより、手札1枚とコスト1枚から万能無効化モンスターを召喚できる。
手順4で墓地に送った《罪宝の欺き》はエンドフェイズ時に再セットでき、もし相手ターン中に除去を受けなければ《聖なる薊花》を回収し再び《背信聖徒シルヴィア》をアザミナ融合できる。
またこの流れは召喚権や制約がないため、相手の妨害を踏ませる囮としても有効。

2つは罪宝カードを元々使用するテーマの場合。

デモンスミスアザミナスネークアイ

強い+強い+強い=超強い、とも言いたげな編成であり、実際にガチ大会でも結果を残している。
アザミナを採用するメリットは以下の通り。
  • 《告死聖徒ルシエラーゴ》で罪宝サーチができるため、単純に安定性が向上する
  • 《背信聖徒シルヴィア》を立てる際に《原罪宝-スネークアイ》をアザミナ融合のコストにすることで、その(2)の墓地効果を1ターン目から使用し起点の《スネークアイ・エクセル》をサーチ

なおこのデッキ、
  • そもそもEXデッキの枠を多く割いてギミックを動かす【デモンスミス】
  • EXデッキにのみモンスターがいる【アザミナ】
  • 展開力と制圧力をEXデッキのモンスターで補う【スネークアイ】
という具合に、ただでさえ厳しいEXデッキの枠をギチギチに使うことになる
そのため他のデッキ以上にEXデッキの枠は厳しく振るいに掛けられ、中には他のデッキであれば喉から手が出るほど欲しいカードを平然と切り捨てることも。
具体的には、優秀な妨害・制圧効果を持つはずの《刻まれし魔ディエスイレ》が採用されないなど。

アザミナ側のカードであれば、代用が効く効果の《飢渇聖徒エリュシクトーン》と他のカードを要求する効果の《殺戮聖徒レジーナ》を不採用とし、《告死聖徒ルシエラーゴ》《背信聖徒シルヴィア》を採用するケースが主流。

3つは幻想魔族という特徴を最大限に生かすことを目的とする場合。

【アザミナキマイラ

獣族・悪魔族・幻想魔族の融合デッキであり、アザミナとの共通点もある。
キマイラデッキと混ぜる利点は、アザミナの幻想魔族という種族設定を最大限活用できる点にある。

キマイラ側の融合素材として活用し、妨害数確保とあちらの展開に貢献する。
素材・リリースコストで墓地に行ったアザミナも《大陰陽師 タオ》などの蘇生手段があるため、盤面を維持しやすい。
テーマ外の《エッジインプ・チェーン》を含め墓地効果持ちも多いため、《罪宝の欺き》のコストで捨てられれば理想的。

また本デッキには《幻獣魔王バフォメット》や相性の良いデモンスミス等、レベル6以上の悪魔族モンスターがそこそこいる。
つまり《殺戮聖徒レジーナ》を正規の融合召喚するハードルが低いという長所がある。なんならアザミナ融合よりも楽
これでボード・アドバンテージを存分に稼ぎ、ゲーム進行を優位に運ぶ。


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最終更新:2024年12月18日 16:48